国公立前期試験も終わり一息ついたので、久しぶりに更新します。
小説書いていたにも関わらず受験で停滞することになってしまい、読んでくれたいた方には本当に申し訳ないと思っています。
試験の結果はどうなるかまだわからないので、何とも言えないのですが、もし浪人することになったらまた更に停滞することになると思います。
成績やセンター試験の結果からもともと志望していた大学よりも下のレベルの大学を受験することになって、そこも絶対に合格したとは言い切れない出来です。
合格したとしても、その大学に行くかどうかは正直迷ってます。
浪人して、もともと志望していた大学を受験したいという気持ちもあります。
これからどうなるのかは自分にも全然わからなくて、今は親、先生、友達と相談している状況です。
進路が分かり次第、小説をどうするのか決めます。
そもそもこの小説を読んでる人なんてほんの数人なんだと思いますが、やっぱり大切にしたいので辞めるということは考えていません。
こんな 自分ですが、これからもよろしくお願いします。
「きゃっ!?」
威吹鬼流の弟子の少女が1人、バケネコに突き倒された。
追い討ちをかけようとするバケネコを明日夢が足刀蹴で吹っ飛ばした。
「大丈夫!?」
「ええ、まだ戦えるわ!」
2人はまたバケネコの群れに向かっていった。
(なんとかこの場所を威吹鬼さんたちに伝えないと・・・)
上段蹴で顎を蹴り上げながらあきらは1匹の蛇のディスクアニマル、鈍色蛇が戻ってきたのを見つけた。
「1匹残ってた!威吹鬼さんたちにこの場所を知らせて!」
あきらが指示すると鈍色蛇はまたもときた道を戻り始めた。
鈍色蛇に気づいたバケネコが壊そうと飛び掛かろうとしたが、そのまえに戸田山の渾身の正拳突きから下半身を捕まれてそのままジャイアントスイングの要領で振り回されて投げ飛ばされた。
「もうすぐ斬鬼さんたちが来るっす!みんなそれまでもう少しの辛抱っす!」
3人の鬼が山道を走っていた。
響鬼は紅化したことにより身体能力が向上しているため2人よりも先を走っていた。
「ん!?あれは?」
響鬼紅は前方から這ってくる鈍色蛇に気がついた。
「それはあきらのディスク!」
追いついた威吹鬼が鈍色蛇を指差して言った。
「こいつの慌て様。どうやらまずいことになってるみたいだな。いそがねえと。案内してくれ!」
3人の鬼は鈍色蛇の導かれながら走り続けた。
弟子勢はボロボロだった。
鬼に変身している戸田山はともかく残りの弟子勢でまともに戦えそうなのは明日夢とあきらと斬鬼流の弟子が1名程だった。
戸田山が前で戦って3人は動けなくなった弟子たちを庇うように立っていた。
バケネコの横薙ぎの爪が戸田山の腹部を斬りつけた。
「うわぁぁぁぁぁぁ」
戸田山はたまらず悲鳴をあげて倒れた。
「戸田山さん!」
斬鬼流の弟子が欠片になったディスクを手裏剣のように投げると戸田山を斬ったバケネコに刺さり怯んだところを明日夢とあきらの蹴りが襲った。
間髪入れずに明日夢が音叉剣の横払いで牽制してあきらと2人がかりで戸田山を運んで下がった。
「戸田山さん!大丈夫ですか!?」
斬鬼流の弟子たちが戸田山に駆け寄った。
「俺はまだまだ大丈夫っす!」
バケネコたちとて無傷ではない。体中に切り傷、刺し傷、打ち身がある。それで動きは鈍ってはいるのだが音撃を受けていないバケネコたちは死ぬことはないのだ。
「斬鬼さんが来るまでまだまだ戦わないと・・・うっ!?」
どうやら先ほどの爪の攻撃が予想以上に効いているようだ。
「くそう!来るなよ!こっち来るなよ!」
明日夢が音叉剣で牽制をし続けているが長くは持たないだろう。恐怖感からか動きがだんだんと大振りになり隙が大きくなってきた。
