5MHz  | JK3QBU と ILZ

JK3QBU と ILZ

オキナインコ と アマチュア無線のアンテナ製作

このブログにコメントがありました。

5MHzが解放されるかもしれないのでマルチバンドの給電部でどのような値になるかやって欲しい

というものでした。

私にとって中途半端な周波数なんですが、ご要望とあれば測ってみよう・・

 

周波数は5.357MHz とのこと。

1/2λは 300/5.357/2=28.0m

7MHzのエレメントが約20mで18MHzのエレメントが約8.5m合わせて28.5mはありそうなのでくっつけて試してみることにしました。

テスト用に準備しているエレメント

左が7MHz 右の黒いのが18MHz用エレメント

蝶ネジ・ナットでくっつけました。

 

長さ調節をして希望の周波数に合わせてみました。

 

 

 

 

十分に使えますね。

ついでに他の周波数も使えるか見てみました。

長さを変えずに10MHz

使えます。

 

一番低いところはもう少し上の周波数でしたがこれは仕方ありません。

28MHzは大分高いですが使えない事は無いでしょう。

 

 

 

この際ですから1.8MHzのエレメントも張ってみます。

長いのであまり張りたくは無いのですけど。

 

エレメントはこちら

ステンレス撚り線

1.8MHzは大変良く落ちています。5.357MHzは

少し高いですが使えます。

実は最小点はもう少し低いところにありました。

 

1.8MHzを犠牲にして(もう少し高いところに合わせる)5MHzに合わせるという事でもいいでしょう。

他の周波数もおおむね使える範囲には落ちていました。

 

 

当然モノバンドのツェップという要望が出てくるとは思いますが、コンデンサが有るかどうか(市販されているか)

無ければ組み合わせでできるかまだ検討していません。