ヒッピー映画 | 中迫剛オフィシャルブログ「語れり尽くせり。」Powered by Ameba

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現在公開中の
『インヒアレント・ヴァイス』を観てきました


素性が全く知れない覆面作家
トマス・ピンチョンの探偵小説
「LA ヴァイス」を映画化

監督は
ブギーナイツ
マグノリア
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド等の
ポール・トーマス・アンダーソン

これまでの作品もはっきり言って万人受けするものではないし
本作ももちろん例外ではありません

内容に関してはとやかく言いません

頑張って説明しようとしましたが、面倒なので止めました(苦笑)

ヒッピー、サイケデリック、私立探偵
そして、70sポップカルチャーが大好きな人は是非観に行ってほしいです

言いたいことはそれだけです




そもそもが、ヒッピーを題材にした映画って万人受けしませんからね


古くは
イージーライダー



ステッペン・ウルフの
"Born To Be Wild"が有名な映画ですが
("ワイルドでいこう"って邦題もね)

本編は決して楽しい映画ではないし、今の人達が観たら「???」なラストだと思います

そういう意味でも、当時のヒッピーに対する世間の扱いや風当たりを知るのに
『インヒアレント・ヴァイス』はいいかも知れません


他にまだ比較的理解しやすく、個人的にオススメなのが
『アクロス・ザ・ユニバース』


全編ビートルズの楽曲で描かれたミュージカル映画です


ちなみに主人公の名前はジュードです(笑)


題材はヒッピーではありませんが
ファッションや音楽、物語としてオススメなのは
『あの頃ペニーレインと』

原題『Almost Famous』

このときのケイト・ハドソンはほんと可愛かった!

その後、"新ラブコメの女王"なんて肩書きをつけられてからは、サヨナラって感じですけど、、、

それから当時、映画デビュー作で主演に抜擢されたパトリック・フュジットは
これ以降パッとした作品に出てなくて
どこに行ったんや?って思ってたら
昨年『ゴーン・ガール』で刑事役で出ててビックリしました


と、いうより最初は気づきませんでした


そして、"気づかなかった"で、いうと
劇中で流れて、サントラにも入ってる
エルトン・ジョンが歌う
"Tiny Dancer"


この曲が
機動戦士ガンダムの『哀・戦士』の元ネタだってことも最近知りました

まさかこんな曲にインスパイアされてるなんてわからんよ


他にもヒッピー映画は沢山あります
わかりやすいのところで言うと
『フォレスト・ガンプ』もそうなんですが





基本的には、そういう文化をある程度理解していないと深く入り込めないジャンルではあるかも知れませんね