1週間以上、停滞しててすみませんでした。
インフルエンザにかかっていて更新できませんでした。
僕が休んでる間に学校で流行してしまったらしく休校になっていました。
インフルエンザ、気をつけてください。
明日夢はヒビキに連れられ修行場に戻っていた。
あの後、何がどうなったのかよく覚えていない。
黙っていたヒビキが口を開いた。
「明日夢、あんなこと言われて落ち込むのはわかるけど・・・あんまり気にするなよ。」
「はい・・・」
明日夢は消え入るように返事をした。
「まぁあきらはちょっと真面目すぎるっていうか・・・多分明日夢に助けられて劣等感感じちゃったんだろうな。でもな、明日夢。お前は鬼を目指す者として大切なことを教えておきたいんだ。」
「えっ?」
「鬼っていうのは魔化魍から人を守るのが役目だ。それはたとえ他の流派や嫌いな人でも関係ない。魔化魍からどんな人でも守ってかなきゃいけない。今回みたいにその人のために戦っても感謝されないことだってある。でもな人助けってのは取引じゃないんだ。たとえ感謝されなくたって鬼として人として守らなきゃいけないものを守っていく、そんな気持ちを明日夢には忘れないでほしいんだ。さっきだって明日夢はあきらに感謝されたいから助けたんじゃなくて、あきらを助けたいって思ったから行動したんだろ。助けたいって純粋に思ったから音叉剣だって出せたんだ。」
「ありがとうございます!何か気持ちがちょっとだけ楽になりました!」
明日夢も少し元気が出たようだ。
「よし!じゃあもっと守れるようになるために修行を始めるか!」
「はい!」
威吹鬼流の道場にて。
イブキに呼び出されたあきらは応接室でイブキを待っていた。多分、さっきのことで話があるのだろう。
あきらだって分かっていた。あのとき明日夢に怒鳴ったのは明日夢が憎いからじゃない。単に自分が感じていた劣等感を彼に爆発させただけだ。彼は何も悪くない。逆の立場だったら自分だって助けに行っただろう。それをあんな風に言われたらどう思うか。本来ならあのときは礼を言うべきだったのだろう。流派の違いの垣根を越えて助けに来てくれたのだろうから。
(でも・・・私は・・・)
イブキが応接室に入ってきて自分の前に座った。
「あきら、何の話か分かってるよね?」
「はい・・・」
「あのとき、明日夢君はあきらを助けてくれたのにあきらは彼に怒鳴ったよね。あれはどうしてだい?」
「・・・他の流派の人に助けられたことが悔しくて・・・あんなことを・・・」
「そうか・・・もしあのとき2人の立場が逆だったら、あきらはどうしてた?」
「それは・・・助けにいってました。」
「そうだよね。人を魔化魍から守るのが鬼でそこに流派は関係ない。あきらだってそれは分かってるはずだよ。明日夢君がやったことは鬼として立派な行動だ。あきらにもあんな風になってほしいと思うんだ。」
「私に・・・?」
「うん、あきらにはただ鬼として力をつけて技を磨くだけじゃなくて・・・もっと人として成長してほしんだ。」
「はい。」
「もう分かってるよね?今から自分が何をすべきか。」
「えぇ。響鬼流の修行場ってどの辺りですか?」
「289、299、300」
ヒビキが腕立て伏せをしていると、そこへあきらが駆けてきた。
「あっあの・・・」
ヒビキはあきらを見ただけで彼女がここに来た理由を察した。
「今は自主練の時間でな。明日夢は向こうの川のほうへ行ったぞ。」
「そうですか、ありがとうございます。」
ヒビキは川のほうへ走っていくあきらを見送った。
「さぁ、2人はどうするかな。」
明日夢は川辺で音叉剣を出し剣術の修行をしていた。
(頑張れ明日夢!)
(今の一太刀は良かったぞ!)
ディスクアニマルたちが明日夢を応援している。
そこへあきらがやってきた。走ったせいか少し息があがっている。
「あきらさん?」
あきらに気づいた明日夢は手を止めた。
(おい、お前何しに来たんだよ!?)
(また明日夢に何か言うつもりか!?)
