このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです
思いつくままに書いており時系列順ではありません
あらかじめご了承ください
介護者として
けっこう堪えたのは
親族が被介護者を諦めた時でした
具体的に何を言われたか
義父の時には
心不全で市民病院から
民間病院に移った時でした
療養型への
さらなる移転も視野に入れ
長期介護が見えてきた時点なのに
親族が発したのは
「もう私は
覚悟が出来ているから」と
突っぱねたような一言
言い換えるならば
「もう最期と割り切った」と
いうことです
介護者としては
割り切るなど
トンデモない行為です
見放すことなど
できる筈もありません
しかも
これからが大変という時です
追い打ちをかけるように
他の親族からは
「もう長くないね」と
本当に他人事のような発言が
介護経験がないと
このような不用意な言葉を
発してしまうのでしょう
そして
義母が骨折で入院していた病院から
当方の自宅近くの老健に移った際
「もう
お会いすることも
できないと思っています」と
他の親族が電話で
連絡してこられました
車で1時間半の距離です
十分
面会可能な筈なのに
そして
発言のあった親族は
本当に
被介護者に会わずじまいでした
介護は気の問題です
その気がなくなった時が
別れの時なのでしょう