本体が完成したところで、Arduinoへのソフト書き込みを。

これが完了すると、安価なDIY DCCコマンドステーションが完成。

 

ここまで、作成方法ばかりに気を取られていたが、そもそもどんな風に使えるの?使い勝手良いの?という、当たり前の質問に対しての説明がまるっと抜けていた。

 

 細かな説明は抜きとして、かんたんにまとめると

 ・WiFi経由 スマホ、タブレット経由でのコントロール

   フリーで提供される各種DCC制御用アプリが使える。

   番号登録から各種ファンクションキー(汽笛を鳴らすとか、ライトをつけるとか、煙を出すとか)も、市販タイプのコントローラと同じ機能は搭載できている。普通に使って不足を感じる点はなし。↓みたいな感じ。

 

 

 

 ・PC経由 こちらもいくつか方法はあるようだが、最もかんたんなのはDCC -EX用に用意されているWebベースのコントローラを使用すること。

 下のサイトにアクセスするだけで各種ファンクション、加減速のコントロールが自由に行える。↓の感じ。

 

 

 更に使い込めばストラクチャー、レイアウトの制御もできる機能が準備されているとのことだが、自分の場合は、ここまででも必要十分以上。

 

 

さて、本日のメインテーマのソフトウェアのインストールについて。

世の中一般的にソフトウェアとか、光学系というのは、難易度が高そうに思われることが多い。

理由は簡単、”みえない”から。”何が起きているか理解できない”につながって、”とても理解できそうにない”に行き着く。

 Arduino,DCC制御、ソフトウェアインストールと聞くと、非常に難解そうに思われるかもしれないが、そもそもハードウェアの準備、組み立てもやってみたら”なんだそんなものか”というレベル。

ソフトウェアのインストールも、”その程度のもの”である。(本当は違うんだけど、DCC-EXの中の人のおかげです。)

 

では準備作業。

まずは自前のPCを用意。当然ではあるが、インターネットに接続されていること。

ブラウザを立ち上げてDCC-EX command stationを検索。というか下のページ。

このページに表示される EX-Installer というものをダウンロードしてPCにインストールする。

ちなみに、Mac,Windows,Linuxの各OSに対応とのこと。

 今回の場合は、”Automated Installer"という押せば、自身のPCににあったインストーラが自動で選定される。

 

次にインストール作業。ダウンロードされたファイルを実行。(WindowsだとEX-Installer-Win64.exe とか EX-Installer-Win32.exeといったファイルが ダウンロードされているはずなので、それを実行。)

 

 すると、画面上に以下のようなスクリーンが表示されるので、順に選択肢を選んで設定を進める。

本来は一つずつ理解をしながら進めるべき物ではあるのだが、今回の主旨は、まずはDCCコマンドステーションを完成させる!なので、細かな説明は、インターネット上に公開されている詳しくて偉い人にお任せ。

 

 インストール作業の、手順を順番にスクリーンを貼り付けると

①Welcome

 何も考えず右下のManage Ardino CLIをクリック。

 

 

②Manage Ardino CLI

 新品のArduinoを使用した場合は”Install Ardino CLI" 。2回目以降の作業では”Reflesh Arduino CLI”

 という文字が右真ん中あたりにあるので、とりあえずそれをクリック(バージョンUpなどがない限り、Refleshしなくてもいいのだけど、その辺の説明は割愛)

で、右下の”Select your device"を選択して次にGo.

 

 

③Select Device

 2つの選択肢の上側を選んで、自身の使用しているArduinoのモデルを選択、今回は一番上のMega or Mega2560かArduino Unoのどちらか。

で、右下の”Select product to install” にGo

  → 

 

④Select Product

 いろいろあるんだけども、今回は一番上 ”EX-CommandStation”を選択。

 ちなみに名称から見るにターンテーブルとかそんな感じの制御もできるっぽい。

 

 

⑤Select EX-CommandStation Version

 何も考えずに一番上。LatestProductionを選択。

下の選択肢も”Configure options on the next screen”で、右下”Configure EX-CommandStation”で次にGo。

 

⑥Install EX-CommanStation ➖General Config

 ここは色々選択肢があるのではあるが、"I have WiFi"だけ選択でOK

 右側の”Select motor driver”は自身が使用しているモーターシールドを選択。

 今回の手順だと”STANDARD_MOTOR_SHIELD”を選んでおけばOK。

 