ディスクアニマルたちは警戒しているが、あきらにはそれが分からない。
「あっあの・・・」
あきらは顔を下に向けるがやがて意を決すると、
「さ、さっきはあんなひどいこと言ってごめんなさい!」
そう言って頭を下げた。
「いや、俺はもう気にしてないから大丈夫だよ・・・」
謝られると思ってなかった明日夢は少し戸惑っている。
「ほんとはあなたが羨ましかったんです。私よりも遅く修行を始めたのに専用の音叉貰えて、早いペースで修行して、音叉剣まで使えるようになって、嫉妬してたんですあなたに。それであんなことを。」
「そうだったんだ・・・でも俺だってそんな大したことないよ。あきらさんのほうが絶対すごいって。俺が音叉貰えたのだって早いうちから持っておいたほうがいいってヒビキさんが言ったからだし。」
「そんなことないです・・・」
真面目にそう言った明日夢にあきらは少し恥ずかしそうに答えた。
「その・・・これからはさ。流派違うけど・・・一緒に頑張ってこうよ!」
明日夢はそう言って手を出した。
あきらは少し戸惑ったが明日夢の手を握ると
「はい!お互い高めあっていきましょう!」
目を潤ませながら上目遣いでそう言った。
明日夢の心の中で何かが跳ねた。要するにドキっとした。
(今まできつそうな人だと思ってたけど、あきらさんってこんなに綺麗な人だったんだ・・・)
次回予告
大量発生するバケネコ
「遂に親玉登場ってとこか。」
バケネコに襲われる弟子たち
「やられた!俺たちと弟子たちを引き離すのが目的だったか!」
音錠を鳴らす戸田山。
「俺が、俺がみんなを守るっす!」
響鬼が気合を込めている。蒸気が体から発せられている。
「昔の術を蘇らせたのは明日夢だけじゃないぜ!」
あの後、何がどうなったのかよく覚えていない。
黙っていたヒビキが口を開いた。
「明日夢、あんなこと言われて落ち込むのはわかるけど・・・あんまり気にするなよ。」
「はい・・・」
明日夢は消え入るように返事をした。
「まぁあきらはちょっと真面目すぎるっていうか・・・多分明日夢に助けられて劣等感感じちゃったんだろうな。でもな、明日夢。お前は鬼を目指す者として大切なことを教えておきたいんだ。」
「えっ?」
「鬼っていうのは魔化魍から人を守るのが役目だ。それはたとえ他の流派や嫌いな人でも関係ない。魔化魍からどんな人でも守ってかなきゃいけない。今回みたいにその人のために戦っても感謝されないことだってある。でもな人助けってのは取引じゃないんだ。たとえ感謝されなくたって鬼として人として守らなきゃいけないものを守っていく、そんな気持ちを明日夢には忘れないでほしいんだ。さっきだって明日夢はあきらに感謝されたいから助けたんじゃなくて、あきらを助けたいって思ったから行動したんだろ。助けたいって純粋に思ったから音叉剣だって出せたんだ。」
「ありがとうございます!何か気持ちがちょっとだけ楽になりました!」
明日夢も少し元気が出たようだ。
「よし!じゃあもっと守れるようになるために修行を始めるか!」
「はい!」
威吹鬼流の道場にて。
イブキに呼び出されたあきらは応接室でイブキを待っていた。多分、さっきのことで話があるのだろう。
あきらだって分かっていた。あのとき明日夢に怒鳴ったのは明日夢が憎いからじゃない。単に自分が感じていた劣等感を彼に爆発させただけだ。彼は何も悪くない。逆の立場だったら自分だって助けに行っただろう。それをあんな風に言われたらどう思うか。本来ならあのときは礼を言うべきだったのだろう。流派の違いの垣根を越えて助けに来てくれたのだろうから。
(でも・・・私は・・・)
イブキが応接室に入ってきて自分の前に座った。
「あきら、何の話か分かってるよね?」
「はい・・・」
「あのとき、明日夢君はあきらを助けてくれたのにあきらは彼に怒鳴ったよね。あれはどうしてだい?」
「・・・他の流派の人に助けられたことが悔しくて・・・あんなことを・・・」
「そうか・・・もしあのとき2人の立場が逆だったら、あきらはどうしてた?」
「それは・・・助けにいってました。」
「そうだよね。人を魔化魍から守るのが鬼でそこに流派は関係ない。あきらだってそれは分かってるはずだよ。明日夢君がやったことは鬼として立派な行動だ。あきらにもあんな風になってほしいと思うんだ。」
「私に・・・?」
「うん、あきらにはただ鬼として力をつけて技を磨くだけじゃなくて・・・もっと人として成長してほしんだ。」
「はい。」
「もう分かってるよね?今から自分が何をすべきか。」
「えぇ。響鬼流の修行場ってどの辺りですか?」
「289、299、300」
ヒビキが腕立て伏せをしていると、そこへあきらが駆けてきた。
「あっあの・・・」
ヒビキはあきらを見ただけで彼女がここに来た理由を察した。
「今は自主練の時間でな。明日夢は向こうの川のほうへ行ったぞ。」
「そうですか、ありがとうございます。」
ヒビキは川のほうへ走っていくあきらを見送った。
「さぁ、2人はどうするかな。」
明日夢は川辺で音叉剣を出し剣術の修行をしていた。
(頑張れ明日夢!)
