自己愛性人格障害社長は常々「人間関係は上下関係のみ」とおっしゃっていました。

彼にとって人間関係は全て「上」か「下」かのみでした。実際には先代が亡くなって以降は「上」の人間はいません。「上」の人間が出てきそうな場面には行かないのです。

通常は販売先はお客様であり「上」のはずなのですが、取引先には頭を下げるものですが、「売ってやってる」と言って、買いたくなければ買わなくていいと社員には言っていましたし、そもそも販売先には会いたがりません。仕入先もゴマスリが上手とわかっている人にしか会いません。

キチガイ社長にとって、日常の人間関係は「家族」「社員」「お店の人」のみです。家族との関係は不明ですが、次男を見ていると溺愛していたため表面上は平和だったと思います。社員はこれまでに書いた通り奴隷であり餌食としか考えていません。友人は1人いましたが、家来の様な関係性だった様に見えました。

残った「お店の人」ですが、たまにお気に入りの店ができると、それから毎日毎日通い、結構な大金を使います。親の遺産があるのでお金には困っていませんので、お店には、金払いのいいお客様です。

行き初めは下手にでて、紳士的に振る舞います。

常連となり、だんだんとお店の方々が社長に頼り始めると、「上」に立つべく色々と注文をつけ始めます。まずは他の常連さんの排除です。難癖をつけて自分の方が「上」の客だという発言を引き出します。社長が行くときは貸切にしようとします。

そのうちに売れっ子の女性やその店のご主人を営業中に店外に連れ出そうとします。不在中の売上も補填するからと。

お店の人たちも商売ですから、大きなお金を前にすると断れません。そもそも自己愛性人格障害の方々は社会的な地位に関係なく、頼んだことを断ることができなくなる様に、贈り物をしたりお金を余分に払ったりと事前の準備をしますので、段々と底なし沼にズブズブとはまっていってしまいます。

でも、蜜月時代は突然終わります。

どうでもいいような理由を付けることもありますが、全く理由がないこともあります。毎日行っていたのにある日突然に行かなくなります。お店はそれまでの常連をないがしろにしたつもりはないのですが、独特の雰囲気を纏う自己愛性人格障害者を大切にするお店から離れてしまっています。

真面目な商売をしていた方々の人生がおかしくなるのを何度も見ました。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 

あなたの人生を大切にしましょう。

※. このブログは実話を元にしたフィクションです。


自己愛性人格障害社長と、そのバカ息子の人事異動案を断った、人事部長は次なる餌食となりました。責任ある立場であるのにも関わらず、子会社のくだらない業務を手伝わされたり、突然辞めていった女性社員の採用責任をネチネチ言われたり、過去の査定などにもケチを付けだしたり。

出社前、退社後の行動まで監視される様になり、痛ぶりはどんどん酷くなり、そのうちに人事部長は鬱病になってしまい、しばらく休職した後に退職しました。

社員一同にやるせない空気が蔓延していました。

この親子を何とかできる人はいないのか・・・。

会社には元々は先代と懇意にしていた社外取締役がいました。我々はこの方に相談しました。男気系のお爺さんでしたので、会社の未来に憂慮しまずは次男を捕まえてお説教してくださりました。

残念ながら次男は全く悪いことをしている意識はなく、口を尖らせて「自分と社員の間の問題だ」と全く反省の色はなかったとのことです。

反省もお詫びもない状態でしたのでいよいよ自己愛社長に直訴です。

このままでは大変な問題になる。会社の後継者として恥ずかしい。注意しても聞かないので、父親として社長として教育して欲しいと、進言しました。その時はフンフンと聞いていた社長ですが、以降も次男に対して一連の言動を咎めることはなく、このことが話題になった形跡すらありません。

自己愛性人格障害者は周囲から何かを言われても変わることはありません。

自己愛性人格障害者に素人が何かを伝えようとすることは時間の無駄です。

この社外取締役も直ぐに契約を切られたそうです。

人事部長は、社長に意見を言う前に、万が一何かあった時のことを考えて、証拠を集めたり関係機関に相談していた様です。退職後に訴えを起こし、未払い残業と損害賠償金を少々勝ち取れたと風のうわさで聞いております。

