無理やりでも日常を保つこと | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

義父の介護が

突然始まった後は

さすがに就活は控えました。

 

いろいろと

紹介してもらいましたが

新しい勤務先で

無理を言うことは避けたい

それが常識だと

固辞を繰り返しました。

 

 

 

ただ

それ以外の日常は

極力保つよう努めました。

 

 

一つは合唱指導

 

指揮者を引き受けていた手前

介護を理由に

練習を休むことはできません。

 

 

結局

介護期間中に練習を休むことは

一度もありませんでした。

 

 

 

さらに

大好きなサッカー観戦

 

 

競技場に向かう途中

義理の妹から

「今日も特養に行くのか」

との連絡を受け

 

「今日はサッカーを観に行く」

と応えたところ

 

「こんな時にサッカーか!」

と一喝されました。

 

 

 

一体どの口が言っているのか。

 

介護については

すべて当方に丸投げ

 

しかも

こちらの行動を監視するかのような

発言です。

 

 

 

でも

案外多いのではないでしょうか

こういう人達。

 

「私監督する人

あなたプレーする人」

 

多分

介護経験のある方なら

一人や二人は

こういった外野衆

思い浮かぶのでは。

 

 

何も遠慮は要りませんよ。

 

だって介護を怠るようなことは

していませんから。

 

 

 

一日24時間

365日

介護に費やす必要はありません。

 

 

 

趣味の時間を楽しんでも

他人から

とやかく言われる筋合いはない。

 

 

 

逆に

「大変だ、大変だ」

大変に拍車をかけるような

言動をする向き

少なくありませんが。

 

あまり

こういった態度は

お勧めしません。

 

 

 

淡々と

やるべきこと

あるいは

やりたいこと

できる範囲ですれば良い

 

 

今振り返っても

反省すべき点はありません。