自己愛性人格障害の社長は、とにかく一日中何かへの悪口を言っていました。

社員の悪口、取引先の悪口、芸能人の悪口、雑誌の悪口、飲食店の悪口。

学歴のこと、能力のこと、容姿のこと、国籍のこと。

目の前にそれが該当する人がいても全く気にしません。地方出身者の私の前で、「あいつは田舎者だからダメなんだ」と言ったり、高卒の幹部を前に「学歴がない奴は結局ダメだ」と言ったりしていました。他人への共感力が極めて低いため、基本的には人がどう思おうと全く気にしないのですが、人をコントロールしようとするときに限っては、相手の心理状態を上手に読むのが、不思議です。歪ですね。

自己愛キチガイ社長が恍惚の表情を浮かべるときはこんな時でした。

・悪口を言っているとき
・社員に無理矢理な指示をだしたとき
・自分の考えた通りに物事が進んだとき
・餌食が壊れたとき

取りあえず悪口が一番簡単ですから一日中悪口を言っていたわけです。人の悪口が自分への万能感を高めるのでしょうか?社員への無理強いは、征服感が満たされるのでしょうか?餌食が壊れたときは破壊欲が満たされたのでしょうか?

自己愛性人格障害の人たちはどうなりたいのでしょう?異常な行動の数々の目的を、今になって考えています。結局のところ、彼の行動の目的は以下に集約されていた様に思います。

・称賛
・征服
・破壊

もしかしたら私たち誰もが持っている欲望なのかもしれません。だとしたら自己愛性人格障害と普通の人々との違いは何なのか。色々な文献や被害者の方々のお話を伺いながら考えています。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 

あなたの人生を大切にしましょう。


※. このブログは実話を元にしたフィクションです。
なんせ、デタラメな会社ですので社員の出入りは激しく、すぐに辞めていく人がほとんどでした。採用側は大変でした。しょっちゅう募集を掛けている状態でした。社長は「学歴は関係ない・人物で採用せよ」と常々言っていました。なかなか素晴らしい発言だと当時は思っていました。

実際に高卒の方も積極的に中途採用していました。

それがある日突然に学歴最重視となりました。何がきっかけだったのかわかりません。本人は金持ち私立の付属上がりで大卒です。新規の取引先では先方の社長の学歴が不明だと取引中止になります。売上が見込める取引でも先に進めません。売上や利益は彼にとって関係ないのです。商売人ではありませんから。自分の思った通りに周りを動かし、周りに褒められることしか目的がないのですから会社の発展には興味がないのでしょう。

テレビや雑誌で目立った新しい芸能人を見つけると、社員に学歴などを徹底的に調べさせていました。自分の本来の仕事は手が付けられず学歴調べです。そして大学を出ていないことが判明すると、興奮し恍惚の表情で罵詈雑言が始まります。

苦しいのはそれを見ている高卒の社員です。学歴は関係ないとのことで入社した会社なのに、早朝から社長が「高卒はダメだ」「高卒社長の会社なんて取引するな」「高卒の芸能人なんて」と叫んでいたらたまらないです。

自己愛性人格障害の方々は、言うことがコロコロ変わります。価値観があるのかないのかわからない時すらあります。曲がった価値観とは思いますが、そこは個人の自由なので勝手にしていただいて結構ですが、問題はそれを周囲に強要することです。そして周囲の価値観は認めません。その時に思いついた不安定な価値観に固執し強要します。その不安定さが社会や人間関係をまた不安定にしていくのです。

本来はそこに違いがあるだけで優劣はないのですが、なんでも優劣を付けたがり、そこの頂点にいる錯覚を感じたいのでしょうか。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 

あなたの人生を大切にしましょう。


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自己愛性人格障害の方々は理屈では動いていない様です。

周りを自分の思うままに動かすことしか目的にないので、どんなに意味のないことでも強要していました。ある新興宗教が社会問題になったときに、その教祖様の接待マニュアルを社員に配布しました。それは好きな食べ物から接待方法まで細部に渡るマニュアルでした。その様に自分を扱って欲しいのですね。

彼らも人にサービスをします。「自分がいかに気が利く人間か」をアピールしたいだけなので、非常に歪なサービスになるのです。相手が迷惑に感じているのは汲み取れません。

海外からのお客様に、大量の飲み物をプレゼントしていました。持って帰ることが出来るわけありません。困った顔をしているのですが全くそれに気づかず恍惚の表情を浮かべていました。

別の方のブログで「自己愛性人格障害の人の中身は2歳児」との表現がありました。本当にその通りだと思います。

2歳児が何人もの人生を預かっていたなんて恐ろしいです。私と私の家族の人生を預けていたなんて寒気がします。今でも働いている方々が一刻も早く離れていくことを祈っています。

自己愛性人格障害の人たちは周囲の善良な方々の生気を食べて生きています。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 

