ブラウンズ・ホテル(ロンドン)でアフタヌーンティーを(したい) | 横浜・元町 紅茶専門店ラ・テイエール ブログ

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横浜・元町にある紅茶専門店「ラ・テイエール」のブログです。オリジナル紅茶やロンネフェルト社の紅茶情報、美味しい紅茶のお店のご紹介、時々音楽のこと書いてます。

毎度ご来店・通販ご注文誠に有難うございます。
 

観光・旅行で訪れた場所は「またいってみたい!」と思う印象的なところがありますよね。皆さんもきっとたくさんあると思います。

 

昔のブログを見ていたらまた行きたいなと思う場所を思い出したので、加筆修正してアップしておきます。

 

コロナの状況はまだまだ安心とはいえませんが...

...また行きたいです...イギリス!!


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アフタヌーンティーは紅茶お好きな方は特にイギリスに行けば一度はしてみたいイベントですね。

 
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アフタヌーンティーの形成に関しては他でも語りつくされていることだと思いますので詳しくは割愛しますが、

カンタンに申しますと、貴族的な風習でいえば昼と夜の間の中食の意味合いから客人を招いての豪華なお茶会に発展したという経緯があります。

紅茶好きな方は一度は訪れたり、ご宿泊された方もいらっしゃるであろう場所だと存じますが、ロンドンはメイフェアにありますBrown's Hotel。
 
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ブラウンズホテルはアフタヌーンティーでも非常に定評のあるホテルであり、小説のモデルになったりと、素晴らしいロンドンの老舗ホテル。
 
詳しい記事はこちらのページに詳しく紹介されているのでよかったらチェックしてみてください。⇒https://www.japanjournals.com/eat/afternoon-tea/13508-brown-s-hotel.html
 
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とても素敵な空間。
 
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スイーツも、サンドイッチも素敵。
 
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たっぷりのクロテッドとスコーン。
 
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紅茶が素晴らしく美味しい。
 
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サンドイッチもたっぷりと。
 
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紅茶はアッサムのセカンドフラッシュとラプサンスーチョンを頂きました。
 
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「イングリッシュブレックファスト」などに代表される紅茶銘柄はスリランカとインドのCTC、ケニア紅茶などで多く構成、ブレンドされていて、これはイギリスの環境下(お水の硬さなど)で美味しく紅茶を飲む工夫だと思われますが、

アッサムのホールリーフ、というのは、ある意味王道。
 
スイーツの食べ合わせでは私もアッサムのホールリーフティーを是非おすすめしたいです。

若干後味のボトムがしっかりとした感じがしました。これは粉物感のあるイギリスのスコーンとばっちりです。
 
テイエールでご紹介している紅茶だと、いまはこの2つが近いかも。
 
 
 
 
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スイーツとのマリアージュ、ということでは気になるのはラプサンスーチョン。メニューをみると恐らくFUJIAN、福建省産の正山小種、であります。薫香はそこまで強くなく滑らかな味わいです。
 
ラプサンスーチョンこそイギリスの紡いできた紅茶の歴史の中では最も興味深い一面であると感じます。

ラプサンスーチョンは油を伴う料理、もしくは個人的にはクリームの多めのスイーツとぜひ召し上がって頂きたい紅茶。
 
テイエールではいま2種類のラプサンをご紹介しています。
 
正山小種(ラプサンスーチョン)
 
ロンネフェルト社製ラプサンスーチョン
 
 
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現代では様々なアフタヌーンティーの切り口がありますし、楽しみ方も様々ですし、アフタヌーンティーが紅茶文化の発展に寄与したことは紛れも無い事実であります。

イギリスでは19世紀中頃より20世紀初頭、いわゆるヴィクトリアン時代~エドワード時代にかけてが社交としてのアフタヌーンティーが形式・マナー共に確立された時期になるかと思いますが、
 
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日本では紅茶の催しの品格への関心が高まると同時に、この品格の高さというイメージの定着が一方で紅茶へのとっつきにくさに繋がってきたという側面もあるのではないかと感じています。

いずれにしろ、切り口も多様化する現代においては、紅茶文化が貴族の方たちの嗜みから一般に広まったというトップダウンの従来のイメージから、より発展的に、自由度のある楽しみ方を追求していきたいなと思います。

一紅茶ファンとしては、美味しい紅茶に美味しいスイーツ、この組み合わせから生まれる幸せな瞬間も、また大切にしたいと改めて考えます。
 
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(写真は友人です。後ろにいらっしゃるご夫婦が素敵)
 
最後に、このブラウンズホテルのイングリッシュティールームでメニューの冒頭にあるこの標語。
 
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ざっくりというと、「お茶はあなたを暖め、時に冷やし、時に励まし、時に冷静にしてくれる」
 
これらが現代においてのお茶の重要な役割のひとつではないかと私は考えています。

ブラウンズホテル、英国にご滞在の際はぜひチェックしてみてくださいね。

 

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通販サイト http://latheiere.com/

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【紅茶専門店テイエールへの行き方】
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