前回の開幕戦は雨の決勝となったので、今回の第二戦は晴れて欲しいと願いながら鈴鹿入り。
第二戦は鈴鹿サーキット、全長5807mのフルコースでの開催です。苦手なフルコース、今年、走るのは2回目と不安要素しかありません。

前日は荷物の搬入・ピット設営と、レースにエントリーしている人だけが走れる「特別スポーツ走行」が30分×2本です。
翌日のレースに向けてマシンの最終セットアップを行ったりしますが、今年は全く練習やテスト走行ができていないので、人間の慣らしだけで精一杯。「もっとこうしたい」「これを試したい」となっても時間が足りないので、マシンのセットはマシンオーナーであり第一ライダーの山下さんにお任せです。
特別スポーツ走行「特スポ」は山下さんもボクも無事に終え、マシンの整備を行って翌日の予選・決勝に備え早々にホテルへ。
当日、朝から車検やブリーフィングを済ませ、午前10時20分から20分間の予選。
今回の我々の予定は第一ライダーの山下さんからコースインし、アタックラップを1周行い、ピットイン。ライダー交代しボクが残り時間を走行するというもの。第一ライダーがコースインとピットインの周回で計3周なので、約10分。なので、ボクがアタックできるのは2周、運が良ければ3周って所です。

予選タイム、2分48秒753・・・全体31台中、14番手
「YAMAHA YZF-R25」クラスと混走なので、我々のエントリーしている「Kawasaki Ninjaクラス」としては13台中8番手タイム。

当店の提供したパーツ(って中古パーツですけど)を使ってくれている【MEDDESTオレンジの会】のチャッピーさん、予選タイム2分46秒705で見事Ninjaクラスで予選一位獲得!
マシンに店の特製ステッカーを貼ってくれています。ありがとうございます。
我々は中盤あたりの予選順位で上位を狙える位置でないけど、このマシンでフルコース50秒を切ったのは初めて。感触も悪くなく、午後の決勝に向けて、お昼寝タイム突入しました。
通り雨の心配された予報でしたが、路面も完全にドライのまま、15時に決勝スタート。
スタートダッシュで先頭集団に追いつき、S字に差し掛かるころには5~6番手辺り

トップのライダーは第一戦で優勝したライダーなので、二戦目には1回のピットインというハンデがあるので、一周目にはハンデをこなす為にピットイン・・・

いくつかの「ラッキー」が重なり、2周目のホームストレートでトップに上がれました!ほんと、奇跡です(笑)
鈴鹿サーキットのフルコースはコース前半の東コースと後半の西コースとなっていますが、苦手な後半セクションの西コースもレース序盤ということもあり、他のライダーは様子見で刺してこなかったので、ほぼ2周を先頭を走るという貴重な体験。
その頃、ピットでは14番スタートからトップまでジャンプアップした「まさか!」の展開にちょっと盛り上がってくれていたみたいです。よかった!!

その後はトップライダーにあっさり抜かれ、先頭集団から離れ始めると、集中力と気力が低下し、ミス連発。序盤で無駄に力んでいたからか、体もキツくなりいつもの中盤グループに。
「もっと行け~~」のピットサインを無視して予定通り12周のレース折り返し、6周終了でピットイン。ライダー交代。
その後は山下さんが危なげないレースで無事にチェッカーを受けて終了。予選と同じNinjaクラス8位。
決勝レース中に自己ベストを更新したのは良かったけど、まだまだ課題の多いレースでした。
今回、少しでしたがトップを走れた事で、いつもレースをサポートしてくれる仲間が一瞬でも「もしかして!」って盛り上がってくれてたのは、うれしかったです!
また、レースの前からマシンや機材の準備、レース後、帰宅してから荷物の後片付けまで、暑いこの時期に山下さんに任せっきりで申し訳ない限りです。山下さんには感謝しかないですね!
今回、【本家 山下ガレージ with Bike Shop Larimar】のマシンがこのクラスではトップのマシンと互角に走れるという事もわかったので、さらに上位を目指し、10月の最終戦の終わった時「旨いビール」をみんなで飲めるよう頑張りましょう!
予選でNinjaクラス1位の方?
・・・カウルの左側、ボロボロになっていたので、特製ステッカーをまた作らな!!