危ない兆候 | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

介護経験があると

自分以外の方の

見逃されがちなサインを

案外見落としません

 

 

 

同じことを繰り返すようになった。

 

以前とは違って

瞬間湯沸かし器になる頻度が高い。

 

合唱団なら

よく楽譜を忘れてきたり

逆に自分の物を置いて帰ったり

 

 

介護経験がなければ

見落とすかもしれません。

 

 

 

ただ

世の中が便利になって

かえって認知症の初期症状に

気づかないこともあります。

 

 

 

スーパーのレジが自動化されていて

カードやQRコードで

決済ができてしまうため

細かい硬貨を出す必要がない

 

要するに

頭を使わずに

反射神経だけで

完結してしまうような事態。

 

 

しかし

介護経験があれば

わずかな変化にも気づく筈。

 

 

 

親族にもいます。

「最近引きこもりがち」

「他人を信用しなくなった」

 

要するに

精神を病んでいるため

他人と触れ合うのを

極端に嫌い出したということ。

 

 

 

これは

かなり危険なサインです。

 

早目に

神経内科医の診断を受けるべき。

 

 

でも

介護経験に乏しいと

どの診療科を受診するのか

全く見当がつきません

 

内科医で

抗うつ剤などを処方されるのが

おちでしょう。

 

 

 

では配偶者などに

アドバイスして良いかというと

 

「うちの主人を

馬鹿にしているのか」

などと非難を浴びそうです。

 

 

でも

介護経験があるのなら

実例を話して

大事に至る前に対処してもらうべき。

 

 

介護経験に乏しい人は

介護を経験した人に

一目置くべきなのでしょう。