簡易CB用アンテナチェッカー、メータータイプ | JL7KHN/ミヤギKI529のブログ

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飛んでけ しょぼ波 どこまでも~

先日アップしたアンテナチェッカーですが、興味を持って頂けた方が多かった反面、「もうちょっと細かな変化をみたい」と言うご意見もありました。

そんなマニアな方(笑)向けに、好まれそうなメーター仕様を作ってみました。

■材料
・ラジケータ
壊れた無線機から外しても良いと思います。
注意点はメーターなら何でも良い訳ではなく、電圧計や電流計は使えません。μAレベルで動くラジケータである必要があります。

・ダイオード
ゲルマニウムダイオードかショットキーダイオードであれば使えます。
壊れた無線機から外しても良いです。

・半固定抵抗
正直何Ωでも良いと思いますが、とりあえず10kΩ前後でOKです。もしかしたら巻数のコントロールのみで、抵抗不要に出来るかも?

・フェライトコア
アンテナの太さプラスビニール線が何本か通るくらいの太さのコア。

・ビニール線 適宜

■回路
簡単です。私の試作品は、目の前にたまたま落ちていた50kΩを使ってます(笑)
繋げはこんな感じ。
完成形。
送信した時に、ちょうど真ん中くらいに針が来る様にボリュームを調整して下さい。

■使ってみると…
こんな感じで手を添える場所により振り方が変わります。
多分、この感じがEsQSO時のSメーターっぽくて惹かれるのかもしれませんね。

これを使う事で、リグ周辺要素がどれくらい影響を受けるのか?見えない電波が見えてくるかの如くイメージ出来ると思います。

もちろん、真面目な話をすればこう言う測定方法では無くなり、もっと難しく、もっと大掛かりになります。
しかしながら、こんな実験で少しでも技術っぽい事に興味を持って頂ければ幸いです。