それでもこの親子が変わることはありません。

こちらのブログを書き始めてから、同じ様に人格障害者から被害を受けている方々から、コメントやメッセージを頂けるようになりました。少しでも皆様のお役に立てているなら本当に嬉しいです。自己愛性人格障害の方々の言動は本当によく似ています。同一人物ではないかと本気で疑う様な事例もありました。

皆様のお話を伺っていたら、キチガイ社長の色々な言動を思い出しましたので、つらつらとこれからも書いて参ります。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 

あなたの人生を大切にしましょう。

※. このブログは実話を元にしたフィクションです。
次男は気に入った女性社員をしつこく食事や夜遊びに誘いましたが、彼女は頑なに断っていました。

「可愛さ余って憎さ百倍」とか「君主豹変す」とか言いますが、

次男は報復を開始しました。くだらない雑用を頼んだり、業務に関係のない私物の買い物を頼んだり。女性社員は上司に相談しましたが、上司は保身に走り次男に意見はできません。ある日、彼女は「業務に関係のないお買い物などはお断りします!」と次男に反論、そうしたら「アンタ、会社の役に立ってっもないし社長でもないのにオレの指示を断るのか!」と支離滅裂に30分以上も怒鳴り散らしました。

「これで会社の秩序が守られましたね!」とご満悦でした。

次男はパパに「アイツは生意気だ・仕事もできない」と言い、それを聞いた自己愛社長は人事部に「アイツを北関東支店にトバそう」と相談しましたが、人事部長は「全く意味のない異動です」と差し戻しました。

そんな動きがあったことを聞いた女性社員はある日突然デスクの上に退職届を置いて、出社しなくなりました。

次男のセクハラ対象は別の女性社員に変わりました。しつこく誘い、そして自分の裸の写真を社内で見せていました。女性社員は目に涙を溜めて「デートをしなければ支店に異動ですか?次男と寝るのが業務ですか?」と私に訴えてきました。この頃はこのキチガイ親子から一刻も離れる決心をしておりましたので、「今のプロジェクトが終わったら私は退職します。あなたも一刻も早く転職先を探してください。」と答えるのが精一杯でした。

- なんとか次男から女性社員を守ることはできないのか?
- 家族を守るためにキチガイの家来になっていいのか?
- 親や妻にこんな会社で働いているって説明できるのか?
- キチガイ親子に意見しないのは卑怯者なのではないのか?

こんなことを毎日考え、自分の力不足を責めていました。

今だからわかるのですが、私の力、そして立場では、自己愛性人格障害者相手には何もできません。他人を守るなんて絶対にできません。これを恥じる必要は全くなかったのです。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 

あなたの人生を大切にしましょう。

※. このブログは実話を元にしたフィクションです。




※. 読むに堪えないアダルトな表現を一部含みます。

取引先からもクレームが入りだしたため、悩んだ支店長は、社長に「次男様、本当によく頑張っていらっしゃいます。そろそろ本社で活躍して頂いてはいかがでしょうか?」と進言しました。

社長は大層喜んで早速本社に異動となりました。次男も大層喜んでいました。本社には女性社員がたくさんいますから。北関東支店の方々も大層喜んでいました。

本社のスタッフは歓迎会を強要されました。キチガイ社長は一部の社員に無理矢理お金を使わせるのが大好きなので、時々社員負担の接待を強要したり、会社の行事や宴席を強要します。次男は自分で席順を考え、外見の良い女性社員を両脇に設置しました。

次男は酒が弱いです。自分は強いつもりでいますがちょっと飲むと泥酔します。宴席で女性社員にしつこく絡みだしました。

次男の自慢は、鍛えた肉体(自称)、お尻のライン、そして陰毛を完全脱毛した股間です。ヨーロッパの風俗店が大好きで、そこで覚えた様です。お気に入りの女性社員に、Vゾーンの処理をどうしているのか、何回も何回も何回も質問し、自分がどうしているのかを満面の笑顔で話していました。

そのうちに自分の股間の写真を女性社員に見せ始めました。泣き出した女性社員もいましたが、「ウブだねぇ」と笑っていました。

比較的下ネタに耐性の強い女性社員を気に入り、彼女だけに話し始めました。クラブで遊ぶのが自称の趣味ですので、「クラブ行こうよークラブ行こうよー」「食事しようよー食事しようよー」としつこく誘っていました。