 で、ここで気がつく方もいるかと思われるが、別に指定のハードを選ばなくても意外となんとかなるんじゃないかと。

 ただし、注意点は互換品を使用した時のリスク=”正体不明のエラーで先にも進めず、後にも戻れず”のケース。

 こうしたトラブルや、不具合を克服することでいろいろなスキルが身につくとも言えるが、今回の趣旨からは外れるのでなかったことにする。

⑦(Case-B:Wifi、スマホ、タブレット仕様の場合に限り)Install EX-CommanStation -WiFi option

   基本的には下”Connect my ・・・”を選択すれば良いかと。

 前提として、WiFiネットワークがすでに存在していて、そのWiFiネットワークに使用するコマンドステーションを接続する。

 かつ、制御に用いるスマホ、タブレットも同じWiFiネットワークに接続されていること。

 

WiFi SSIDにはお使いのWiDIネットワーク名称
WiFi Passwordは言わずもがな。

WIFi   Hostname はなんでもOK.わかりやすい名称を入れておけば。

入力後に、画面右下の”Compile and load"を選択して最終コーナ突入

 

⑧Load EX-Command station 

 で、最終画面。ここまでに選択、入力した内容をArduino本体に書き込む作業。

 画面中央の”Load”ボタンを押せば、虹色の明日が見えてくる。

 

 

 

基本的には以上、あとは動作確認に進む予定。

 

 補足

なお、このブログは、DCC-EXプロジェクトチームより、情報の転載許可をいただいております。リンク↓↓

 

 

 

 

 部材が揃ったところで、とりあえず組立作業を。

Arduinoという物自体が、ベースとなるArduino本体の基盤の上に様々な機能を追加するための拡張ボードをスタック= 積み重ねるレゴブロックコンセプトなもので、正直組立作業は難しくはない。

ただし、DCCコマンドステーションとしての機能を実現するには、一部配線の追加、各種電源供給線の追加などは必要。

 

 一般に市販されている電気製品は、プラグの挿し間違いなどが起きないように、コネクタ、プラグの形状や、色を変えるなどの工夫が施されており、ユーザが深く考えなくても接続作業ができる様、親切な工夫がされているものが多い。

 Arduinoに限らず、各種の”工作”を行う際は、接続元、接続先を一つずつ確認をしながらの作業となる。

決して難易度の高い作業ではないのだが、Ready to use ,Plug & Playが溢れる、”ユーザに優しい世界”の住人である我々にとっては、この面倒くささが耐えられなかったり、いや、むしろ堪らなかったりする。

 

 組立作業に入る前に、完成状態のイメージを理解する。
 Case-A(PC直結で使用)する場合とCase-B(Wifi経由、スマホ、タブレットで使用)の場合の接続状態を絵でまとめると、下のような感じ。

Case-A 

Case➖B

 

image

大きな違いは、Wifi経由での通信を行えるようにするWiFiシールドというものが乗っかる+いくつか追加の配線が必要になる。ちなみにCase-Bでも有線接続、PCと操作はCase-Aと同じように行える。

 

 

で、組み立て方。

基本的にはCase-AもBも同じ作業なので、共通作業は一つにまとめる。

Case-Bでは、WiFiシールド基盤の追加とそれに関わる配線が2つ3つ発生するので、その部分だけ後ほど説明をまとめる。

 

 

Case-A、B共通手順

Step1:モーターシールドの基盤の加工電源ラインの分断と、Arduino基盤へのスタック。(重ね付け)

  通常、Arduino の上にモータシールド基盤を載せて(スタックして)使うことが前提となっている。

 この場合、Arduino本体の基盤から、モータシールドの動作に必要な電力が供給されるようになっているのだが、

 DCC用途では、Arduino本体と、モータシールドに別々の電源をつなぐ予定。

 つまり、Arduino基盤がらモータシールドへの電力供給を意図的に分断する必要がある。

  と言っても作業はかんたん。

 2つの方法があるので、どちらかをすれば良いらしい。

 方法1

   モータシールド基盤の”Vin”と書いてあるところの真ん中をカッターなどで、そっと削る(電極を分断する)だけ。↓の絵の四角い金属の真ん中を勇気をもって、えいっ!と分断する。

