↓ ボランティアで編んだマフラー。12本できた。
冬に寒さをしのぐためのマフラーがこれだけ編めた。3月に始めて、友だちとそのまた友だちと、私とで。目標は20本。
友だちが、これを身につける人のことを思うと、お金の寄付より充実感がある、と話していた。
私も同じことを思いながら編み針を進めてきた。
社会的義務を終えた私の、これからの暮らし方になんだか励みができた。
年を取っても人さまのお役にたてる。
「歳をとってお邪魔にならぬように、少しでもお役に立つように」と、80代の友だちは当時着物で授業した恩師に言われたと時々話す。
80代の夫と70代の私の暮らしは、既にご近所の方々の助けを随分いただいている。
山谷の方々の姿を思い浮かべながら、毛糸を編んでいると、なんとも柔らかな気持ちになる。
年寄の小さなボランティアだけれど、募金に応じるよりはるかに気持ちがつながる。
この三月、山谷の窮状を知って、毛布や古着を集めて初めて訪れた。碁盤の目に道路ができている山谷は宿泊所がきれいになり、町もきれいだった。相撲の立浪部屋はすぐ近い。お寺が多いのが印象的だった。
私は勝手な先入観を抱いていたのか・・・
こういうことは他にもあるなぁ。
高齢で亡くなる人も身近で増えてきて、そういう知り合いに声掛けをして、きれいな古着を集めよう。
来月の都知事選での候補者の、石丸伸二さんがインタビューに答えていた。
「強い人はそのままで大丈夫だが、弱い人には手を差し伸べなければいけない」
不正確だがこんなことを話していたのがふと思い出した。
一昨日は庭のイチジクがそろそろ収穫時期にきたので、日本人と結婚した60代の元留学生を囲み、編み物仲間の80代の友だちと70代の私とでお喋り。
クリスチャンの元留学生はイチジクは聖書を通じて身近らしい。
いろいろな立場からのお喋りは、思いがけない方向に話が飛び、5時半まで続いた。
前半は夫もいたが、後半は書斎に入ってしまった。
政治の見方も複合的になる。留学生の話は刺激的なこともあった。外国の話は、報道だけではほんの一部だ。
80代の友だちは、亡きご夫君が国際通信社で働いていたので、世界のことに興味を持っている。私は頭の体操になった一日を過ごすことができた。
追記;ボランティアは自分のため、ということを認識しました👌👍😃
↓ 小雨模様の今朝の花
サンゴ花。これは10年物。丈夫でよく咲く。
↓ 紫ルエリア。急に増えた。