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いわゆる壁ドンですが、そこにロマンスはありません
あるのは圧倒的な威圧感だけです
先日、とある芸人さんといきつけのお店で久しぶりにバッタリしました
「ご無沙汰してます」
の挨拶もそこそこに
「中迫さんと話したかったんですよ!」
と言われ
何事かと思ったら
映画『セッション』のことでした
聞くと、その方はセッション推奨派で
マイノリティな否定派の僕は少し後ろめたい気持ちになりましたが
僕がこの映画を受け入れられなかった理由を述べた上で、その方の話を聞いてみると、
それは僕の想像や、これまで目にしてきたセッション評とは全然違ってめちゃめちゃおもしろいものでした
芸人さん独特の目線
その方はハッキリと言いました
「あれはコントですよ」と
なるほど、そういう目線では観れてなかったな
特に中盤~後半にかけての展開は裏を返せばコントです
言われてみれば僕もツッコミまくりながら観てました
あの映画にリアリティを求めてはいけない
リアリティを求めた僕とはそら視点も違う訳だし
なによりコント映画としてあれを観れるのは芸人さんならではだと思いました
ちなみに、その方がまだ
『バードマン』を観ていなかったことが非常に残念でした
バードマン あるいは(芸人視点の予期せぬ評価)
を、次の機会に是非聞いてみたいです