なお、DCC-EXのHP説明によると、これは標準のArduinoモータシールドでのみ必要な作業だとか。

探しても見当たらない代替の”モータードライブシールド8874”ではこの作業は不要。

その後、Arduino本体の基盤の上にモータシールド基盤を乗せる。

モーターシールド基盤の裏には金属製ピンが櫛のように並んでいるので、Arduino表面の差し込み口にすべてのピンが刺さるように押し込む。

この時、基盤の向きを間違えないように注意。(間違えたらやり直せばいいだけなんだけども)

 

端から順番に。

 

しっかりとすべてのピンがハマりますように。

 

 

 

なお、スタックするときは↓の通り、基盤の出っ張り(Tab End)の位置が合うように

 

 

 

 方法2

  モータシールド基盤を、Arduino基盤に載せる(スタック)する際に、Vinと書いてある場所のピンを曲げるだけ。

  単純なはなしで、Arduinoの電源供給場所にピンが刺さらなくしちゃうだけ。  

Arduino基盤の上にモータシールド基盤を乗せるわけですが、このときにVinのピンが”差し込み口”に入らないようにする。

 さて、ここまでで、2枚の基盤の接続は完成。物理的な準備は70%完成。

 で、お次は、配線の接続

 

Step2 配線の接続

 上の図の説明の通り、コマンドステーションからはいくつかの配線が伸びることに。

 配線1 Arduino本体からPCにつながるUSBケーブル

 配線2 電源ケーブル(9Vの方)

  説明なんかいらんのじゃないかとは思うのだけども、念の為。

 下の図の”Type B USB Receptacle”= ”タイプBUSB差込口”にUSB差込口ケーブルを。”DC Power jack”に9V の電源をつなぐ。

   

 Arduino本体につながる配線はこの2本だけ。

 お次はモーターシールドにつながる配線類。

 配線3 モーターシールドへの9V電源供給線

 配線4 モーターシールドからProgram=デコーダ設定用線路への信号線

 配線5 モーターシールドからMain=走行用線路への信号線

 以上、3種(合計6本)の配線

 下の図を見ればほぼわかると思われるが念の為に説明を追加

 

 下から順に

   Power➖GNDには、配線3の9V電源の+線=黒色=ACアダプタの配線を切断すると普通は外側にあるやつ。

   Power-Vinには、同じく配線3の9V電源から-線=赤色を=ACアダプタの配線を切断すると、普通は中心にあるやつ。

   次に、Main A+は配線5 メイン線路用+線を

   Main A -は配線5 メイン線路用ー線を。

   最後にProg B⁺ にはプログラム用線路の+線、

   Prog B- にはプログラム用線路の−線につながる配線をつなげる。

   なお、線路につながる線の+とーはの接続は、

    ”車両が進む際、進行方向向かって右側が+”になるというのがルールだそうで。

 

  以上で、共通の組み立て作業は完了。

 最後にCase-BのWifiシールド接続手順を。

 

Case-B Wifi シールドの接続

 Step-1 WiFiシールド上のバイパス解除

Wifi シールドは以下のような外観。左側に横3列縦に行のピンがある。

初期の状態では、7行目、8行目あたりにジャンパーピンと呼ばれる短絡用の樹脂⁺金属製の部品がついているので、これを取り去る。

もしくは下の写真のように、真ん中のピンとの接続ができないように片側につけておく。

 

Step-2 WiFiシールドのスタックとデュポンケーブルによる接続*2本

 モーターシールドと同じく、このWifiシールドも、スタック=上に積み重ねることができる設計になっている。

 同じ要領で、一番上にぶすっと。

 

 

 組み立て作業の最後は、デュポンケーブル(オスーメス)2本を以下の指定場所に取り付ける。

 

 ここでの指定は

  一番下のArduino Megaの Tx1 18 は、WifiシールドのRxの列のどこか一つに。

  一番下のArduino Megaの Rx1 19 は、WifiシールドのTxの列のどこか一つに。 

 であるつまり、Wifiシールド側の接続箇所は、列さえあっていればどこでも良い。と。

 

 なお、この接続のため、Arduino R3ではなく、代替品のMegaが推奨されているらしい。( 電源線へのアクセスの容易さ 

 

さて、これにて必要なハードウェア準備は完了。

次はソフト、設定のインストール。

 

 ところで備忘録変わりに書いている本ブログ。正直この程度の中途半端な説明ならば、DCC-EXの公式HPを見れば(英語が苦手ならばブラウザ翻訳で)十分かもしれない。。。

