以前に掲載したZepp もどきアンテナです。ちょっと確認したいことがあってバラしました。
ついでに写真も撮っておきました。
シースを止めているネジを外します。ネジ止めはナットが使えないのでタップを立てています。
強度の不安があったのですが、持っています。
エレメントと内部の配線はネジで止めています。ネジを外せばカバーが外れます。
カバーに付いているネジは8mmで袋ナットの頭に穴を開けてそこからエレメントを出しています。
こんなことをしなくても、もっと間単に出てきますが・・
こういう工作をしとるわけです。穴から出しているため、ヨリ線では切れてしまうのでこの部分だけ単線です。
カバーの内側です。なんということはありません。

外した本体側を見ています。
外に出ている端子はエレメントにつながる部分です。
シースの中にボビンが見えます。
下側のカバーもネジ止めですので外しました。シースを外すと中が出てきます。
構造としては非常に簡単です。
コイルのネジを外しました。コイルの一端はコネクタのアースにつながっています。(Cold側)
黄色いIV線が見えますが、これはコネクタの心線部分につながっています。
通常Hot側につながっている と表現します。
少し前後しますが、コンデンサを止めている下のネジ(コイルとコンデンサの間)に、エレメントにつながる黒い線、コンデンサの上のネジにコネクタの心線から来ている黄色の線をつないでいます。
これでバラシ作業は終了です。コイルを外していないのは、組立時にコイルの一端をハンダでくっつけているからです。
材料はコンデンサを除きホームセンターでほぼ手に入ります。
最初このZeppを作り始めた十数年前は、今から想像もできないほどデカいものでした。
使う材料を少しずつ変えていきこの姿になりました。
ただ、コンデンサは以前同軸コンデンサを使っていたのですがどうしても本体jが大きくなってしまうのと、耐圧が不足するのでセラミックコンデンサに変えています。
同軸を使っていると、調整のとき非常に楽です。
コイルの巻数を変化させるのではなく、同軸を切って容量を変化させるのでアンテナのエレメントと同時に調整できるので良かったです。
セラミックコンデンサに変えたら、コイルの巻数を調整する必要があり面倒です。
しかし、セラミックコンデンサにしたら非常にコンパクトになりました。
今、耐圧3kVのものを使っていますが手に入りにくい状況です。(輸入品を使用)
同軸に置き換えてもいいですが、もう少し大きなものになってしまいます。
もし作られる方がいらっしゃるのなら、材料等はお尋ねください。
多分ダイポールより安くできます。
工具が若干必要ですが。