短縮型 7MHzツェップ(エレメント長7m) | JK3QBU と ILZ

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オキナインコ と アマチュア無線のアンテナ製作

少し前、問い合わせのメールがあり

”敷地の関係で7mの短縮型のツェップを作って欲しい”と言う依頼がありました。

自治会長を継続してやることになったり、昨年の12月から人員不足で民生委員までやることになりました。

 

年度末で私の自治会の会計監査・総会やお宮の会計監査諸々立て込んでおり作るのが延び延びになってしまっていました。

重い腰をやっと上げてとりあえずこしらえました。

給電部です。

 

とりあえず作ったエレメント。

60φの縦樋に線を巻き付けております。

コイルの巻き数が変わってもズレない工夫をしております。

当然この縦樋は使いまわし。

結構お世話になっています。

 

エレメントを延ばしたり、コイルの巻き数を変えたりで何度かアンテナを上げ下ろししました。

ただ単に7MHzに合わすのならいいんですが、7mという制約があるので7MHzに同調させながらエレメントの長さを変えていくという非常に手間な作業でした。

給電部の蝶ネジ部分を起点として長さをはかります。

 

碍子のところで7.0m やったね!

 

この時のSWRが2の範囲を測ってみました。

下が7.56MHz

 

上が7.12MHz

やはり狭いですね。

 

ついでにAA-55で測ってみました。

帯域幅を±30kHzで測りました。

共振周波数は7.0744MHzでその時のSWRは1.05です。

左端が7.0744ー0.03=7.0444 のSWRで2を若干超えています。

右端が7.0744+0.03=7.1044 SWRはこれも若干の2超えです。

 

アンテナ調整をするときはMFJが手っ取り早いのですが、目で確認するときはAA-55の方が理解しやすいです。

 

 

7MHzのデルタループも測ろうと持ってきておりました。

しかし自治会の連絡を何種類か作らないと駄目なので次回にお遊びはお預けです。