第129話 Fiaht~刹の思いを~②
⦅バリ…。バリバリバリ!!⦆
レスチは、瓦礫から姿をあらわす。
「…っ!!」
「人間が…!」
刹は、ビクッとすると。レスチは、姿をあらわして戦う姿勢をしていた。
「死ねぇ~!!」
⦅ボッ!!バリバリ!!⦆
レスチは、そう言うと鎌を大きく振ると風が多くつくと刹たちに向かって飛び刹たちを攻撃する。
「刹ちゃん!!」
楓は、大声で刹を呼ぶが刹は、腕に傷を負う。
「…っ!!」
刹は、腕の傷から出る血を見た。
楓は、刹が付けていたチョーカーを見た。
「…っ!」
楓は、驚く。
「私は…!那月と決めた…!思いを失うことはしないって!!」
刹は、そう言うとチョーカーが思いの光。青色に光る。
楓は、刹に新しいナイフをわたす。
「楓おばさん?」
刹は、驚く。
「その光は、那月ちゃんと刹ちゃんを結んだ光よ!刹ちゃん。レスチを…!」
「ハイ!!」
「援護します!」
「ありがとうございます!」
「希布!君も刹ちゃんと一緒に戦うんだぁ!」
「ハイ!!」
楓が言うと刹は、うなずくと青が言うと刹は、お礼を言うとエラが希布に言うと希布は、返事する。
「ハァッ…!!」
レスチは、ニヤッと笑うともうスピードで近寄ってくる。
「ハァッ…!!」
「フッ…!!」
宗近は、ナイフを。裕太は、ピックを。2人は、同時に飛ばすと。
「春4番東風に鎖の心をつなげ。風鎖を作り上げろ。共に飛び上がれ!一ノ瀬流儀!春風花鎖(しゅんふうかさ)!!」
⦅ギィーーーーーーン!!⦆
「冬3番北氷に糸の心を紡ぎ。氷糸を結べ。共に凍らせ!早乙女流儀!冬氷水糸(とうひょうすいし)!!」
⦅キィリーーーーーン!!⦆
太陽は、宗近のナイフに流儀を送り。楓は、裕太のピックに流儀を送りレスチを地面に落とす。
⦅ドドーーーン!!⦆
「…っ!!」
レスチは、苦しむ。
エラと秀吉は、それを見ると希布と刹の後ろに立ち。
「希布。刹ちゃん。レスチを倒してこい!」
「ハイ!」
「わかった!」
エラがそう言うと刹は、返事をすると希布もそう言う。
「夏3番南炎につなぐ強みとなり。土飛を作り出せ。共に飛べ!竹之内流儀!夏炎飛土(かえんひど)!!」
「秋5番西雲に盛り上がれる強み。葉飛を作り出せ。共に飛べ!一ノ瀬流儀!秋雲飛葉(しゅううんひよう)!!」
⦅シュッ!ドドドド!!⦆
エラと秀吉は、流儀をすると刹と希布を飛ばす。
⦅キュリーン…!!⦆⦅リュシーン!!⦆
刹は、ナイフを構え。希布は、鎌を握りなおす。
「フッ…!!」
「ハァ~!!」
刹は、ナイフを大きく振り構えレスチを切り落とすと希布は、刃を光らせると大きなふり構えるとレスチを切る。
「…っ!!」
レスチは、苦しむと。立ち上がることが出来なくなっていた。
刹は、思いの光をまといレスチを見る。
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END
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