手に入れた「自由」とは | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです

思いつくままに書いており時系列順ではありません

あらかじめご了承ください

 

義母が義父との同居を拒み

義父は特養入り

 

同居を拒んだのは

「暴力を振るうから」

 

しかし

それは精神病院の医師に

嘘と見破られました

 

 

本当の理由は何だったのでしょう

 

おそらく

義父の定年後に訪れた

3度の食事作り

 

 

 

夫のことを考えると

食事とて

自分の好き勝手にはできません

 

とくかく

億劫だったようです

 

 

 

そう言えば

ずっと以前

正月等に

家族全員で泊まりに行った時のこと

 

義父は大喜びで

酒三昧だったのですが

 

義母は

ひたすら台所に居たような

 

 

 

そういった意味では

招かれざる客だったのかも

知れません

 

 

 

そして念願の独居生活

なりましたが・・・

 

 

安否確認のために設置した

カメラが映し出すのは

一日中ごろ寝の義母

 

 

 

とにかく

何もしません

 

テレビと電気は

つけっぱなし

 

 

 

食事は

生協で頼んだ菓子パンと

僅かな惣菜

 

いかに調理が嫌いだったか

物語っていました

 

 

 

手に入れたかった自由とは

このような生活だったのでしょうか

 

 

その後

栄養失調になり

認知症にもまっしぐら

 

 

 

自由な生活を望む方々に

お訊ねしたいのですが

 

具体的に

どのような日課を

想定されているのでしょうか

 

一度書き出してみて下さい