このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです
思いつくままに書いており時系列順ではありません
あらかじめご了承ください
義父が入所していた特別養護老人ホームですが
今の待機者は84名
すぐに入所の申し込みをしても
85番目ということです
義父の入所した当時は特養の数も少なく
おそらく三桁待ちだったのではないでしょうか
そもそも待機者数など調べもしていませんでした
「所詮無縁」と思っていたからです
介護度の要件も今は「要介護3~5」
義父が入所した当時は「要介護2~5」でした
要介護認定の申請をしたものの
食事も入浴も介助なしでできる状態です
対象になるとも思っていませんでした
精神病院で「レビー小体型認知症」と診断され
グループホームなら入所できると考え
せっせとグループホーム探しを始めましたが
義父の自宅がある行政区域には
グループホームなど一つもありません
一番近いグループホームは隣の市
けれども
介護保険を負担するのは
住民票のある行政区域になります
これが許されるのかと
少し不安ではありました
そうしたなかで
見学しただけなのに
グループホームの職員から
「うちに入所を希望」との連絡が
役所にあったようです
特養所属のケアマネさん方は精神病院を探してくれた方で
うちの経緯をよくご存じ
そのケアマネさんから連絡がありました
「役所から
お父様の件で他の行政区域にあるグループホームに
入所を希望しているとの連絡がありました
私に対する苦情です
すぐに入所希望を取り消してください
また
入所先を探さないで下さい
私が責任を持ってなんとかしますから」
何が何やら訳の分からない話
ただ
ケアマネさんが外れると
要介護認定手続きも滞るのではないかと
心配になり
グループホームには
「お宅のお世話にはならない」と
連絡しておきました
その後
要介護2となり
ケアマネさんから
「うちの特養で面倒をみさせていただきます」
との連絡があったのです
すぐに義母と妹に伝えたところ
「そんな良い話ならお願いしよう」と
盛り上がっています
しかし特養のイメージは終の棲家
一旦入所介護にしておいて
機を見て在宅に戻せないかと
画策していたところでしたので
正直入所について躊躇していました
ところが
義母がご近所に触れ回ったりするなど
圧力がかかり
疲労困憊していたことも重なって
入所手続きを取ることに
その時の自分のことを考えると
何とも情けないのです