「自分の世界」は大切かも | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

自宅に籠ると

「認知症まっしぐら」などと

よく言われます。

 

そうなのでしょうか?

 

 

 

たしかに

一日中テレビの前に座って

知らぬ間に

テレビに話しかける。

 

これは危険かもしれませんね。

 

 

ただ

書や短歌などをひねる

 

あるいは

カメラの手入れをしている

 

さらに

今まで撮った写真の整理

 

これらは

あながち問題があるとは

限りません

 

 

 

細かい作業を続けると

「ちょっと外を歩いて来ようか」

こうなります。

 

 

 

たしかに

例えばタンス預金を

何度も勘定し続けている

 

こういった

単純作業の繰り返し

危ないのでしょう。

 

 

日々何か前進があるのか

これがポイントかもしれません。

 

人それぞれ課題があるのなら

前進しているのでしょう。

 

 

 

それを止めさせて

「デイサービスに通いましょう」

皆と同じことをさせるのが

良いとは限りません

 

 

手入れをしたカメラを持って

四季を味わいながら

散策しているようであれば

それを中断させてまで

皆と群れるように仕向けるのは

かえって危険なのでは。

 

 

判断が

難しいところです。