 

 

 

 補足

なお、このブログは、DCC-EXプロジェクトチームより、情報の転載許可をいただいております。

 

 

 

 

  

 

さて、備忘録兼、DCC-ex普及草の根活動を。

 

DCCが流行らない理由というのは、色々あれど、結局の所、”お金がかかる”というのが最大の理由。

世の中の趣味人の共通ロジックである ”やりたいことvs必要なコスト+労力” という永遠の課題。

 

そもそも、鉄道模型に興味がないとか、模型に興味はあるけども、作ることがメインで動かすことにこだわりがないとかそういう場合を除けば、ほぼすべての鉄道模型を趣味にしている人はDCCというものに多かれ少なかれの興味を持っているはず。

すでに膨大な標準DCタイプを所有していてデジタル化を諦めた!とか、更には”デジタル化する価値なんかない”と、DCCを敵対視するような人も中にはいるかもしれないが、やっぱり自分のお気に入りの車両が今までよりも精緻に、生き生きと動くシステムに興味を持たない人はいないのでは。

 

 初期のDCCといえば、DOSベースのPCに様々なインターフェイスをくっつけて。。。なんていう、素人にはとてもとても手に負えないシステムを作成する人がいたようだが、その後、市販化されたもので真っ先に上がるのは、3線式のメルクリンデジタル。

 ちなみにメルクリンの3線式は交流を用いることで線路が汚れにくく、集電シュー(反り上の集電板)の性能もあって、非常に走行性能は高く人気があるそう。今販売されている欧州モデルの中にも設定変更だけすれば2線でも3線にも切り替えて走行できるものも多いらしい(3線式を触ったことがないのでわからないのだけれども)

その後、各社独自のDCCのシステムがリリースされ混乱が発生。(初期のKATOデジタルもかなりの独自仕様だったとか。しらんけど。)

 もともとメーカが異なっても”連結器さえ合わせれば同じ線路で遊べるよ!”というおおらかな文化を有していた鉄道模型が、”俺は俺、お前はお前”というような状況になって、得するのは業界の王 メルクリンだけ。

ということで、”アメリカの趣味団体NMRA(National Model Railload Association だったかな)が規格化した2線式(つまり見た目は普通のDC2線式と同じ)のデジタル方式に収束しつつあり、参加者が増えている。

 アメリカだけではなく、鉄道発祥の国イギリス、また、鉄道網が世界で最初に発達したヨーロッパの地でも、かねてから鉄道模型の標準化を担っていたMOROPE(MOdelbahn + euROPE)が制定の、ヨーロッパ方式と呼ばれるNEM(ドイツ語でNormen Europäischer Modellbahnen = 欧州鉄道模型標準規格)も、アメリカのNMRAと(ほぼ)同一の規格にてDCC対応が進んでいる。というのが、世の中の流れ。

 

 そんなこまかな説明はさておいて、じゃぁDCCのをもっと安く、手軽に普及させようぜ!ってなことで集まったアメリカ人たちが立ち上げたのが、DCC-EXというプロジェクト。

基本的には非営利団体=収益を目標とした団体ではなく、純粋にDCCを世の中にもっと広げて、もっと一緒にたのしもうぜ!的な人たちによる活動。

 ただし、活動の中身は非常に技術レベルが高く、そこいらへんの電車オタクや、電気オタクではとても太刀打ちできないレベル(と思われる)

 英語版のみだが公開されているHPには、誰でも無料でダウンロードできるDCCコントローラのソフトウェアとコントローラの作成手順まで乗っている。

 基本的にはこのHPに記載の通り、Arduinoなど必要な部材を購入、接続し、PC経由でDCCコントローラのソフト(スケッチと呼ばれる)をArduinoベースのコントローラに書き込むだけで、DCCのコントローラが手に入っちゃうという素晴らしい人、プロジェクト。

 なお、非営利ということはつまり既存の営利団体=各模型メーカからすると、商売の道具を無償配布しやがる、超悪人にも見えるらしい。

 活動の趣旨は、DCCの普及であって、DCC普及=DCC人口増加の暁には各模型メーカにとってもお客が増えるという好循環をうみだすことのはずなのだが、今の所日本の模型メーカもDCC-EXを応援している気配はなし。

 

 ただでさえ趣味人工の少ない鉄道模型界、Arduinoを始め電子工作の知識や技量を併せ持っている特異まれな人にしか取り組めない、超雑難易度の作業のように思えるのも無理ないところではある。