(今の一太刀は良かったぞ!)
ディスクアニマルたちが明日夢を応援している。
そこへあきらがやってきた。走ったせいか少し息があがっている。
「あきらさん?」
あきらに気づいた明日夢は手を止めた。
(おい、お前何しに来たんだよ!?)
(また明日夢に何か言うつもりか!?)
ディスクアニマルたちは警戒しているが、あきらにはそれが分からない。
「あっあの・・・」
あきらは顔を下に向けるがやがて意を決すると、
「さ、さっきはあんなひどいこと言ってごめんなさい!」
そう言って頭を下げた。
「いや、俺はもう気にしてないから大丈夫だよ・・・」
謝られると思ってなかった明日夢は少し戸惑っている。
「ほんとはあなたが羨ましかったんです。私よりも遅く修行を始めたのに専用の音叉貰えて、早いペースで修行して、音叉剣まで使えるようになって、嫉妬してたんですあなたに。それであんなことを。」
「そうだったんだ・・・でも俺だってそんな大したことないよ。あきらさんのほうが絶対すごいって。俺が音叉貰えたのだって早いうちから持っておいたほうがいいってヒビキさんが言ったからだし。」
「そんなことないです・・・」
真面目にそう言った明日夢にあきらは少し恥ずかしそうに答えた。
「その・・・これからはさ。流派違うけど・・・一緒に頑張ってこうよ!」
明日夢はそう言って手を出した。
あきらは少し戸惑ったが明日夢の手を握ると
「はい!お互い高めあっていきましょう!」
目を潤ませながら上目遣いでそう言った。
明日夢の心の中で何かが跳ねた。要するにドキっとした。
(今まできつそうな人だと思ってたけど、あきらさんってこんなに綺麗な人だったんだ・・・)
次回予告
大量発生するバケネコ
「遂に親玉登場ってとこか。」
バケネコに襲われる弟子たち
「やられた!俺たちと弟子たちを引き離すのが目的だったか!」
音錠を鳴らす戸田山。
「俺が、俺がみんなを守るっす!」
響鬼が気合を込めている。蒸気が体から発せられている。
「昔の術を蘇らせたのは明日夢だけじゃないぜ!」
(こんなところで私は終わるの・・・まだ鬼にもなってないのに、こんなところで・・・嫌・・・)
あきらは涙を堪えるのに必死だった。
とそこであきらの横を何か熱いものがかすめた。
それはそのままツチグモに直撃した。
「あきら大丈夫か!」
響鬼と明日夢が駆けつけた。
さっきの攻撃は響鬼の鬼棒術、烈火弾だ。
明日夢はあきらの横に来ると音流を手に取り、目を閉じ集中してパッと目を開けて
「音叉剣!」
と言うと音流の2つの先端の間が光り、そこから刃が伸び音流は呪術刀、音叉剣へと変形した。
明日夢は音叉剣でツチグモの口からあきらへと伸びている糸を斬った。
あきらは糸でぐるぐる巻きにされたまま地面へと倒れこんだ。
「よくやった、明日夢!」
響鬼は烈火を一本だけ持ち、はぁぁぁぁと気合を込めると炎で出来た刀身が烈火の先端から伸びた。
これがもう1つの鬼棒術、烈火剣だ。
響鬼はツチグモが吐く糸を烈火剣で切り裂きながらツチグモに接近すると2本の前足を斬った。
足を失くしたツチグモは堪らず倒れこむと響鬼は烈火剣を引っ込め両手でツチグモの腹を押さえ、そのまま引っ繰り返した。
同じ頃、あきらが捕まったことでうろたえていた威吹鬼だが響鬼と明日夢に助けられたことで一気に気が抜けたようだ。
怪姫は斬鬼に横取り(?)されていた。
「おらぁ!!!」
斬鬼は拳に気合を込めると拳に稲妻が奔った。斬鬼の鬼闘術、雷撃拳だ。
電撃をまとった拳で怪姫に正拳突きを叩き込むと怪姫は断末魔とともに爆発した。
響鬼は仰向けになったツチグモの腹に火炎鼓を貼り付けると、火炎鼓はツチグモの大きさに合わせて巨大化した。
「音撃打、猛火怒涛の型!!!」
烈火を左右交互に叩きつけた。火炎連打に比べると打数が少ないがテンポが整っている。
火炎連打では倒すのが難しい大型の魔化魍を倒すのに向いている型だ。
響鬼が気合とともに最後の一撃を加えるとツチグモは爆散した。
響鬼がツチグモと戦っている間
明日夢は糸に巻かれているあきらを助けようとしていた。
