↑ 山折哲雄と玄侑宗久の本を続けて読み終えた
こういう本を読むと心が落ち着く。
歳をとるということは大変なことだと、たまに思う。
年寄相手の詐欺が増え続けるのは、よくわかる。淋しいから。
私は身内は平均寿命までだいぶ時間を残して逝ってしまった。私もそうだろうと思いつつ、人は分からないもの、という感覚もある。
親兄弟姉妹祖父母などが90歳過ぎまでいる人、いた人は、自分も長生きすることを疑わない。
けれど、いろいろな人を見ていると分からないものだ、と、思わざるを得ない。
今の私は病気持ちの夫と暮らしていると、この人を見送るまでは生きていなければ、と思うようになった。
あまり人のことに興味を持たないのに、最近五百旗頭真が亡くなった時、「ボクと同じ病気だ、ボクもそうなる」としみじみ話していた。
共同生活は不向きな人だ。日常生活の術も興味ない。これまで医者のいうことを聞かなかったのが、今回初めて聞くようになった。禁煙したから火の心配は無くなって嬉しい。
自由にフラフラできる今の暮らしを堪能しながら、ある日、ということを本人は願うというか信じている。
雨の今日も昼過ぎ出かけた。一人がいいと。携帯の今どこサービスで追跡すると亀戸にいた。有隣堂へ行ったのだろう。
東西南北、どこへ行っても本屋と図書館に入り込んでいる。
不確かなことを想像するのはやめよう。
腎虚という診断をいただいてからパンを焼く時、全粒粉を多く入れてみた。水の代わりに牛乳を使った↓ 味よし!