完璧は無い(IC-705のディスプレイスプリアス) | JL7KHN/ミヤギKI529のブログ

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飛んでけ しょぼ波 どこまでも~

今日もコンディションがイマイチ。
なので、何となくBセグで実験です。

殆ど使わないHFJ-350Mを引っ張り出してみます。
アンテナアナライザーを使ってみてわかったのですが、ちょっとクセと言うかコツが要る様です。
並列共振はリグ本体のSWR計では気付けない…



自宅の駐車場のせいかと思い、広い河川敷へ移動。
何気なしに6mでポチポチやっていたら、ある事に気づきました。
手をディスプレイに近づけるとノイズを受信します。


自宅へ帰り、改めて見てみる事にしました。
仕事みたいですが(笑)こんなピックアップループを繋げ、リグ自身で受信させます。
18kHzステップくらいの高調波がローバンドからVUまでずっと続いています。

場所とバンド毎で強度に差がある事から、バックライトのインバータ回路と思われます。

なので、バックライトを消してみると…
見事に消えます。

ちゃんとしたスペアナにプリアンプを入れて同様に測定しましたが、スプリアスが見えてこない事から、レベルとしては低い様です。

しかしながら、モービルなどアンテナが比較的近い位置にあると、操作時に手を伸ばした時にノイズが入ってしまう場合があります。

そのレベルの最大値はS5と割とインパクト大です。
これ、IC-705のコンセプトからすると、メーカーさんは気付かなかったとは思えません。
恐らく割り切ったんでしょう。

無論、固定等アンテナ距離が十分であればスプリアスが飛び込む事も無く、何ら問題はありません。

人の作りし物、完璧と言うのは無いんです。