7MHz 1/2λ Folded Dipole 改造 | JK3QBU と ILZ

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オキナインコ と アマチュア無線のアンテナ製作

この前作った7MHz 1/2λ Folded Dipole を改良してみました。
以前というか、オリジナルは調整部分も300Ωのリボンフィーダーでしたが、この部分をIV線に変えてみました。
イメージ 1変えるといっても難しい話ではなくて塩ビで支持板を作ってそこにIV線とリボンフィーダーを取り付けただけです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2エレメント端はいつもの通り水道パイプの碍子とビニールチューブを利用した調整部分。
 
ここん所はダイポールもツェップも同じです。
 
結論から言えば、IV線に置き換えてOKでした。
 
 
イメージ 3最初作ったときと同じように、ディップ点を7.10MHzに持ってきました。
SWRは前回同様1.0
 
7.00  1.3    
7.02  1.2    7.12   1.0
7.04   1.2    7.14   1.1
7.06  1.1    7.16   1.2
7.08  1.0    7.18   1.3 
7.10  1.0    7.20   1.3
 
という結果でした。
何か前回より結果が良くなっている?様な気がします。
同調点を以前のバンドプラン時の7.05MHzに持ってきました。
イメージ 4
 
測定器では1.0にはなりませんでしたがほぼ同等の値を示しています。
 
7.00  1.2   7.12  1.2
7.02  1.1   7.14  1.3
7.04  1.1
7.06  1.1
7.08  1.1
7.10  1.1
 
通常でしたらこちらのほうが使いやすいかな?
 
以前の1.5D を使用して製作した、ダブル・バズーカよりこちらのほうが帯域幅は確実に広いです。
けれど設置条件によって、給電部インピーダンスが変動するかも知れません。
今回は7MHzに関しては200Ωで1:4のバランが使えたのですが、3.5MHzではインピーダンスはもう少し低かったからです。
大体7MHzではこの値だったら、たくさんの局に使ってもらえますが地域、給電部の高さなどによって変動するのでしたら一般的ではありません。
 
同調点の調整はエレメントをIV線に変えたほうが断然いいです。
 
取り回しはリボンフィーダーのみの方が、捌きやすいです。
 
途中でショートさせないで、リボンフィーダーのみで作ろうかと思ったりもしたのですが、やめときます。
これで十分です。