バケネコはそれを見逃さなかった。爪の一撃が明日夢の手に伸びた。
明日夢もとっさに反応してかわしたのだが、手の甲に当たり音流を手放してしまった。
「うわぁ!しまった!」
尻餅をついた明日夢に飛び掛ろうとしたそのとき、バケネコは別の何かに飛び掛られた。
「この野郎!丸腰の子供を襲うな!」
戸田山はバケネコを数発殴って距離をとった。
「戸田山さん!大丈夫なんですか!?」
「大丈夫っすよ!斬鬼流の鍛え方を舐めちゃいけないっす!」
あれほどの傷を受けながらまだ動ける戸田山に驚きながらもバケネコが今度は群れで襲いかかろうとしたそのとき―
「はぁ!!!」
別の方向から紅い人影が躍り出た。
「響鬼さん!・・・ですよね?」
明日夢は響鬼のようだが色が紫のマジョーラではなく紅色の鬼に戸惑っている。
響鬼紅は烈火弾でバケネコを一蹴すると明日夢のほうを向き
「おう!これが俺の修行の成果だ!それよりも明日夢よく頑張ってくれたな!お前ならきっと大丈夫だって信じてたよ!とそこにいる見慣れない鬼は姿からして戸田山か?みんなを守ってくれたんだな。こっからは俺に任しとけ!」
人差し指と中指で敬礼するとバケネコのほうへ向き直り
「はぁぁぁぁぁぁぁ、灼熱真紅の型!!!」
バケネコが避けるより先に烈火の強打が叩き込まれ、炎の紋が浮かび上がると爆発して土に還っていった。
「は~~~~~~~~~~~~~」
安心した明日夢と戸田山は一気に緊張がほどけ、同時に座り込んだ。
響鬼紅も響鬼に戻ると首から上だけ変身を解き駆け寄ってきた。
「お疲れさん!すまなかったな、来るのが遅れちまって。みんな大丈夫か!?」
「多分大丈夫です・・・」
明日夢が疲れきった表情で答えた。
「みんな大丈夫かい!?ちょっと斬鬼さん、僕の前を走らないでくださいよ!」
「黙れ若造が!お前ら大丈夫か!?」
威吹鬼と斬鬼も遅れてやって来た。
「斬鬼さん!来るのが遅いっすよ!響鬼さんが全部片付けちゃったっす!」
「そうか・・・ってお前変身したのか!?」
「はい!あっでもすいません!許可なく変身してはいけないって言われてたのに言いつけ破っちまいました!どんな罰でも受けるっす!」
「あのなぁ俺は緊急の時には許すって言ったがな。まぁでもお前がそこまで言うんならしかたねぇ。道場の掃除でもやってもらうか。」
「そっそんなぁ待ってくださいよザンキさん。」
「まぁとりあえずさっさと変身解け。」
戸田山は変身を解くと明日夢や威吹鬼流の弟子たちのほうを向き
「そうだ。みんな俺はここまで鍛えたっすよ。斬鬼流がまた差をつけたっすね。」
俗に言うドヤ顔で言ったのだが、威吹鬼流の弟子たちは顔を真っ赤にしてきゃあきゃあ悲鳴を上げている。明日夢もヒビキもイブキも何て言ったらいいのかわからないという表情をしている。
「なっ!?どうしたんっすかみなさん!?」
斬鬼流の弟子たちは慌てて道着を上だけ脱ぐと見ちゃいけないとばかりに戸田山の周りを囲んだ。
ザンキが呆れたように
「戸田山、お前首から上だけの変身解除覚えとけよ。」
と言った。
戸田山はへっと情けない声を上げて下を向くと全裸の自分が見えた。
「なぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!ちょちょっと何でこうなっちゃったんすか~!?」
顔を真っ赤にしたあきらは足元に落ちている音流に気づいた。
「これは安達君の。安達君、これ。」
「あっありがとう。」
「お疲れ様です。今回は助かりました。」
「いやいや。俺だってあきらさんや戸田山さんたちに助けられてばっかだったし。ていうかこれみんなが力合わせたから乗り切れたんだし。俺らってさぁ力合わせたら結構いけるんじゃない?」
それを聞いた斬鬼流の弟子たちが