完全に犯罪級セクハラですので、男性社員たちは何度も何度も止めたのですが、一番厳しく止めていた社員は翌週に地方へ異動の辞令がでました。社内は戦々恐々です。

余談ですが、次男は自称テクノ好きです。ファッションはなぜかヒップホップ系で、全くチグハグな印象でした。音楽には興味がなく、女性に興味があるだけなのですが、なぜか自分では声を掛けることができず、社員が代わりにナンパしていました。女性との話が盛り上がると、社員に用事を言いつけ、独占しようとしていました。話題は完全脱毛だけですので、ほとんどの女性はドン引きですが、本人は女性を喜ばしていると思っていました。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 

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※. このブログは実話を元にしたフィクションです。
会社の跡継ぎとして入社した社長の次男が、人格障害だったのかただの低能だったのか、私にはわかりません。

何もできない上に社員を次々にイタぶる息子を見て嬉しそうにしている自己愛性人格障害社長を見て、やはりこの人はおかしいと再認識し、一刻も早くここから脱出しなければと決意したのでした。その面ではこの息子に感謝しています。

次男は突然入社しました。社員には一切事前の説明はありませんでした。いきなり本社では本人も大変だろうと、本社ではなく北関東の支店に配属され、先輩社員に付いて得意先を回り始めました。すぐに「もう一人立ちできる」と言い出して先輩社員の営業先をパパに頼んで自分の担当、そして売上にして一端のビジネスマン気取りで喜んでいました。新規開拓などはできません。

会話のキャッチボールはできませんから。

この次男、とにかく女性が好きで訪問先に女性がいると興奮し始めます。妙に顔を近づけて話をするので、怪訝な顔をされていました。会話ができないので一方的に「売れますよ・売れますよ」と無理強いするだけなのですが、不思議なもので気弱な女性担当者などは、押し切られて発注してしまうこともありました。そうなると、自分の営業トークが素晴らしいと疑いません。

クレームが入ることもありますが、そうなると「あの担当はバカだ」となってしまいます。

仕事上の会話ですし、先方も跡継ぎとは理解していますので、少しは「オダテ」の言葉が入ります。それを聞いた瞬間に満面の笑みを浮かべていました。大層喜び、帰り道はずっとそのことを先輩社員に話しています。あの人は見る目がある、よくわかっている、と。オダテに満面の笑みで返された得意先は、同じ商品が供給できる別の仕入先を探そうと考えたとおっしゃっていました。

オダててくれる取引先には毎日行きたがりアポイントを取ろうとします。暇ツブシの営業など、本当に迷惑なものです。

得意先の店頭では、自社で全く取り扱っていない女性用下着の売り場に立ち入り、商品を触りデリケートゾーン付近の生地をずっと指で触っていました。

本物です。

数字の管理や書類の管理は全く出来ないのですが、それを本人が気付くことはなく、指摘されると、指摘した社員を「あいつはダメだ」とパパに申し出て、パパはその社員に対して降格や嫌がらせを開始する。

次男が営業中、支店内の様子を知りたいとスマホから見ることができる監視カメラもパパが設置してくれました。

絵にかいた様なバカ息子とバカ親ではありますが、下手なことをすると社員は嫌がらせ対象になってしまうので何もできません。

商売する組織としては機能しません。

取引先からも同情とクレームの声が入り始めました。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 

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キチガイ社長の次男の事例を書くつもりでおりましたが、興味あるお話を伺ったので、備忘録として書き留めておきます。

私は素人ですし、ウラも取っていないのですが、専門家の発言です。なるほど!としっくりきました。

お話に「自己愛性人格障害」や「サイコパス」などの単語は出ませんでしたが、「なぜ人は人を殺してはいけないか?」から殺人を犯した人々の特徴をお話されていました。

連続殺人の犯人などに見られる特徴の一つに、「共感力の欠如」 がありますと。そして共感力は生まれながらに備わっているものではなく、後天的なものだとおっしゃっていました。共感力が不足していると相手の立場を考えることはないので、犯罪やパワハラなどを繰り返します。

幼少期、親に「共感してもらう」経験が少ないと共感力が育たないとのことでした。子供世界のパワハラ = いじめ を趣味とする、いじめっ子たちに多い特徴だそうです。

自己愛性人格障害者が人を育てたら、子供に共感することもないでしょうから、負の連鎖で、自己愛性人格障害親子が出来上がってしまうのかなと考えています。遺伝ではないというのは救いだと思いました。