が!実際にはHPに記載の内容を順番にこなせばDCCコマンドコントローラがいとも簡単に入手できるので、興味のある方は是非トライしてみてもらいたい。

 

 発展として、車両の制御だけでなく、更に応用版のレイアウト、トラック制御などの機能も実現されているようではあるが、まずは、コマンドコントローラの作成の手順を。

 

 なお、このプロジェクトで使用している、Arduinoという物は、もともとは”安価、シンプル、だれでも”電子制御が実現できるという触れ込みで開発販売されている、シングルボードコンピュータというものだが、この説明だけで相当な時間を要することになるので、割愛。

 

まとめとしては

 Arduinoと、そこに接続するボード、電線をいくつか買って、手順書通りソフトをいれれば、DCCコントローラの出来上がり。

である。

 

あ、ちなみにArduinoの設定作業には、PCとインターネット環境が必要なので、そこはご理解を。

なお、以下に記載の通りの作業を行っても動かない、不具合が発生したなどの場合も、こちらでは責任は持てませんので、そのあたりは、自己のやる気と責任の下ということでご理解賜りたく。

 

 

導入手順

 細かなことは気にせず、以下の”共通部材”を購入。その後、使い方に合わせて、必要なものを購入しましょう。

共通部材

 購入品1. 12V(HOだと14V程度推奨らしい)DC電源 : 線路に流す電源用。Amazonで適当なものを購入。
   3A程度のものでもOKですが、5Aあれば十分かと。2000円もしないはず。

 

 

g=se&keywords=12v+5a+%E9%9B%BB%E6%BA%90&qid=1764041414&sr=8-7&ufe=app_do%3Aamzn1.fos.d8e7ee72-073f-4b97-8ec0-59c18d6dfebe

 

以下訂正。

 9VDC電源は、Case-A(PC有線接続)の場合は不要。PC接続で電力供給できるので。

 Case-B(無線接続)の場合のみ必要。

 購入品2. 9VDC電源電源:Arduino用電源。こちらもAmazonなどで。大体1000円

https://www.amazon.co.jp/s?k=Arduino%E7%94%A8%E9%9B%BB%E6%BA%90&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=TR12UKQC3DJX&sprefix=arduino%E7%94%A8%2Caps%2C1402&ref=nb_sb_noss_1

 

 購入品3. 電線、その他その他電子工作に必要な道具:Arduinoと(正しくはArduinoに接続するモータシールドと)とレールを接続するためのの電線。こちらもAmazon等で販売している電線を使用しても良いし、KATOやTomixのフィーダを使用したい方はDCC用に一本準備を。

 

 購入品4 (以下のcaseBの場合)デュポンケーブル オスメス ×3本

 Arduino基盤とその他の基盤の結線用。自分で配線を準備、コネクタの取り付けがでできるのであれば不要。

 ジャンパケーブルとかデュポンワイヤーという名前で検索すると数百円で見つかるかと。 

 

 購入品5 2線差し込み型DCジャック。(なくても良い。)

 ACアダプタからの+、−の、線を簡単に取り出すためのアダプタ。Amazonで数百円。

 こんな物なくてもACアダプタのケーブルを切断、被覆を巻いて中の配線を取り出せば良いだけではある。

 ちなみに一般的に供給線の中心側が+線。外周を巻いているのが−線。

 12v程度でも漏電を起こすと、機械の損傷だけでなく、発熱、発火の危険性もなくは無いので、配線加工の自信がない場合はジャックを使用のこと。

 

 購入品6 USB タイプBケーブル。

 後に使用するarduinoと、pcを接続するためのもの。

もしくはタイプBと、タイプA又はC変換コネクタを準備、手元にあるusbケーブルを使用してもOK,.なお、arduino本体に付属品として付いてくるようならば、追加購入は不要。

 

 

 後は、ハサミ、カッターナイフ、ドライバなど、電線類の切断、接続に必要なものをいくつか。

       丁寧に作業するのであれば、被覆剥きやハンダとハンダコテ、熱収縮チューブなどがあると良いですが、粘着ビニールテープでもなんとかなるかと。

 

