2022年11月16日に総務省のホームページで公表されたパブコメ
総務省|報道資料|ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案に対する意見募集 (soumu.go.jp)
について結果が公表されました。
総務省|報道資料|ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案に対する意見募集の結果及び電波監理審議会からの答申 (soumu.go.jp)
自局がブログ記事にした「無線局免許状の簡素化」については、
明確な回答がありました。
【MKR要約】
意見:「一括表示記号」に空中線電力を併記するべきだ。
総通:これからは「一括表示記号」だけです。
という事ですので、自局が勝手に予想した通りの表記となるようです。
1KW免許の局はガッカリされているかも。
次に、自局が一番興味があり意見も提出した4アマ 100W機合法化(10W運用)に対する回答もありました。
以下文中の「例示」は自局が提出した意見とは若干異なるので、おそらく他局からも同様の意見があったと推測します。
【MKR要約】
質問:たとえば3アマが100W機でパワーを50Wに絞れば運用できるようになるのか?
総通:ハイパワー機でパワーを絞っても運用してはいけません。
これは意外な回答でした。
そうであれば、
改正前:
無線設備の発射可能な空中線電力は、資格の操作範囲内とする。
ただし、資格の操作範囲を超える空中線電力の送信装置を切替器によって当該操作範囲の空中線電力に低減することは認められない。
の条文から「ただし、」以降の文章をあえて削除する必要はないと思いますが、
改正後:
無線設備の発射可能な空中線電力は、資格の操作範囲内とする。
の条文のみであっても、元々ハイパワー機での電力低減運用を認めていないという解釈らしいです。
と言う訳で、今後も各無線機メーカーから同一モデルで10W、50W、100W機がラインナップされることが確定しました。
(どうせ100W機しか売れないのでしょうが。。。)
一括表示記号の免許状が見てみたいので、施行後(9月以降)に再免許申請をしてみることにします。