【DJ5FS】リアシートベルトリトラクター不良 | JL7KHN/ミヤギKI529のブログ

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飛んでけ しょぼ波 どこまでも~

■マツダらしさ

我が家のデミオも13万kmを越えていますが、市場の不具合情報とは裏腹に、エンジン、ミッション共に好調です。

確かにエンジンオイルは5,000km、ATFは1年毎、インマニのススとブローバイも1年毎にオーバーホールしているので、まぁ壊れないかと。


その一方で、微妙な壊れ方をするのがマツダ。


今回もその対応です。



■戻らない

リアのシートベルトが戻らない不良現象は、新車購入後3年くらいから出始めました。

最初の内はリトラクター(巻取り装置)にシリコンオイルを塗布して誤魔化していましたが、どうにも悪化していくので、4年目辺りに初期不良交換してもらっています。


それがまた再発。




初期不良交換(保証)は5年まであり、このシートベルト交換は部品代だけで片方9,000円ほどします。(何故か左右で値段が違う)


リアシートには殆ど乗ることはありませんが、偶に乗ると、シートベルトが戻らずフェンダーに当たりキズが入ります。



仕方無く乗っていましたが、ふとメーカーwebサイトを見ていると…リコール・サービスキャンペーンにデミオとシートベルトの文字が見えました。


発表は令和6年3月。

おや?ウチの車の車検は令和6年4月だぞ…

オイ!ディーラー、ホントに点検したのか??😅

申告しないと替える気は無いんでしょうね。


(メーカーwebサイトから転載)

内容
リアシートベルトにおいて、リトラクター(巻き取り装置)の構成部品を嵌合している部分の保持力が低いものがあり、駐車中の温度変化により、当該構成部品が膨張と収縮を繰り返すと、さらに保持力が低下することがあります。そのため、嵌合している部品がずれ、リトラクター内部で部品同士が干渉し、リアシートベルトを引き出した際や巻き取る際に異音が発生すると共に、リアシートベルトを巻き取る力が弱まり、巻き取りにくくなるおそれがあります。


 【従来の保証期間】
新車を登録した日から5年、ただし走行距離は10万km以内 
【変更後の保証期間】
新車を登録した日から10年(走行距離は無制限)
ただし、開始から1年間(令和7年3月末まで)は、
10年超の経過車両についても保証します。



と言うことで、無事に対策部品へ交換されました。




それにしても、エンドユーザーにとって、こういう所の作りの悪さは不安を呼びます。

「安全装置がこんな状態でホントに大丈夫?」、「他の所は気付かないだけじゃないの?」と思うのが普通かと。



自分でマツダ車を所有するのは初めてですが、あまりに利益率に走り過ぎてないのかな?と、言うのを定期的且つ起点に色々考えさせてくれる車なのでした。