 で、次に希望の内容に沿ってAかBを揃える。

といってもほぼ一緒。

まずはケースA 

 模型を走らす際には、PC(WindowsでもMacでも)を使う。

 ” PC<>Arduinoコントローラ<>線路” すべてを物理的につないで運転したい人

  必要なのはArduino本体と,Arduinoに乗っかるモーターシールド(モータドライバボード)の2つだけ。

  購入品A-4. Arduino Uno R3 (Wifi搭載の最新モデル R4はだめ) アマゾンで3900円弱

 

8&ufe=app_do%3Aamzn1.fos.d8e7ee72-073f-4b97-8ec0-59c18d6dfebe

 

     もしくは Arduino Uno R3の社外互換品 ELEGOO Arduino用 MEGA2560 R3
     こちらのほうが安い。Amazonで2600円ちょっと。

     DCC-EXのHPではElegoo互換品が推奨の様子だが、Arduino R3でも動作確認済み

  

  購入品A-5 モータシールド(モータドライバボード)
     Arduino モーターシールド Rev3 Amazonにはなく、Switch Science HPで大体6000円(高いなぁ)

 

    または互換品 " モータードライブシールド8874"   < と書いてあるが、この互換品のほうが手に入りにくい。

 で、ここまで Case-A:PC経由でコントロール だと、1万2千円でお釣りが来る感じ。

 

 

 次にケースB

 模型を走らす際には、スマホ、タブレットを使用する。

 ”スマホ・タブレット <無線Lan> Arduinoコントローラ<>線路” コントローラと線路は物理的に接続。
    スマホ・タブレットとコントローラの間は無線Lanを使用する人向け。

 

 Arduino本体と、モータシールドはCase-Aと同じだが、Arduino本体は大型の互換品を推奨(ボードのスタックの都合上)

 異なる点は、追加で、Wi-fi シールドというものが必要になる。

 

購入品B-4 Arduino Uno R3の社外互換品 > ELEGOO Arduino用 MEGA2560 R3 Amazonで2600円ちょっと。

   購入品 B-5 Arduino モーターシールド Rev3 > Amazonにはなく、Switch Science HPで大体6000円

     購入品 B-6 Arduino WI-Fiシールド EX-WiFiShield 8266 > Amazon でもSwitchScienceでも見当たらない。廃盤?
  多分、互換品でも大丈夫 Gpio Wifi シールドを拡張する ESP8266 拡張ボード Amazonで700円以下

https://www.amazon.co.jp/LyxosVee-Gpio-%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%92%E6%8B%A1%E5%BC%B5%E3%81%99%E3%82%8B-ESP8266-%E6%8B%A1%E5%BC%B5%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89/dp/B0FMT42ZJC?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=2QFJ2MA3TGNOZ&dib=eyJ2IjoiMSJ9.NYcjaFgeLNipqDxb-G3sgHdhfnkLjZe9hbi1g_sW-BHtki9nh7j8bd5hiKtX42Y8N21H08JsbDUUCG9uOdDSTCvSoCtz7h9f4OnytBfurPvUGpM1pBh5l9lZxp5GnLBd8ht_WSsVsl6U7tj3Ww4Vk9x6jCScdd5EeLtrJ4D3Yzv5VZPUZ9oyI6ydqmgkmaxtKi3uJJwJR_AZg1KQDcIno9g9BfYY9L0kDHPIP5sTRzS7iNy91MfwpMj2WiQE4O9mxqQTcUPJ96aSHsUkEDysvgJdqKSNPgdxRVt-monzmiE.QKBohOQICpuVQqOFjmJC8Oc_dx7XLszY6VZognwqZvg&dib_tag=se&keywords=wifi+%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89&qid=1764044472&sprefix=wifi%E3%81%97%E3%83%BC%2Caps%2C648&sr=8-16&ufe=app_do%3Aamzn1.fos.d8e7ee72-073f-4b97-8ec0-59c18d6dfebe

 

購入品B-5 9VDC電源電源:Arduino用電源。こちらもAmazonなどで。大体1000円

https://www.amazon.co.jp/s?k=Arduino%E7%94%A8%E9%9B%BB%E6%BA%90&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=TR12UKQC3DJX&sprefix=arduino%E7%94%A8%2Caps%2C1402&ref=nb_sb_noss_1

 

CaseBでも合計1万2千円。

KATOや、Lenz、MRCの正規品だと少なくとも5万程度かかることを考えると、だいぶお得感を感じられる。

 

次回は、早速Arduinoへのプログラム= スケッチの書き込みの手順を整理予定。

 