「こ、今回は仕方なく力を貸してやっただけだ!次会うときは敵同士だかんな!」
明日夢や威吹鬼流の弟子たちに叫んだ。
「こっちだってもうあんたたちと一緒に戦うなんてごめんよ!」
「まぁまぁ両方とも喧嘩辞めようよ。」
明日夢が間に入ると
「お前だって今度会ったときは敵だからな!」
斬鬼流から声が上がると
「安達君。間に入らなくて結構です。あなたはこっち側ですから。」
あきらが明日夢の手を引いて威吹鬼流のほうへ連れて行った。
「えっ!?」
「お前、男のくせに女たちの味方すんのかよ!?」
「あれ?彼は君たちの敵なんだろ。だったら僕たちの味方だ。それに威吹鬼流は女性しか受け入れないなんて決めた覚えはないよ。」
イブキが明日夢の肩に手を置いて言った。
「あのぉ俺、威吹鬼流に入るつもりはないんですけどぉ・・・」
「イブキ!俺の弟子勝手に取るなよ!」
ヒビキが抗議した。
「いいじゃないですか!僕らで合併して一緒にあのむさい男どもと戦いましょうよ。2人ももっと快適な場所で修行できますし、弟子がたくさんいるから存続も危うくなくなりますし悪い話ではないと思うんですけどね。」
「誰がむさい男どもだ!!!」
ザンキも抗議を始めた。
「あのなぁ。鬼の修行ってのは外で自然を感じながらやってこそ意味のあるものであんなバレエスタジオみたいなとこで快適に修行したって鍛えられないぞ。第一、流派の存続問題でわざわざ部外者に手を借りるつもりもないぞ。」
「そうだ!調子に乗るな若造が!」
「何言ってるんですか!今どきただ馬鹿正直に体を鍛えるだけなんて時代遅れですよ!今は科学の力も使って短い時間で出来るだけ楽に美しく鍛えるほうが良いに決まってます!」
「科学の力?そんなものを使うよりも自分の手で鍛えた力が最後には頼りになるんだよ!」
珍しくヒビキも加わり3人の師匠の口論が始まった。
やがて弟子同士でも口論が始まった。
「もぉみんな辞めようよ~~~」
明日夢は1人頭を抱えていた。
次回予告
季節は冬
「俺が変身の修行に入ったのは修行始めて今ぐらいだったかな。明日夢もそろそろだな。」
たちばなを手伝っている明日夢とあきらとその他弟子数名。
「まぁみんな仲良くやってこうよ。」
たちばなにいつぞやの万引き少年の一団が。
「あぁ!!お前あのときの!!」
久々の登校。
「転校生?なんだあいつ?」
威吹鬼流の弟子の少女が1人、バケネコに突き倒された。
追い討ちをかけようとするバケネコを明日夢が足刀蹴で吹っ飛ばした。
「大丈夫!?」
「ええ、まだ戦えるわ!」
2人はまたバケネコの群れに向かっていった。
(なんとかこの場所を威吹鬼さんたちに伝えないと・・・)
上段蹴で顎を蹴り上げながらあきらは1匹の蛇のディスクアニマル、鈍色蛇が戻ってきたのを見つけた。
「1匹残ってた!威吹鬼さんたちにこの場所を知らせて!」
あきらが指示すると鈍色蛇はまたもときた道を戻り始めた。
鈍色蛇に気づいたバケネコが壊そうと飛び掛かろうとしたが、そのまえに戸田山の渾身の正拳突きから下半身を捕まれてそのままジャイアントスイングの要領で振り回されて投げ飛ばされた。
「もうすぐ斬鬼さんたちが来るっす!みんなそれまでもう少しの辛抱っす!」
3人の鬼が山道を走っていた。
響鬼は紅化したことにより身体能力が向上しているため2人よりも先を走っていた。
「ん!?あれは?」
響鬼紅は前方から這ってくる鈍色蛇に気がついた。
「それはあきらのディスク!」
追いついた威吹鬼が鈍色蛇を指差して言った。
「こいつの慌て様。どうやらまずいことになってるみたいだな。いそがねえと。案内してくれ!」
3人の鬼は鈍色蛇の導かれながら走り続けた。
弟子勢はボロボロだった。
鬼に変身している戸田山はともかく残りの弟子勢でまともに戦えそうなのは明日夢とあきらと斬鬼流の弟子が1名程だった。