人格障害の毒親を持っても、どちらかの親が歪んでいない愛情を持っていたり、親以外の周囲の方々にたくさん共感していただければ、負の連鎖は断ち切れるのでしょう。実際、そういう方々もたくさんいらっしゃると思います。この分野ではは我々、自己愛性人格障害者被害者の会も自己愛性人格障碍者撲滅の力にお役に立てそうです。周りの子供たちにたくさん共感して差し上げればいいんですからね。簡単です。

また、「罪悪感」を司るのは脳の内側前頭前野だそうです(どこにあるのか調べてません)。例えば人を殺してしまうと、人間の脳は強烈な罪悪感に蝕まれ、自分自身が壊れていってしまうそうです。自己愛性人格障害者は残念ながら、大人になる前に既に罪悪感が壊れているので、人間ではありません。罪悪感はありませんので、何度も他人を壊してしまいますね。

医学や科学から、人格障害者の研究を進めてくださっているのは本当にありがたいです。自分を含め、どれだけたくさんの方々が人格障害者の被害に遭っているか想像もつきません。色々な形でその方たちの救済の方法があればと考えております。

政治家にも自己愛性人格障害者がたくさんいそうなので道は険しですが、私の夢のひとつです。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 

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※. このブログは実話を元にしたフィクションです。
自己愛性人格障害社長の家族はやはり自己愛性人格障害な方々でした。

弟・別会社の社長
兄はパワハラ専門であまりウソをつくタイプではないのですが、この弟はウソだとわかる話を朝から晩まで話していました。「芸能人の〇〇に会った」「愛人になった」「こないだ有名なあそこに行った」などなど。全く自分の得にも損にもならないことをペラペラと話していました。性的には非常にだらしなく、社員に手を出したこと多数。微妙に合意の上な雰囲気もあり、訴えられたりはしていない。ただし、パワハラは酷く、社員の家族が怒鳴り込んできたことは多数。不機嫌だと周囲に怒鳴り散らし、女性相手には泣くまで執拗に追い込みます。

次男・就職先がなく会社が引き取る
仕事の上では全くの無能。女性への興味が以上に高く、風俗通い。女性社員は全て性の対象として見ている。女性社員と仲良くなりたいために全員出席で宴席を企画。なぜか会費は払わず。宴席では抱き付くなどのセクハラを繰り返し、デートに誘う。

次回から、自己愛性人格障害社長とその次男の振る舞いをお伝えしていく予定でおります。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 

あなたの人生を大切にしましょう。


※. このブログは実話を元にしたフィクションです。
女性誌に、「彼氏からプレゼントを貰いました。自分のファッションには合わないブレスレットだったのですが、買い物嫌いな彼が一生懸命に時間を掛けて選んでくれたことが本当に嬉しいです。このプレゼントに合う用に全身コーディネートを考えています。」という投稿がありました。

いい話だな、と印象に残っていました。プレゼント自体も嬉しいものですが相手の気持ちを考えるとそれ以上に嬉しいのですね。

自己愛性人格障害社長は頂いた物全てを値踏みします。

女性社員が普段のお礼にと渡した旅行先のお土産お酒の値段を調べ「こんなに安物をくれたのか!」と取り巻きを介して文句を言いました(直接は言わないのが不思議です)。それまではまあまあ可愛がっていたのですが、それを機に痛ぶりはじめて鬱病→退職まで追い込みました。

取引先の営業担当がくださったお菓子は空港の袋に入っていました。「空港で買うなんて心がこもってない!」と相手先の社長にクレームを入れていました。詫び状を書かせたそうです。

ある男性社員の実家付近が高級フルーツの産地だと知ると、シーズンでもないのに「すぐ実家に連絡して手配させろ!」とまたまた取り巻きを介して指示、お父様より入手できないと返事があると「何とかするのがお前らの仕事だろ!」とキレまくっていました。もちろんその社員も辞めていきました。

自分は御中元も御歳暮も送りませんが、送ってこない取引先には催促します。社員会でお金を集め、自己愛性人格障害社長に御中元・御歳暮として多額な商品券を要求されていました。キチガイのわがまま聞いて頂いたお給料を、またキチガイに差し上げるなんて。

