JJです。
昨日、【速報】でお伝えしましたが、私が、拡張型心筋症の新しい治療法として、個人的に期待を寄せている「免疫吸着・血漿交換療法(アフェレシス:血液浄化療法) 」で、
免疫吸着療法に使用する拡張型心筋症の病因物質を濾し取るフィルタ(カラム)を開発している会社、旭化成クラレメディカルが、
拡張型心筋症に対する「免疫吸着療法」の臨床試験の参加者を募集する「コールセンター」を開設しました。
詳しくは、以下のHPをご覧いただくとして
UMIN臨床試験登録システムHP で、改めて、今回の治験を見ると、治験実施責任組織が、「旭化成クラレメディカル」となっています。
問い合わせ先も、そして、研究費提供組織も、、「旭化成クラレメディカル」となっています。
では、なせ、旭化成クラレメディカルが、免疫吸着療法に力を入れているのか?
これは、私の個人的な推測ですが
元々、拡張型心筋症への免疫吸着療法は、初めドイツで開発され
そのドイツで使用された拡張型心筋症の病因物質を、濾し取るフィルタ(カラム)なんですが
濾し取る時に、病因物質だけでなく、正常な”免疫”も、一緒に濾し取っちゃうんですね。
病院物質が濾し取られるのは、いいけど、正常な”免疫”も濾し取られちゃうと、感染症に罹りやすくなってしまいます。
その為に、ドイツでは、他人の輸血から生成した”免疫グロブリン”を、患者に補充するんですね。
ただし、他人の”免疫グロブリン”を補充するとなると、未知の感染症のリスクが、出てきちゃうんですね。
そこで、旭化成クラレメディカルは、ドイツで使っていたカラムに比べて、より選択的に、つまり、病院物質を効率的に、でも、正常な”免疫”は、できるだけ減らさないように濾し取ることが出来る、免疫グロブリンを補充しなくてもいい高性能なフィルタ(カラム)を、開発したというわけなんです。
この治療法が広まれば、フィルタ(カラム)が、使われるわけですから、企業としての旭化成クラレメディカルにも、メリットがあるわけで、そのためもあって、治験に積極的なんですね。
我々、患者にとっては、ありがたいことです。
頑張ってください!旭化成クラレメディカルさん!