入所介護予備軍の自覚 | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

「あなたは

いずれ施設に入るんだから

何でも食べられないと

駄目ですからね」

 

最近友人が

「奥方から毎日のように

言われている」

独り言のように呟きました。

 

 

 

日課のうち

最大の喜びは

夕食時の晩酌だそうです。

 

 

施設に入ると

習慣を変えなければならない。

 

少なくとも

アルコールは御法度でしょう。

 

 

しかも

出されたものを食べないと

食事抜きになります。

 

 

 

当方の顔を見ながら

「どうしたものかね?・・・」

 

相談されているような

いないような。

 

 

 

たしかに

人生100年時代ですが

健康寿命という言葉も。

 

 

 

体のあちこちが

痛くなったり

思うように動かなくなるのは

仕方がないにしても

 

「認知機能だけは

健全なままでありたい」

これが本音なのでしょう。

 

 

 

そのためには

あちらこちらに

顔を出すことです。

 

地域の懇談会でも刺激になるし

同窓会の集まりでも良し。

 

 

思えば

実の両親も

義父や義母も

地域との交流など

無かったようでした。

 

 

 

いよいよ

人との接点がなくなった

 

あるいは

もう人と触れ合うのも面倒

そうおっしゃるのなら

 

「どの入所施設が

自分に相応しいのか」

それを考えるだけで

刺激になります。

 

 

 

自分の振り返り

記憶力を高め

 

資料を取り寄せて読むことで

計画性を持たせ

 

さらに

場所を調べることで

見当識を刺激する。

 

 

究極の

自虐ネタではありますが・・・。