リハビリの目的は? | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです

思いつくままに書いており時系列順ではありません

あらかじめご了承ください

 

義父

大病院での拘束

運動機能が極端に低下しました

 

 

しかし

その後転院した病院では

熱心にリハビリに取り組んでいました

 

 

一方義母

大腿骨骨折で車椅子生活

 

 

 

担当の整形外科医からは

「リハビリで歩けるようになる」

言われていたものの

 

移った老健で

つきあい程度のリハビリ

留まりました

 

 

結局

生前に歩くことは叶いませんでした

 

 

 

二人の違いは何なのか

 

今でも謎なのですが

 

多分

義父は突然自由を失ったことで

したい事

しなければならない事

あれこれ頭に浮かんでいたのでしょう

 

 

 

自宅の庭の手入れ

出身地の長野への帰省

我が家の愛犬との触れ合い

などなど

 

 

一方で義母

義父のいなくなった自宅で

昼寝三昧の毎日

 

自由を手に入れたものの

これといって

やりたいことがなかったようでした

 

 

結局

「人間という生き物は

自由が手に入ると

怠けてしまうものなのか」

 

 

リハビリに向かう両者の違いに

ふと頭に浮かんだ言葉でした