「よし、お願い!」
明日夢は腰に下げているディスクを一枚取って展開した。
展開された黄蘗蟹はあきらのもとへ走ると自慢の鋏であきらを縛っている糸を切っていった。
あきらは糸の拘束から解放されたが、まだ怯えているのか自分で立てないようだった。
「大丈夫!?」
明日夢はあきらに手を差し延べた。
(また助けられた・・・)
あきらは自分のことを心配してくれている明日夢の手を見た。
あきらは明日夢の手に自分の手を伸ばすと明日夢の手を乱暴にはたいた。
「えっ!?」
明日夢は狼狽した。
あきらは明日夢の手をはたいたことで恐怖心から立ち直ったのか自分で立ち上がると
「あなたは良いことしたつもりかもしれませんが余計なお世話なんです!」
「いや、でも・・・だって・・・」
「あんたなんかに、あんたなんかの助けなんかなくたって・・・」
ツチグモを倒した響鬼は気まずい雰囲気になっている明日夢とあきらに気づいた。
「えっ!?おいおい一体なにがあったんだ?」
「あきら・・・」
威吹鬼も戸惑っていた。
あきらは涙を堪えるのに必死だった。
とそこであきらの横を何か熱いものがかすめた。
それはそのままツチグモに直撃した。
「あきら大丈夫か!」
響鬼と明日夢が駆けつけた。
さっきの攻撃は響鬼の鬼棒術、烈火弾だ。
明日夢はあきらの横に来ると音流を手に取り、目を閉じ集中してパッと目を開けて
「音叉剣!」
と言うと音流の2つの先端の間が光り、そこから刃が伸び音流は呪術刀、音叉剣へと変形した。
明日夢は音叉剣でツチグモの口からあきらへと伸びている糸を斬った。
あきらは糸でぐるぐる巻きにされたまま地面へと倒れこんだ。
「よくやった、明日夢!」
響鬼は烈火を一本だけ持ち、はぁぁぁぁと気合を込めると炎で出来た刀身が烈火の先端から伸びた。
これがもう1つの鬼棒術、烈火剣だ。
響鬼はツチグモが吐く糸を烈火剣で切り裂きながらツチグモに接近すると2本の前足を斬った。
足を失くしたツチグモは堪らず倒れこむと響鬼は烈火剣を引っ込め両手でツチグモの腹を押さえ、そのまま引っ繰り返した。
同じ頃、あきらが捕まったことでうろたえていた威吹鬼だが響鬼と明日夢に助けられたことで一気に気が抜けたようだ。
怪姫は斬鬼に横取り(?)されていた。
「おらぁ!!!」
斬鬼は拳に気合を込めると拳に稲妻が奔った。斬鬼の鬼闘術、雷撃拳だ。
電撃をまとった拳で怪姫に正拳突きを叩き込むと怪姫は断末魔とともに爆発した。
響鬼は仰向けになったツチグモの腹に火炎鼓を貼り付けると、火炎鼓はツチグモの大きさに合わせて巨大化した。
「音撃打、猛火怒涛の型!!!」
烈火を左右交互に叩きつけた。火炎連打に比べると打数が少ないがテンポが整っている。
火炎連打では倒すのが難しい大型の魔化魍を倒すのに向いている型だ。
響鬼が気合とともに最後の一撃を加えるとツチグモは爆散した。
響鬼がツチグモと戦っている間
明日夢は糸に巻かれているあきらを助けようとしていた。
「よし、お願い!」
明日夢は腰に下げているディスクを一枚取って展開した。
展開された黄蘗蟹はあきらのもとへ走ると自慢の鋏であきらを縛っている糸を切っていった。
あきらは糸の拘束から解放されたが、まだ怯えているのか自分で立てないようだった。
「大丈夫!?」
明日夢はあきらに手を差し延べた。
(また助けられた・・・)
あきらは自分のことを心配してくれている明日夢の手を見た。
あきらは明日夢の手に自分の手を伸ばすと明日夢の手を乱暴にはたいた。
「えっ!?」
明日夢は狼狽した。
あきらは明日夢の手をはたいたことで恐怖心から立ち直ったのか自分で立ち上がると
「あなたは良いことしたつもりかもしれませんが余計なお世話なんです!」
「いや、でも・・・だって・・・」
「あんたなんかに、あんたなんかの助けなんかなくたって・・・」
ツチグモを倒した響鬼は気まずい雰囲気になっている明日夢とあきらに気づいた。
「えっ!?おいおい一体なにがあったんだ?」
「あきら・・・」
威吹鬼も戸惑っていた。