14MHz Zepp 短縮型の試作 | JK3QBU と ILZ

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オキナインコ と アマチュア無線のアンテナ製作

イメージ 1

14MHz Zepp 短縮型の試作したものを測定してきました。


イメージ 2使うエレメントはこれ。
短縮型なのでコイルが途中に入っています。

樋(縦樋)を利用してコイルを作っています。
戸外で外気にさらされる樋ですから素材としては問題なかろうと・・・







イメージ 3満足のいく値を示しています。














ここでエレメントを取り替えてフルサイズ(コイル無し)で測定してみます。

イメージ 4使ったのはこの線。
黒いほうです。
白いのは50MHz用のエレメント。

色が白だったり、黄色・黒だったりするのは意味は全くございません。
線の切れ端を利用していますから。

経験上、黒は止めたほうがいいです。
昼間でも線が見難く、作業性が悪いです。




イメージ 5測定値です。
SWRは1.6
インピーダンスは80Ω位に上がっています。

フルサイズだろうが短縮型だろうが給電部は同じでいいだろう・・・・ではありません。
コイルを入れると給電部インピーダンスが下がってくるので、それに見合った給電部を作っています。
当然中のコイルやコンデンサの値は違ってきます。

フルサイズの給電部をお持ちの方が、コイルを購入されても上手く同調が取れません。
チューナーで落とせばいいだろう・・・という方は自己責任でお願いいたします。


ついでにここに入れているコイルは”短縮コイル”ではありません。
延長コイル”です。
問い合わせいただく方ほぼ100%”短縮コイル”と書いてこられますが間違いです。
面倒なのでその都度訂正はしませんけど。
延長コイル 読んで見てください。
短縮の場合は 短縮コンデンサといいます。

コイルを入れることによってエレメントを延長したかのごとく作用するので延長コイルといいます。
昔むかし学生時代の頃良く先生に言われたので体に染み付きました。