このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです
思いつくままに書いており時系列順ではありません
あらかじめご了承ください
医師からの指示は
問答無用が大半です
義父が大病院に入院していた時も
インターンのような主治医の女医さんから
面会終了後の帰宅時に
再三「説明がある」と呼び出しが
ありました
「ナースステーションには
お見えになったら
私を呼ぶように伝えていたのですが」
これが一度や二度ではありません
病院に勤務した経験上
これは分からなくもない
医師と看護師との力関係です
若い研修医のような存在が
看護師に指示しても無視される
典型的な例です
「明日ではいけませんでしょうか?」
病院と自宅は片道2時間弱の距離
その半分近くまで戻っています
毎日面会に行っている身としては
明日にしてもらいたい
「いえ
早くお伝えした方が良いので
すぐにお越しください」
そして
戻ってみると案の定
「今の健康状態は・・・」
緊急性のかけらもないのです
まあ
医療では常識なのでしょう
医師の指示は問答無用
これに比べて
介護の方は
多少融通が利きます
ほとんど緊急性がないからです
ただ
義母がデイサービスで転んで
大腿骨を骨折した際には
「すぐに来てください」でした
わからなくもありませんが
病院に連れて行く程度のことは
して欲しい
それこそ緊急性があるからです
しかし
「医療機関には
ご家族が連れて行っていただくことに
なっていますので」
転んだのは本人としても
注意義務というものが
職員にはある筈
これが心臓発作なら
家族が来るまで
見殺しということになります
この時は
施設の近くに住んでいた親族に
入院手続きを依頼しました
医療と同じで
介護にも緊急事態はあります
ですから
他の親族のように
「沖縄に旅行」というわけには
いかないのです
ただ
こういった状況を親族が理解するのは
絶望的に無理なのです
この断絶は
介護を経験してもらわなければ埋まりません