戸田山が前で戦って3人は動けなくなった弟子たちを庇うように立っていた。
バケネコの横薙ぎの爪が戸田山の腹部を斬りつけた。
「うわぁぁぁぁぁぁ」
戸田山はたまらず悲鳴をあげて倒れた。
「戸田山さん!」
斬鬼流の弟子が欠片になったディスクを手裏剣のように投げると戸田山を斬ったバケネコに刺さり怯んだところを明日夢とあきらの蹴りが襲った。
間髪入れずに明日夢が音叉剣の横払いで牽制してあきらと2人がかりで戸田山を運んで下がった。
「戸田山さん!大丈夫ですか!?」
斬鬼流の弟子たちが戸田山に駆け寄った。
「俺はまだまだ大丈夫っす!」
バケネコたちとて無傷ではない。体中に切り傷、刺し傷、打ち身がある。それで動きは鈍ってはいるのだが音撃を受けていないバケネコたちは死ぬことはないのだ。
「斬鬼さんが来るまでまだまだ戦わないと・・・うっ!?」
どうやら先ほどの爪の攻撃が予想以上に効いているようだ。
「くそう!来るなよ!こっち来るなよ!」
明日夢が音叉剣で牽制をし続けているが長くは持たないだろう。恐怖感からか動きがだんだんと大振りになり隙が大きくなってきた。
バケネコはそれを見逃さなかった。爪の一撃が明日夢の手に伸びた。
明日夢もとっさに反応してかわしたのだが、手の甲に当たり音流を手放してしまった。
「うわぁ!しまった!」
尻餅をついた明日夢に飛び掛ろうとしたそのとき、バケネコは別の何かに飛び掛られた。
「この野郎!丸腰の子供を襲うな!」
戸田山はバケネコを数発殴って距離をとった。
「戸田山さん!大丈夫なんですか!?」
「大丈夫っすよ!斬鬼流の鍛え方を舐めちゃいけないっす!」
あれほどの傷を受けながらまだ動ける戸田山に驚きながらもバケネコが今度は群れで襲いかかろうとしたそのとき―
「はぁ!!!」
別の方向から紅い人影が躍り出た。
「響鬼さん!・・・ですよね?」
明日夢は響鬼のようだが色が紫のマジョーラではなく紅色の鬼に戸惑っている。
響鬼紅は烈火弾でバケネコを一蹴すると明日夢のほうを向き
「おう!これが俺の修行の成果だ!それよりも明日夢よく頑張ってくれたな!お前ならきっと大丈夫だって信じてたよ!とそこにいる見慣れない鬼は姿からして戸田山か?みんなを守ってくれたんだな。こっからは俺に任しとけ!」
人差し指と中指で敬礼するとバケネコのほうへ向き直り
「はぁぁぁぁぁぁぁ、灼熱真紅の型!!!」
バケネコが避けるより先に烈火の強打が叩き込まれ、炎の紋が浮かび上がると爆発して土に還っていった。
「は~~~~~~~~~~~~~」
安心した明日夢と戸田山は一気に緊張がほどけ、同時に座り込んだ。
響鬼紅も響鬼に戻ると首から上だけ変身を解き駆け寄ってきた。
「お疲れさん!すまなかったな、来るのが遅れちまって。みんな大丈夫か!?」
「多分大丈夫です・・・」
明日夢が疲れきった表情で答えた。
「みんな大丈夫かい!?ちょっと斬鬼さん、僕の前を走らないでくださいよ!」
「黙れ若造が!お前ら大丈夫か!?」
威吹鬼と斬鬼も遅れてやって来た。
「斬鬼さん!来るのが遅いっすよ!響鬼さんが全部片付けちゃったっす!」
「そうか・・・ってお前変身したのか!?」
「はい!あっでもすいません!許可なく変身してはいけないって言われてたのに言いつけ破っちまいました!どんな罰でも受けるっす!」
「あのなぁ俺は緊急の時には許すって言ったがな。まぁでもお前がそこまで言うんならしかたねぇ。道場の掃除でもやってもらうか。」
「そっそんなぁ待ってくださいよザンキさん。」
「まぁとりあえずさっさと変身解け。」
戸田山は変身を解くと明日夢や威吹鬼流の弟子たちのほうを向き
「そうだ。みんな俺はここまで鍛えたっすよ。斬鬼流がまた差をつけたっすね。」