あなたの人生を大切にしましょう。


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キチガイ社長は結構博学です。

色々なタイプがあると言われるサイコパスですが、IQの高い人も多く、弁護士資格を取っている人や、サラリーマンとしても出世している人も多いとの文献も読みました。個人的には、自己愛性人格障害タイプのサイコパスはどこかでボロが出て、わかる人にはそのおかしさがわかると思っていますが、オーナー社長や、ファミリー企業の跡継ぎなどではそのまま元気におかしいままです。

怖いですね。

博学ではあるのですが、なんせ人から褒めてもらわないと生きていけない自己愛性人格障害社長は、その博学を披露して褒められなければいけないわけです。

驚くほど幼稚な解決方法ですが、何と!何と!朝の打ち合わせの時に社員にクイズを出し始めました。自分の知っていることをクイズで出す。で、答えられないと優越感に浸る、答えられなかった社員をなじり怒鳴り、吊るし上げるのです。簡単なクイズだったり、仕事に絡む様なクイズだったら大変です。答えられなかったことを事あるごとに延々とネチネチ言い続けてました。

本当に世間の常識とはかけ離れた会社でした。

更に恐ろしいことは、こんなくだらないことが社員同士の関係にも溝をつくることでした。クイズに答えられた社員は優越感に浸り、答えられなかった社員をバカにしだすんです。洗脳と言いますか、イジメの構図と言いますか。自己愛性人格障害者は人間の社会生活に何もいいことをしないと考えています。

少し話は逸れますが、人間の社会性とか協調性ってのは、結局のところ生き残るための知恵と工夫だと思うんです。震災後の混乱で助け合っていく人々を見てそう思いました。人が集まり、道徳心や優しさを道標に自然とリーダーやルールが出来て組織となり、生き残るための工夫となる。

自己愛性人格障害の人々は、本来人間が長い間培ってきたはずの大切な能力が欠如している可哀想な人たちです。遠く離れたところから見ると可哀想な人ですが、近くにいると犠牲と餌食になりますので、とにかく近づいてはいけません。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 あなたの人生を大切にしましょう。

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自己愛性人格障害の人たちは自分ひとりでは生きていけません。

口では友人など不要と言いますが、基本的には褒められていないと自分の心が満たされないわけです。自分を称賛してくれる取り巻きが最低1人は絶対に必要です。

取り巻きに選ばれるのは常識的で優しく、従順ながら仕事ができる人が多いように思います。「カリスマ性を高めるのは簡単だ。弱音を吐かなければいい」と聞いたことがありますが、社長は弱音を吐きません。カリスマ経営者と勘違いする人も多数います。

お気に入りの取り巻きでも何か気に入らなければ、突然餌食側に落ちてしまうことがあります。餌食側に落ちてしまえば、じっと耐えるしかありません。周囲も気の毒そうに遠くから見ているだけで助けてはくれません。運が良ければまた取り巻きに戻れることもありました。

餌食となり、鬱病に追い込まれた人たちは数えきれません。

不思議なのですが、餌食にはされていない取り巻きであったり、寵愛を受けてる人たちの中にも精神に変調をきたす人が何人かいました。当初は普通の良い人だったはずなのに、横で寵愛を受けているうちに段々と特定の相手に対し尊大な態度を取るようになり、そのうちに社長と同じ様に傍若無人に振る舞い始めます。社長はそれを見て嬉しそうでした。機嫌が悪いと周囲に当たり散らしたりするようになります。もちろん段々と周囲の人たちや取り巻きからも孤立していきます。

「虎の威を借りる狐」ぐらいに思っていたら、段々と情緒不安定がひどくなっていき、目に光が消えていきました。精神疾患を患ってしまっていたのです。まともな価値観や社会性を持っている人は、自己愛性人格障害の側らで生きていくのに、正気ではいられないのかもしれません。それが寵愛を受けている立場であっても。

自己愛性人格障害の社長は周囲の人たちの生気を食べて生きています。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 あなたの人生を大切にしましょう。

※. このブログは実話を元にしたフィクションです。







ある時、社長が取引先の取締役をヘッドハンティングすることにしました。魅力的な夢のある話をし、高額な給料を提示していた様です。

勤めていた会社に辞表も提出し、全てが順調に進んでいました。

しかし、入社まであと少しというタイミングで、社長の気が変わり、突然「やはり今回の話はなかったことにしましょう」となりました。その後、その方は家族を抱えてどうしたのかわかりません。

たぶん初めからそうするつもりだったのだと思います。

その取引先の社長さんが、ことの顛末への説明を求め来社されました。先方としては仕入先(お世話をしている立場となります)から、右腕をヘッドハンティングされ苦々しく思っていたら、その右腕は結局その会社に入れてもらえなかったわけですから、状況が全く理解できなかったと思います。

自己愛性人格障害の社長は興奮して支離滅裂な説明した様ですが、私はそこに同席していなかったので詳細は残念ながらわかりません。

先方の社長さんは首を傾げながら不思議な物を見た様な表情で、そしてキチガイ社長は恍惚の表情で社長室から出てきたことが印象的でした。

我々から見ると自己愛性人格障害の人たちの言動は時に支離滅裂です。この一連の行動に何のメリットがあるのでしょうか?実際にこの得意先とは取引がなくなってしまい、お世話になっていた方の人生を狂わせたことだけが残りました。会社の業績を考えたらマイナスしかありません。

