皆さんこんにちは。

2月ですね。

 

明日からの3連休は雪が降る可能性があるようですので、

お出かけする方は、どうぞお気をつけてお出かけください。

 

さて、前回の続きからです。

 

雷雷雷雷雷雷雷雷雷雷雷雷雷雷雷雷雷雷雷

Aさんは20代のインフラエンジニア。

上流から経験を積みたいと考え転職活動に踏み切る。

 

2社から面接の依頼が入るも、

面接の場では、ほとんど何もしゃべれずNG。

しっかり準備もしているのに、

Aさんはどうして面接だと話せなくなってしまうのか?

 

 

 

 

小林:「どうしてAさんは面接の時に話せなくなるのですか?

     緊張してしまうからですか?」

 

Aさん:「・・・(無言)。」 

 

私はAさんが口を開いてくれるのをじっと待つ。

 

 

A:「・・・」

 

小:「・・・」

 

 

プレッシャーを与えないように、私は微笑みながらAさんを待つ。

ここは我慢比べだ。

Aさんが話してくれるまで絶対に私からは話さない。

 

 

A:「あの・・・」

 

小:「はい」

 

A:「まだ入社して間もないときに、自分の思ったことや、

  仕事に対しての希望とかを話していたら、

  その時の上司から、お前新人なんだから余計なこと言うな。

  言われたことにだけ返事をしろ、と強く言われて・・・」

 

小:「はい」

 

A:「それで、自分の考えている事を人に話すのが嫌になったというか、

  自分から話をすることを避けてたかもしれません」

 

小:「なるほど」

 

 

Aさんはパワハラにおびえてしまって、自分から話すことを止めていた。

気持ちは分かりますよ。

でも、そんな状況を変えたいんですよね。

 

小:「ありがとうございます。話してくれて。

   ここまで話してくれたなら、あとは簡単ですよ」

 

Aさんはぽかんとした顔をしている。

 

小:「今までみたいな風通しの悪い環境ではなくて、

   なんでも話し合える風通しの良い環境で働きたいんですよね !?」

 

A:「はい。そうですね」

 

小:「だったら、今後に向けたAさんの夢や

   転職にかけるAさんの想いををそのまま話しちゃいましょうよ」

 

A:「・・・」

 

小:「これまでは面接の準備もしたのに、

   自分の考えは話さないという習慣があったから

   面接で話せなくなっていたじゃないですか」

 

A:「はい。そうです。途中で話すのを止めてしまったり、

  これ話していいのかなと考えてしまってました」

 

小:「そしたら、次は自分の想いや考えを、全部話してみて下さい。

   Aさんが希望しているような風通しの良い会社って、

   自分からコミュニケーションをしてくるような人を採用してますよ」

 

A:「なるほどです」

 

小:「はい。ニコ

     それにですよ、Aさんが自分の思いをしっかりと面接で伝えた際に、

   『 Aさんは話をしすぎるからNG 』、という評価が

   もしもあったとしたら、そこは今と同じような

   風通しが悪い会社だったと考えればいいじゃないですか。

   言いたいことを言うだけで、希望通りの未来はやってきますよ」

   

A:「なるほど! しゃべってもいいんだ !?」

 

 

Aさんは目を輝かせて何度も頷いて、

今後に向けた細かな質問を私に投げかけてくる。

 

もともとやる気はあったのだから、

何かきっかけがあれば、Aさんはちゃんと前に進める。

 

Aさんが元気を取り戻した瞬間を共有でき、

私はエージェントとしての幸せを感じていた。

 

 

 

後日、Aさんは追加で応募した企業から面接のオファーをもらい、

今度は見事に1発で内定を獲得した。

これがAさんの本来の実力だろう。

 

Aさんはすぐに内定を受諾され、

私はAさんに何度か事務連絡を入れる。

 

 

小:「Aさん改めてこの度はおめでとうございました。

  ●月からは新しい環境でのお仕事になりますが、

  慌てず少しずつ馴染んでいってくださいね」

 

A:「はい。ありがとうございます

  でもこんなに簡単に決まっちゃっていいのかな? 

  と、正直思ってます。」

 

小:「えっ? 簡単でしたか?」

 

A:「はい。なんか、面接で自分の考えを言ってみたら、

  これまでと違ってどんどん道が開けていくようで、

  あっ、本当にしゃべってもいいんだなと思って、

  気が付いたら転職決まってました(笑)」

 

小:「なるほど(笑) 

   これまでのAさんの積み重ねがあってこそですが、

   良いご縁に恵まれて本当に良かったですね。」

 

A:「はい。ありがとうございました」

 

 

 

私は電話を切るとそのまま窓際に歩いていき、

じんわりと込み上げてくる嬉しさを抱えながら外を眺めている。

 

「小林さん、今日窓の外見てるの3回目ですけれど大丈夫ですか !?」

 

弊社メンバーである元木から厳しめの指摘が入る。

仕方がないのでデスクに戻り、

PCの画面を見ながらAさんのことを思い出していると

 

「小林さん、これとこれと、申し訳ないけれど早めに見て下さいね !!」

 

メンバーの田中が、ニッコリ笑いながら私に追い打ちをしてくる。

はい、分かりました。

すぐやります。今やります。

 

 

田中からの依頼を終えた私は、素早く男性メンバーの伊勢を捕まえる。

女性メンバーの対応をねちねち愚痴る私を

 

「分かります、分かります」

 

伊勢はすべて受け止めてくれる。

ありがたい。

 

 

またAさんみたいな方のお手伝いをしたいな。

 

>社内連絡

明日も面談頑張ります!

 

 

 

今回もお読みいただきましてありがとうございました。

次回もよろしくお願いします!

 

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小林 敏也 / Toshiya KOBAYASHI