俗に言うドヤ顔で言ったのだが、威吹鬼流の弟子たちは顔を真っ赤にしてきゃあきゃあ悲鳴を上げている。明日夢もヒビキもイブキも何て言ったらいいのかわからないという表情をしている。
「なっ!?どうしたんっすかみなさん!?」
斬鬼流の弟子たちは慌てて道着を上だけ脱ぐと見ちゃいけないとばかりに戸田山の周りを囲んだ。
ザンキが呆れたように
「戸田山、お前首から上だけの変身解除覚えとけよ。」
と言った。
戸田山はへっと情けない声を上げて下を向くと全裸の自分が見えた。
「なぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!ちょちょっと何でこうなっちゃったんすか~!?」
顔を真っ赤にしたあきらは足元に落ちている音流に気づいた。
「これは安達君の。安達君、これ。」
「あっありがとう。」
「お疲れ様です。今回は助かりました。」
「いやいや。俺だってあきらさんや戸田山さんたちに助けられてばっかだったし。ていうかこれみんなが力合わせたから乗り切れたんだし。俺らってさぁ力合わせたら結構いけるんじゃない?」
それを聞いた斬鬼流の弟子たちが
「こ、今回は仕方なく力を貸してやっただけだ!次会うときは敵同士だかんな!」
明日夢や威吹鬼流の弟子たちに叫んだ。
「こっちだってもうあんたたちと一緒に戦うなんてごめんよ!」
「まぁまぁ両方とも喧嘩辞めようよ。」
明日夢が間に入ると
「お前だって今度会ったときは敵だからな!」
斬鬼流から声が上がると
「安達君。間に入らなくて結構です。あなたはこっち側ですから。」
あきらが明日夢の手を引いて威吹鬼流のほうへ連れて行った。
「えっ!?」
「お前、男のくせに女たちの味方すんのかよ!?」
「あれ?彼は君たちの敵なんだろ。だったら僕たちの味方だ。それに威吹鬼流は女性しか受け入れないなんて決めた覚えはないよ。」
イブキが明日夢の肩に手を置いて言った。
「あのぉ俺、威吹鬼流に入るつもりはないんですけどぉ・・・」
「イブキ!俺の弟子勝手に取るなよ!」
ヒビキが抗議した。
「いいじゃないですか!僕らで合併して一緒にあのむさい男どもと戦いましょうよ。2人ももっと快適な場所で修行できますし、弟子がたくさんいるから存続も危うくなくなりますし悪い話ではないと思うんですけどね。」
「誰がむさい男どもだ!!!」
ザンキも抗議を始めた。
「あのなぁ。鬼の修行ってのは外で自然を感じながらやってこそ意味のあるものであんなバレエスタジオみたいなとこで快適に修行したって鍛えられないぞ。第一、流派の存続問題でわざわざ部外者に手を借りるつもりもないぞ。」
「そうだ!調子に乗るな若造が!」
「何言ってるんですか!今どきただ馬鹿正直に体を鍛えるだけなんて時代遅れですよ!今は科学の力も使って短い時間で出来るだけ楽に美しく鍛えるほうが良いに決まってます!」
「科学の力?そんなものを使うよりも自分の手で鍛えた力が最後には頼りになるんだよ!」
珍しくヒビキも加わり3人の師匠の口論が始まった。
やがて弟子同士でも口論が始まった。
「もぉみんな辞めようよ~~~」
明日夢は1人頭を抱えていた。
次回予告
季節は冬
「俺が変身の修行に入ったのは修行始めて今ぐらいだったかな。明日夢もそろそろだな。」
たちばなを手伝っている明日夢とあきらとその他弟子数名。
「まぁみんな仲良くやってこうよ。」
たちばなにいつぞやの万引き少年の一団が。
「あぁ!!お前あのときの!!」
久々の登校。
「転校生?なんだあいつ?」
「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
戸田山に落ちてきた雷は拡散し、バケネコにもダメージを与えた。
