介護 逃げ得か逃げ損か | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

親の介護を察知するとすぐに

距離を置き始める親族がいます。

 

動物的感と申しますか

見事な逃げっぷり。

 

 

 

「仕事で大切なプロジェクト

任されたので当面はご勘弁」

そう言い放って

音信不通になります。

 

固定電話はなく(あるいは知らさず)

スマホも着信拒否

いつかけても話し中になります。

 

 

別の手段で咎めても

「とくかく忙しくて

電話がなりっぱなしなので」

などと嘘を言います。

 

ちなみに

他の親族に尋ねると

電話は繋がると言います。

 

 

 

情けない親族です。

親の心配さえしないのですから。

 

 

 

その時は

逃げおおせたので

本人は得したと思っている筈。

 

 

ただ他の親族は

薄々感づいているものです。

 

しだいに

親族から疎遠になります。

 

 

 

そして

自分の配偶者が

要介護状態になった時

どうしてよいかわかりません。

 

介護の知識は

ほぼゼロに近いからです。

 

頼れる親族もいません。

 

 

一方

介護経験者

介護で悩んでいる方の

理解者になることが可能です。

 

その理由だけでも

社会的に孤立する危険性は

低くなるでしょう。

 

 

 

さて

どちらが得なのでしょうか。