夕方に七年前に竣工したお宅に寄り道してきた。
多少、家族構成が変わられたものの皆さんお元気で一安心。
ご主人との雑談の中で、
「不具合やメンテナンスでお困りな事はないですか?」という問いに
「そうだね~。別にあんたが悪い訳じゃないんだけどね、
今になってみると高かったかなと思う。」
という答えが返ってきた。
今までほとんどマイナスな話をされなかった方が
七年目にして今日はチクリ・・・。
そうですか。と素直に反省した。
「いやいや、あんたが悪いんじゃないし、
会社のシステムや事情もあるから仕方ないんだけど・・・」
というご主人は取り繕ってくれるもののやはり反省・・・。
高いか安いかという価値観は人によって様々。
家という高額なものだと、もっとその価値観は様々になる。
ハウスメーカーに限らず世間は
21世紀を迎えても高品質や高性能への傾注は止まらない。
2年程前、某メーカーの新作発表で
ロボット機能を搭載した家電品を見たときも感じた。
「そこまでやるか・・・」
高性能を否定するべきではないのは重々承知。
開発している人にも敬意を払います。
でもね、その高性能とともに価格も上がるんです。
家電製品のように最新技術が登場して、ドーンと値段も高くて
普及とともに大量生産によって価格が落ち着いていくという分野もありますが
明らかに建設分野は右肩上がりです。
普及によって高かったものが安くなっていく商品も中にはあっても
総コストから見ればやっぱり右肩上がり。
この風潮は絶対におかしい。
技術は飽和状態なのに、道なき道を進化し続けている。
住宅関連の商品は絶え間なく進化している。
待っていれば、どんどんいいものが出てくる。
しかし、それに伴って価格も上昇を続けている。
破綻しないわけがない。
住宅取得の費用が平均年収の6倍時代に突入したらしい。
住んでみて、暮らしてみて、価格を見て
「ああ、高かったかな・・・?」と思う人が出るのは当然です。
7年前の人がそういうのです。
すでに技術は選択し、価格はコントロールしなければならないのでしょう。
これからの人はすべての人にコンサルティングが必要です。
お金の使いどころに失敗する人を一人でも減らすべきだと思う。
自分の仕事、理念を信じる事の出来た一日でした。
感謝。
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