彼らの頭の中心にあるのは歪んだ「支配欲」だけなのだと思います。思いついた通りに人を動かしたいだけです。そこに会社の業績など関係はないのかもしれません。

会社の業績は人を痛ぶる要素の一つに過ぎないのでしょう。

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いつも必ず餌食が必要な社長、その餌食が辞めてしまうと、数ヶ月はおとなしくなります。辞めていった人間の悪口をいいながら、残った人たちを大切にする素振りを見せます。

2人きりで話す時は真顔で正論を吐いたりします。多くの人たちは騙されてしまいます。まともなことを言うのです。

「会社の経営とは孤独で時に偽悪的な言動が必要となる」
「会社の経営とは社員だけではなくその家族の生活も掛かっている」
「お客様から社員の給料は出ている」

何回か「この人は素晴らしい経営者なのかもしれない」と思いました。本当の姿が全くわかりませんでした。

餌食社員が鬱病と診断されると本当に嬉しそうに口元だけで笑う人が、社員の家族の生活など考えているでしょうか?

自己愛性人格障害の人たちは時に魅力的に見えると言います。特に初対面ではそう思われる場合が多いようです。高知能な方も多く知識や、字面では社会の常識もわかっていることもあります。実際この社長も一部の飲食店では好かれていました。

しかしながら何か自分の言動について正当化するときは理論が破綻しているのです。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 あなたの人生を大切にしましょう。

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社員が次々に辞めていっても、残る人は残ります。

社長は次々に餌食を求めながらも、残った人には優しく接します。一部の人には寵愛と言っていいような扱いをします。給料を上げたり、昇格したり、食事に連れて行ったり、プレゼントしたりします。この様な扱いを受けるとやはり人間は嬉しいものです。

自己愛性人格障害の人たちのプレゼントは相手のことを考えているわけではない気がします。自分が欲しい物を買って、余ったら人にあげる。物をあげている間は自分の言うことを聞くはずだ。物を上げたことはずっと覚えています。相手が喜ぶものを上げようという心はありません。

冷静に見ると何とも言えない歪な行動なのです。相手のことを想う感情がないのです。

彼らにとっては、プレゼントを与える相手は自分を称賛し、餌食を一緒に痛めつける道具であり、プレゼントはその道具でしかありません。

私も寵愛を受ける側だったこともあります。会社に入った時は会社の異常性に気が付いて出身校に連絡をするほどだったのに、いい扱いを受けて浮かれてしまったのです。本当に恥ずかしいです。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 あなたの人生を大切にしましょう。

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別の部門の部長は疲れ果てていました。社員を入れても入れても会社の異常な雰囲気に気が付くと辞めていきます。

その部長はある日「これ以上退職者が続くと効率も悪く会社にもいいことなど一つもない」と社長に進言したのですが、返答は「じゃ、お前も辞めれば?」でした。部長は顔を真っ赤にしていました。翌日、部長は倉庫へ異動となりました。

部長の下にいた女性社員が2人、社長に呼ばれました。部長への罵詈雑言の後、後は宜しくな、という話だった様です。彼女たちは意を決して、「引き継ぎもない状態で後の仕事を任されても困ります。せめて数日でも引継ぎさせてください。」とお願いしたそうです。社長の返答は「じゃ、お前たちも辞めれば?」でした。結局3人が同時に退職となりました。

自己愛性人格障害の人たちは、自分の意見や気分が絶対の絶対に世界の中心なのです。人から意見をされるなど許しません。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 あなたの人生を大切にしましょう。

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倉庫の責任者への徹底的なイジメは続き、結局半年ほどで退職されました。

その人が退職した後は、私の同期を痛めつけ始めました。小さなスペルミスが原因でした。見る見るうちに表情が暗くなり、周囲にも噛みつくようになりました。今なら鬱病と診断されているかもしれません。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」で、社長の周囲の人間も憎くなり感情が抑えきれなくなったのでしょう。私とその同期は仲が良かったのですが、社長側の人間とされてほとんど会話をしてもらえなくなっていきました。キ○ガイは周囲の人間関係にもヒビを入れていくのです。私にはどうすることもできませんでした。何かできることがなかったのか今でも考えています。

今だからわかったことでありますが、自己愛性人格障害の人たちはいつも餌食を探しています。誰かターゲットを決めると執拗にその人を痛めつけます。本人にあまり自覚はないようです。ターゲットの周囲に悪口を散々言います。なぜか直接本人には言いません。誰かに指示をして痛ぶる内容を伝えます。イジメ(本人はそう思っていない)に至った理由を支離滅裂な理論で自分にも周囲にも納得させている様に見えます。そして退職に追い込むと本当に満足そうでした。

「キ○ガイには近づかないこと・キ○ガイと気が付いたら一刻も早く逃げること」 あなたの人生を大切にしましょう。

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