「はっ!!!」
戸田山は右腕で雷を振り払うと、そこには体色は緑色、縁取りと腕の色が銀色の1本角の後に「轟鬼」と呼ばれる鬼の姿があった。
「戸田山さん・・・!?」
明日夢とあきらはただ呆然と戸田山変身体に見入っていた。
戸田山は振り返ると
「ここは俺に任せるっす!」
そう言ってバケネコたちに向かっていった。
「昔の術を蘇らせたのは明日夢だけじゃないぜ!」
高らかにそう言った響鬼の体は紅い炎に包まれていった。
「あれはまさか!?」
斬鬼たちも見入っていた。
「はぁ!!!」
炎を振り払うとそこには全身を真紅に染めた響鬼、「響鬼紅」が立っていた。
「紅化だと!?響鬼の奴、いつの間にそんな技を!?」
「斬鬼さん、威吹鬼!どいててくれ!」
響鬼紅はそう言うと烈火を構えた。烈火からは炎の気が発せられている。
ただならぬ雰囲気に威吹鬼と斬鬼はバケネコを退けながら群れと距離を置いた。
「はぁぁぁぁぁ!灼熱真紅の型!!!」
響鬼紅は走りながらバケネコ1体1体に次々と烈火を打ち込んでいった。
烈火を打ち込まれたバケネコの体からは火炎鼓を模した炎の紋が浮かび上がり、爆発四散した。
「すごい!あんなに大勢のバケネコを全て一撃で!!!」
威吹鬼は唖然としていた。紅化の術のことは威吹鬼も知っていたが、随分昔に失われたものだと聞いていた。
響鬼は紅化、明日夢は音叉剣、響鬼流の者たちは失われた強力な術を次々と蘇らせていた。
(響鬼流・・・なんて人たちだ。更に力をつけないうちに倒しておかないと・・・いや、倒せるのか?)
威吹鬼がそんな風に考えてるうちに響鬼紅はバケネコの群れを全滅させていた。
残されたのは親玉のバケネコ1体。響鬼紅に恐れをなし逃げようとしていた。
「おっと逃がさないぜ!」
響鬼紅は大きく跳躍して回りこんだ。
「灼熱真紅の型!!!」
2本の烈火の強打を受けたバケネコは炎の紋とともに爆発した。
「やれやれ。これでしばらくバケネコは出なくなるかな。よし、早いとこ明日夢たちのところへ行かないと!」
それを聞いた威吹鬼と斬鬼も響鬼の後を追って走り出した。
戸田山はバケネコの腹部に何発も連続で拳を打ち込んだ。
凄まじいパワーにバケネコも圧されている。
が、そんな戸田山に横からもう1体のバケネコが襲い掛かった。
「しま―」
戸田山は腕で顔を守ろうとしたとき、背後から何かが伸びてきたかと思うと金属音がした。
明日夢の音叉剣による突きがバケネコの爪を弾いていた。
「俺も戦います!やっぱり1人より2人です!」
「でも・・・」
「俺は人を守るため、自分が信じた正義を貫くために鬼になりたいって思ってます。ここで戸田山さんと一緒に戦わないのはそれに反します!」
そこへ更にバケネコが飛び掛ってきたかと思うと、あきらをはじめとした威吹鬼流の弟子たちが掌底で突き返した。
「私たちも戦います!」
別の方向で怒声が聞こえたかと思うと斬鬼流の弟子たちが枝なり石なりを持ってバケネコに向かっていってた。
「戸田山さん!まだ変身は出来ないけど、俺たちだって戸田山さんたちが身を削って戦っているのを黙って見てるなんて出来ないんです!」
「みんな・・・よし!俺たちの力をこいつらに見せつけてやるっす!!!」
ここに一時的ではあるが3つの流派が結束した。
戸田山は鬼爪、明日夢は音叉剣、あきらやその他の弟子たちは鍛え上げた格闘術や拾った枝や石で応戦した。
だが、ここにいた全員が同じ不安を抱えていた。
今はこうして何とかもっているが、それが何時まで続くか。
そして、ここにいる誰も「音撃」が出来ない。
つまり、こうしてバケネコに抵抗することは出来ても倒すことが出来ないのだ。
作者
今回はいつもより長くなりそうです。
また次回に続きます。
戸田山に落ちてきた雷は拡散し、バケネコにもダメージを与えた。
