楽な生活は碌な結果を生まない | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです

思いつくままに書いており時系列順ではありません

あらかじめご了承ください

 

歩かなくなって

歩けなくなり

 

食べなくなって

食べることができなくなる

 

 

 

介護に携わっている方は

よくご承知でしょう

 

 

ただ

介護している時には

判断ミスを起こしがちです

 

 

 

とくに外野

つまり

普段顔を出さない親族

やってしまう過失

 

 

 

義父は特養に入所

活動範囲が

フロアだけになってしまいました

 

他のフロアや

共用スペースにも移動できない

 

 

歩数計をつけていた訳ではありませんが

おそらく一日千歩も歩いていなかった

 

 

 

入所の2~3年前は

畑仕事もしていましたので

歩くスピードも

我々と遜色ありませんでした

 

 

 

それが

いつの間にか

外出時は車椅子になっていました

 

 

 

気がついたのは

 

「花見に出ませんか?」

介護士の方からのお声がけ

 

 

 

たしか

一階まではエレベーターで移動

 

ただ

そこで車椅子に乗せられた

 

 

 

手が足りないので

押して歩きましたが

初めての体験

 

 

その後

心不全で大病院にて点滴で栄養補給

 

ただとても

日常活動を維持できる栄養量ではありません

 

 

 

今度は

ベッドから立ち上がれなくなりました

 

そして

嚥下能力も低下し

食べることができなくなった

 

 

こちらとしては

全く想定していない事態に

 

 

 

この教訓を生かすべく

義母には楽をさせないように

心がけました

 

 

 

こちらはけっこう我儘で

すぐにサボろうとする

 

病院の定期診療も嫌がる有様

 

 

無理やり連れて行こうとすると

他の親族から

 

「嫌がっているのを

無理に連れて行かなくても

良いんじゃない?」

 

おおきなお世話です

 

 

 

楽をすれば機能低下します

 

時には鬼にならなければ

 

ご用心