正三角形 デルタループ | JK3QBU と ILZ

JK3QBU と ILZ

オキナインコ と アマチュア無線のアンテナ製作

この前紹介したタップ付きのバランです。

片方はタップ無しで固定しています。

もう一方はインピーダンスの変化に対応するようタップを出しています。

 

1が100Ω 4が200Ωでその間のインピーダンスに対応できるように2と3の端子があります。

 

7MHzは大きいから止めておいてとりあえず10MHzから。

 

アナライザーの写真が見辛いですがご容赦ください。

10MHzでタップ1の測定値

エレメントを一杯に伸ばしたのですが周波数がまだ高かった。

タップ2に切り替えたらSWRが悪くなったのでた1を使用します。

 

 

次は14MHz タップ1

十分にいい値です。

しかしタップ2に切り替えたらもっと良くなった。

 

 

タップ3では悪化。

タップを切り替えると若干共振周波数も変わるようです。

 

これが三角形の頂点(2か所)

ロープのねじれを防ぐため金具を取り付けています。

それと見にくいのですが指先の所を見るとチューブを入れています。

これを動かすことによって周波数を調整します。

経験上調整時間程度の長さでしたらチューブは動きません。

調整終了後インシュロックなどで固定すればOKです。

 

 

続いて18MHz タップは1です。

SWRは1.0になっています。

 

すごく見にくくなってきたのですがタップ2にしました。

SWRは1.1です。

タップを3にしてみたのですが余計に悪くなったので割愛です。

 

 

21MHzでタップが1  SWRは1.1でした。

 

タップを2にしたらSWRは1.0 になりました。(見にくくてごめんなさい)

 

タップを3にすればSWRは1.3。

 

 

 

このバランはデルタループにおいては(正三角形)かなり有効のようです。

今はインピーダンスを100~200Ωに対応させています。

このケース(入れ物)ではタップを増やすのは無理なようです。

 

ご参考まで