このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです
思いつくままに書いており時系列順ではありません
あらかじめご了承ください
「あなたは
何故能登に来ない」
今朝SNSで
こういった表現に出会いました
少なからず
疎外感を味わいました
「人から必要とされていない」
そう感じてしまった
地域で行なっているボランティア活動
家族のフォロー
そういったことを考えると
とてもとても能登には行けません
能登で人の手が必要なのは
マスコミや知人からの情報で
よくわかっています
ふと
介護に置き換えて考えました
主介護者として孤軍奮闘し
親族を省みる機会がありませんでした
「今の年収を
放り出すわけにはいかない」
義理の妹に
介護できない理由を
最初に言われたからです
当方とて仕事はしたかったのに
「あなたが介護せよ」と
一方的に言われたようなものです
それ以来
あてにはしていませんでした
親族やご近所に
「うちの妹は何も手伝ってくれない」
などと吹聴する余力もありません
しかし相手は
「そう言われているのではないか」
疑心暗鬼になっていたのかもしれません
ですから
何度もアリバイ作りに実家に来ましたが
その際ですら何も手伝いませんでした
彼女のことを考えると腹が立つし
そもそも考えている余力もありません
「実家に来たのなら
特養の親父にも顔を出して行けよ」
本来なら
そう言うべきところでしょうが
アホらしくて相手にしませんでした
相手にされないことに
余計疎外感を味わっていたかも
しれません
ただ主介護者として孤立無援であり
フォローする余力などありません
もし後ろめたさがあるのなら
思い切って
「介護を手伝う気はあるので
短期間なら代わってあげてもよい」
この程度のことは
伝えるべきでしょう
主介護者としては
実際に大変たすかるのです
もしあなたが同じような状況なら
疎外感でいじけていないで
介護している兄弟姉妹に
声をかけてみては如何?