「はっ!!!」
戸田山は右腕で雷を振り払うと、そこには体色は緑色、縁取りと腕の色が銀色の1本角の後に「轟鬼」と呼ばれる鬼の姿があった。
「戸田山さん・・・!?」
明日夢とあきらはただ呆然と戸田山変身体に見入っていた。
戸田山は振り返ると
「ここは俺に任せるっす!」
そう言ってバケネコたちに向かっていった。
「昔の術を蘇らせたのは明日夢だけじゃないぜ!」
高らかにそう言った響鬼の体は紅い炎に包まれていった。
「あれはまさか!?」
斬鬼たちも見入っていた。
「はぁ!!!」
炎を振り払うとそこには全身を真紅に染めた響鬼、「響鬼紅」が立っていた。
「紅化だと!?響鬼の奴、いつの間にそんな技を!?」
「斬鬼さん、威吹鬼!どいててくれ!」
響鬼紅はそう言うと烈火を構えた。烈火からは炎の気が発せられている。
ただならぬ雰囲気に威吹鬼と斬鬼はバケネコを退けながら群れと距離を置いた。
「はぁぁぁぁぁ!灼熱真紅の型!!!」
響鬼紅は走りながらバケネコ1体1体に次々と烈火を打ち込んでいった。
烈火を打ち込まれたバケネコの体からは火炎鼓を模した炎の紋が浮かび上がり、爆発四散した。
「すごい!あんなに大勢のバケネコを全て一撃で!!!」
威吹鬼は唖然としていた。紅化の術のことは威吹鬼も知っていたが、随分昔に失われたものだと聞いていた。
響鬼は紅化、明日夢は音叉剣、響鬼流の者たちは失われた強力な術を次々と蘇らせていた。
(響鬼流・・・なんて人たちだ。更に力をつけないうちに倒しておかないと・・・いや、倒せるのか?)
威吹鬼がそんな風に考えてるうちに響鬼紅はバケネコの群れを全滅させていた。
残されたのは親玉のバケネコ1体。響鬼紅に恐れをなし逃げようとしていた。
「おっと逃がさないぜ!」
響鬼紅は大きく跳躍して回りこんだ。
「灼熱真紅の型!!!」
2本の烈火の強打を受けたバケネコは炎の紋とともに爆発した。
「やれやれ。これでしばらくバケネコは出なくなるかな。よし、早いとこ明日夢たちのところへ行かないと!」
それを聞いた威吹鬼と斬鬼も響鬼の後を追って走り出した。
戸田山はバケネコの腹部に何発も連続で拳を打ち込んだ。
凄まじいパワーにバケネコも圧されている。
が、そんな戸田山に横からもう1体のバケネコが襲い掛かった。
「しま―」
戸田山は腕で顔を守ろうとしたとき、背後から何かが伸びてきたかと思うと金属音がした。
明日夢の音叉剣による突きがバケネコの爪を弾いていた。
「俺も戦います!やっぱり1人より2人です!」
「でも・・・」
「俺は人を守るため、自分が信じた正義を貫くために鬼になりたいって思ってます。ここで戸田山さんと一緒に戦わないのはそれに反します!」
そこへ更にバケネコが飛び掛ってきたかと思うと、あきらをはじめとした威吹鬼流の弟子たちが掌底で突き返した。
「私たちも戦います!」
別の方向で怒声が聞こえたかと思うと斬鬼流の弟子たちが枝なり石なりを持ってバケネコに向かっていってた。
「戸田山さん!まだ変身は出来ないけど、俺たちだって戸田山さんたちが身を削って戦っているのを黙って見てるなんて出来ないんです!」
「みんな・・・よし!俺たちの力をこいつらに見せつけてやるっす!!!」
ここに一時的ではあるが3つの流派が結束した。
戸田山は鬼爪、明日夢は音叉剣、あきらやその他の弟子たちは鍛え上げた格闘術や拾った枝や石で応戦した。
だが、ここにいた全員が同じ不安を抱えていた。
今はこうして何とかもっているが、それが何時まで続くか。
そして、ここにいる誰も「音撃」が出来ない。
つまり、こうしてバケネコに抵抗することは出来ても倒すことが出来ないのだ。
作者
今回はいつもより長くなりそうです。
また次回に続きます。
