コインランドリーで羽毛布団を洗った | 風の行方

風の行方

~ゆるゆると遊び亥♀~
海から生まれていつか空へ

↓庭で満開の花・ふたつ

 

 

 

寒さが向こうに行ってしまい、道行く人は半袖も多い。我が家は肌着でも長袖を未だ愛用。

 

羽毛布団を近所のコインランドリーで初めて洗ってみた。洗濯だけなら600円で30分。

簡単でさっぱりして、二階のベランダに干した。コインランドリーで毛布は毎年洗ってきた。

 

結婚した頃は風呂場の洗い場で、毛布を足で洗うことを知った。懐かしいが、もうそんな時代ではない。洗い方を知った時、そういえば昔の著名な画家が洗濯女の姿をよく描いているな、と、苦笑しながらスカートをたくし上げ、毛布を足でしごいたものだった。

 

いまは生活すべてがラク。二人きりだと何もかもラク。金婚式を過ぎれば、夫はもう(小さな声で)こわくない😁

(いや、その前からこわくなかったかも。私よりずっと人品骨柄はいい)

朝ドラの「寅と翼」が興味深くて、つい画面に反応してしまうと

「お前、テレビの中に入らなくていいよ」

 

スマホのラインで「家族」という息子3人の夫婦たちとの8人部屋(亡くなった娘も入ったまま)での時折のやりとりで、離れて住んでいても、なにか声が聞こえてくる。

コミュニケーションは大事だと思う。

 

もうやり残したことはない。戻りたくない。今のラクさは、これまでの暮らしてきた積み重ねがあればこそ。いろんなことがあった。涙は笑いに変えられる。

 

座っていて立ち上がる時の、私のへっぴり腰を夫はいつも笑う。じきに腰は伸びるけれど、どうしても私は前屈みになりがち。

私は労働してるから、消耗してるの」と、軽くジャブ。外へ出た時は、意識して背筋を伸ばすようにしている。