小屋のアンテナの微調整 | JK3QBU と ILZ

JK3QBU と ILZ

オキナインコ と アマチュア無線のアンテナ製作

無線小屋にはアンテナを3本上げていま。。

1.8MHz用 マルチバンド・ツェップ

3.5MHz用 3/4λ Folded Dipole

7MHz用  1λ デルタ・ループ

です。

都会の人が聞いたらうらやましくなるようなアンテナです。

その代わり草刈りやらいろいろ作業が付いてきます。

 

 

アナライザーでかなり追い込んでいるのですが、実際に運用してみると若干の不満も出てきます。

負荷をかけてみるとアナライザーとは若干の違いが出てきます。

 

7MHz デルタループの調整

少し上の周波数に合っているみたいです。

7.160MHz 近辺で無線機もカップラーの出力計もSWRが1.0になっています。

無線機の方はSWRが直接棒グラフで出てきます。

カップラーはクロスニードルで針が重なったところのSWRを読むのですが、反射波が0ならSWRは1.0です。

 

ちなみに7.07MHzでは反射電力は3W程度を示しています。

たいしたことは無いのですが、運用していて反射電力の針が動くのはあまり気分が良いものではありません。

 

 

インシュロックでエレメントを止めていましたが今回はアルミ線で止めました。

この後インシュロックを取り外せばエレメントが長くなります。

 

 

7.12MHzでSWRは1.0

その時のカップラーの出力計の状態

見事反射電力0Wです。

カップラーのチューナーはスルー状態です。

 

 

7MHzは完了です。

 

 

 

 

 

次は3.5MHzです。

 

周波数はこの辺で良いのですが、SWRが若干高く反射電力もあります。

 

 

給電部にはこのようなバランを入れています。

FT240-43 の2段重ね

テフロン線の2㎜φで作っています。

これは1:2のバランです。

インピーダンスが若干あっていないので巻き数比を変えてみます。

 

 

3.55MHzの状態  

 

 

3.553MHzで反射電力0.7W程度(進行波電力108W)

 

3.556MHzで完璧ですね

 

私が良く使う3.562MHz 無線機もカップラーも完全にSWR1.0です。

 

これでストレスなく使えます。

 

 

 

 

 

ついでに1.8MHzの状態です。

1.8MHzはマルチバンドツェップなのでさほどこだわりません。

 

カップラーを使わずスルー状態でこの値です。

カップラーを通してみました。

当然のことですがSWR1.0

 

1.8MHz運用時はあまりカップラーは使ってません。

 

私のアンテナ状況(ほぼ病的作業)でした。