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インド・ダージリンとネパールのセカンドフラッシュ(夏摘み)が入荷致しました!
在宅での時間も多くなり、紅茶に興味を持つ方がとても増えている印象があります。そこで簡単ではありますが、ダージリンティーやセカンドフラッシュのご紹介を改めてさせて頂きます。
インドの北方ヒマラヤ山脈の麓に位置するダージリン地方で作られるお茶はかつて世界の3大銘茶(ダージリン、ウバ、キームン)にも挙げられ、その独特で豊かな香り、コク、渋み、すべてを備えているお茶。
(インド全土の地図)
ダージリンは世界でも屈指の紅茶生産量を誇るインドにおいても非常に狭い地域で、ダージリンティー自体の生産量は全体量から比較するとごくわずか。
(ダージリンの地区。様々な国と国境を挟んでいます)
加えて世界的な知名度と紅茶愛好家からの熱烈な支持、そして紅茶の栽培に適した環境、作り手のこだわり、熟練した製茶技術がダージリンの名産地たる所以です。
ダージリンティーは日本でもとてもポピュラーに感じますが、日本国内で流通する紅茶製品はスリランカ、いわゆるセイロンティーが多数を占めています。
このスリランカの紅茶、あるいはインドのアッサムなどと比べると、ダージリンティーは先祖にしている茶樹や品種が異なってくるので味わいも私たちが日ごろイメージする「紅茶」の味わいとは異なります。

紅茶好きの皆さんにとっては「あたりまえ」な事柄ですが、私としては自分が紅茶に携わりはじめの時に感じた「産地や品種によってこんなに味わいが異なるのか!」という感動は嗜好品としての紅茶の楽しみを一層広げてくれるものになると思うので是非さまざまな産地の紅茶の特長を知って頂けたら嬉しいです。
ダージリンには地域によって7つほどのエリアがあり、それぞれのエリアに名園と呼ばれる茶園が多数存在しています。
今回入荷したダージリン・セカンドフラッシュは昨年もご好評頂いた「キャッスルトン茶園」。
クルセオン地区に位置するキャッスルトン茶園は名だたるダージリンの茶園の中でも名門。紅茶好きも納得の銘柄を世に送り出し、日本でも人気の茶園。
深みのある後味に茶の旨味をしっかり楽しむことが出来る王道の夏摘み紅茶です。じっくりと長めに抽出するのがおすすめ。紅茶ギフトにもおすすめです。
グレード別で素晴らしい紅茶を生産するキャッスルトンですが、今回は特に香り高いマスカテルグレードを販売します。
店頭では残りわずかですが「ジッダパハール茶園」もあります。
そしてもう一つのセカンドフラッシュはネパール(イラム地方)の「ミストバレー茶園」。
国境を挟んでダージリンと近い距離にあるイラム地域ではダージリンティーに栽培条件は似ている地域です。ただ、「ダージリン」という知名度が突出していることもあり、未だ飲んだことのない方も多いのではないでしょうか。
ネパールティーはダージリンティーの持つシャープな渋みと比べて丸みのある優しい味わいが特長です。ダージリンティーのもつ繊細さ、優雅さも併せ持つ秀逸な紅茶に仕上がっています。
このミストバレー茶園はJASオーガニック規格取得にも力を入れ、ストイックに良質な茶葉を世に送り出し続けています。(テイエールでは量り売りをしているので、製品にオーガニックマークをつけての販売はしていません)
依然のブログでも記しましたが、いわゆる「オーガニック」製品は年々増えており、もちろんそれは安心や安全、あるいは健康に関心の高まる現代においては非常に重要です。
しかし、紅茶の世界では必ずしもただオーガニックである、というのは本来の良さも失うリスクもあります。そういった冠だけに囚われず、本質に向き合うネパールティーを私は支持したいと考えています。
そして、SDGsという言葉がより一般的になってきた近年ですが、急激な気候変動や環境変化はその地の農産物にも大きな影響を与えます。
紅茶ももちろん農作物ですから、環境の変化は作物のあらゆる面に関わってきます。ここ最近はコロナ禍も相まって物流の滞りも出てきています。また、ダージリンをはじめとする周辺地域に地域的民族的争いが全くないとは言えません。
ただ、一点、それぞれの紅茶産地で現地の紅茶に関わる方々はより良いものを世に送り出すために日々奮闘している、ということです。
よって、持続可能な産業としての視点や、単なる高級茶といった価値観から脱却した新しい魅力を私たちが発見していかなくてはならないと思っています。
こちらのブログにもダージリンティーの魅力についてご紹介しているので
是非ご覧くださいね。