どうしてあんなに長く働いてしまったのか、本当に反省しています。

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あなたの人生を大切にしましょう。


※. このブログは実話を元にしたフィクションです。



自己愛性人格障害社長なりに、善悪やマナーなどを激しく語ることが度々ありました。本人は自分のことを道徳心の強い人間だと思っています。行儀が悪い周囲に、自分は迷惑ばかり掛けられていると考え、しょっちょう社員を怒鳴り散らしたり、外食中、目に入る他人の振る舞いなどに散々文句を言っておりました。直接文句を言う度胸はありませんが。

道徳心の強い人間が何組もの家族を地獄に落としてニヤニヤ喜んでいられるワケがないのですが、そこは今回横に置いておきます。

- 当時の社内不文律 -

私語厳禁、トイレの回数制限、咳くしゃみ禁止、備品の自費購入、月曜休暇厳禁、週末は自宅待機または取引先訪問してレポート作成、土曜出勤は金曜夜に指示、エレベーター前全社員お見送り、給湯室シンクの乾拭き、等々

書きだしてみると改めて頭がおかしいですね。

不況で社員があまり辞めなくなっていたので段々とエスカレートしていきました。完全に法に触れているルールばかりです。咳をしてしまった社員は大興奮で怒鳴られたり、月曜に体調を崩して休んでしまった社員は、その後「伝言」で痛ぶられた上に、自費で研修に行かされてりしていました。入社してしまった社員たちは歯を食いしばり何とか支え合って耐えていました。

会社は異常ながらも節度のある雰囲気で、社長はご満悦です。

しかしある日突然静寂が崩れます。社長のジャジャ馬長女が総務部に入社したのです。彼女はこんなルールは全く無視です。大きな声で周囲に話し掛ける、大きな音を立てる、連休取り放題、社長からの指示は全く無視。社員は社長がいつ暴れるかと冷や冷やしながら、今までどんなことで社長に散々叱られてきたかを、そっとお伝えたのですが、比較的常識のあった彼女は「そんなのパパがおかしい」と一蹴。しかし社長はそれを咎めるわけでもなくニヤニヤして終わりです。

それまで真面目に指示に従っていた社員はあまりのことに茫然としておりました。親バカでは片づけることのできない、異常な違和感を感じました。

後から、自己愛性人格障害の人たちの特徴を勉強し始めた時に「ダブルスタンダード」と言う言葉を発見しました。物事の基準がその時々でブレまくるのですね。自分には凄まじく甘く、他人には厳しい。常識のある人でしたら恥ずかしくてできません。

長女はとっとと会社を辞めました。賢いですね。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 

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周りを思いのまま動かすこと、服従させることしか頭にないキチガイ社長でしたが、よくよく観察していると、いわゆる「いい人」を操るときに利用するものが見えてきました。

それは「罪悪感」です。

仕事で取るに足らない、どうでもいいようなミスが発覚したときに、まずはその担当者から始末書を提出させます。会社への損害など全くなくても機嫌が悪ければ始末書です。始末書を書かせることで、まずはその社員に「罪悪感」を植え付けます。

一度罪悪感を植え付けてからは、その要求がどんどん加速していきます。完全に違法なのですが、迷惑を掛けた周りの社員に、贈り物をしろと言ってネクタイを無理矢理買わせたり、夕食に招待しろと割烹を指定して無理矢理散財させていました。ひどい時は餌食が壊れるまで続きます。会社にとってはそれなりに必要な人材でも関係なく自分から辞めていくまで無理強いは続きます。まれに気が変わって餌食が変わることもありましたが。

贈り物も「罪悪感」を植え付けるための行為でした。相手が喜ぶものを考えて、心のこもった贈り物を選んでいたことは一度もありません。自分が欲しいものをついでにもうひとつ買っておいて、それを人にプレゼントし、そのことは絶対に忘れません。もらった人は薄気味悪く感じながらも感謝ではなく「罪悪感」に近い感情を持ち、社長の言うことを何でも聞くようになっていきます。相手の罪悪感を感じ取った社長は徐々にその要求をエスカレートしていく流れでした。

自己愛性人格障害者を相手に罪悪感を感じてはいけません。あの方たちは周囲の生命力を吸って生きているのです。

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あなたの人生を大切にしましょう。


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