IC-4100Lのアンテナがボロボロ | JL7KHN/ミヤギKI529のブログ

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飛んでけ しょぼ波 どこまでも~

■電波は飛ばず、破片は飛ぶ…
icomのIC-4100L。

電池一本で動作し、割と音量も大きく、ALINCOの様にボリューム大にすると電圧降下で電源が落ちる事も無く、そして筐体も小型。
なんと言っても、L付きモデルはロングアンテナで、見た目にはかなり飛びそうなモデルです。

そんな「良いこと尽くめ」に見えるリグですが、実際は100km越えれば万々歳な性能。

なので、極一部の方と、「飛ばない無線機チャレンジ」をやる時くらいしか使っていないリグです。


 

 

■もう一つの弱点
コイツの弱点は飛ばない以外に、アンテナがボロボロになる事が有ります。
暫くは騙し騙し使ってましたが、遂にこんな姿に…

加水分解です。


樹脂の加水分解(ハイドロリシス)は、樹脂が水と反応し、分子の分解が進むプロセスで、一般的にポリエステルやポリウレタンなどの樹脂で起こす反応です


大まかには、

・水分子が樹脂の分子鎖に結合して、エステル結合やアミド結合などを切断。

・温度や湿度が高い環境で加水分解が加速。

 ・加水分解を防ぐためには、防湿包装や低温保管などの方法が有効。


とは言え、外で使う物が弱いと言うのはねぇ…

■とりあえずコレで

外装交換に出すと、多分新しく買った方が安くなります。だからと言って買い換えるのはSDGs的では有りません。

なら…と言う事で、収縮チューブをかけてみました。
黒いチューブの在庫が無かったので、赤色を。

 まっ、いっか…

これでまた暫く使います。


IC-4100L同士のチャレンジャーを募集中です😅