このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです
思いつくままに書いており時系列順ではありません
あらかじめご了承ください
仕事でも同じなのですが
一つの事柄に費やす時間よりも
段取りや
関係者たちとの協議などに
手間暇がかかります
介護も同じ
親が特養に入所しても
何もしなくてよい訳ではありません
ただそれを
他の親族に理解してもらうのは
至難の業です
極端に申しますと
親族は
特養に入所した時点で
手が離れたと思っています
食事はもとより
洗濯など日常の世話も
すべて施設がやってくれると
信じています
実際のところは
今のような季節の変わり目ですと
夏用の衣服と冬物を交換
その間にも
「ファンタグレープを
3つほど届けていただけませんか」
介護士から連絡が入ります
場合によっては
明日ではなく
すぐに届けなければならない
「そんなもん
『無理だ』と突っぱねれば
良いじゃない」
いえ
介護とは本来親族がやるもの
特養の介護士さんは
それを代行しているだけです
さらに
被介護者に面談
つまり
話し相手になる必要もあります
これらが
おそらく理解できないのでしょう
「交渉力がない」
「段取りが悪い」
言いたい放題です
実際に
代わってもらえば
すぐに分かることなのですが
多分
「無理」を連発するでしょう
何故なら
「できる範囲でしかできない」と
主張し
それが「アタリマエ」と
思っているからです
実際に
義母を介護する際に
そのようなことを連発し
ケアマネさんから
総スカンを食らったことが
ありました
この時は
「じゃあ
私がやってみせる」と張り切ったものの
一月も持ちませんでした
しかも
自分の至らなさを
反省してもいません
おそらく
自分が介護される側になるまで
理解することはないでしょう