 

 補足

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 鉄道模型の制御方式であるDCC=Digital Command Control。

読んで字の如くではあるが、鉄道模型をデジタル信号ベースの制御信号を用いて制御するというもの。

あらためて日本語での呼び名を調べてみたが、該当する日本語は用意されていない模様。

 

 個人的には無理やり日本語をあてがう必要も感じないが、NISAであれば少額投資非課税制度であったり、おなじくiDecoであれば個人型確定拠出年金というそれはそれは大層な日本語名がついていることが多い。

 DCCにはDCC以外の日本語名称が用意されていないことからも、日本国内の鉄道模型会のなかでのDCCの不人気振りというか、お呼びじゃない感を感じてしまう。

 

 いろいろなところでDCCが日本の中で市民権を得ていない理由について、議論や説明されているのをみかけるが、業界の都合から、日本の住環境など様々な理由はありそう。ざっと代表的な意見を上げると・・・
 

1.海外主流のHOよりも小型のNゲージ人気が高くデコーダ搭載の難易度が高い 

 →なるほど。でも日本型16番、HOだってそれなりの歴史があるのにな。

2.国内の模型メーカにとって、DCC制御システム、デコーダは海外品を使用。

 車両単体と同等がそれ以上の価格となっており、ユーザにはDCCデコーダを購入してもらうよりも、
 車両2両を購入してもらったほうが利益が出る。つまり模型メーカがそこまで積極的にDCCを拡販しない。

 →それでもDCCは新たなファンを掴むことのできるポテンシャルを持っていると思うのだけども。

3.そもそも高い。

 →それはそう。円安に並ばなるほどつらい。
4.日本の狭いお座敷レイアウトで、複数列車の個別コントロールなんて事故が怖くてやってられない

 →日本でも狭い家から大きな家まで事情は様々。

  自分の知っているドイツ人、アメリカ人の家だって日本の家に負けず劣らず狭かったけど。

5.デジタルサウンドに着目すると、サウンドの効果の高い、いやサウンドによって楽しさが何倍にも広がる機関車やディーゼル車両を楽しむ層が日本では相対的に少ない。

動力分散型車両、いわゆる”電車”の多い日本では、サウンドへのこだわりは低いのかも。

 対してアメリカではディーゼル機関車が主流であり、欧州でも動力分散型の比率は増えて入るが、TGVなど”列車”に組み込まれた機関車が活躍しているケースも多い。


 

 実は、5番目の理由は、個人的に強く感じている部分。

逆説的に言うならば、蒸気機関車やディーゼル車両、電気機関車などを楽しむのであればサウンドの効果は絶大だと思う。

欧米の駅で停車中の列車のそばにいると、発車準備中の様々な音や始動開始時のお腹の中にまで響いてくる力強さを感じる動力音に、体の中に眠っていた鉄分が吸い寄せられる感じを受ける。

 

 もちろん、停車時のヘッド、テールランプ、室内灯の制御ができたり、実感的なスロースタートが実現できるという楽しさもあるが、それだけのために高額なDCCを購入するにはハードルと価格が高すぎる。

 また、個別コントロールや、複雑な車両運行などができるようになるのは凄いことではあるが、この効果を享受するには複線、複々線や、デルタ線を備えたような複雑なレイアウトが必要だとして。鉄道模型を趣味にしている人たちの中で、その様なレイアウトを所有されている人は決して多くはないはず。

 

 ぜひ、日本の模型メーカには”サウンド”にもっと注目してもらいたいところではある。

最近の通勤、近郊型車両ではモータ音や、VVVFの制御音なんてものもほぼ聞こえないレベルに静音化されてしまっているが、

ここは、ぜひ、騒音出しまくりの蒸気機関車や、ディーゼル車両の楽しみ方として、もっとサウンド機能をアピールしてみてもらいたい。(サウンドカードという、苦し紛れの解決策もあるようではあるが。。。)

 

 自身の状況についてまとめると、約10年まえにアメリカMRCのコントローラを中古で購入し、時たま遊ぶ程度出会ったが、

 3年ほどまえに故障してしまい、それ以来DCCの運転が行えなくなっていた。

 新規にコントローラを購入すると最低でも4,5マンはかかりそうなところ、色々しらべてたどり着いたのが、Arduinoという、電子工作用機器を使った、コントローラの自作。 総額でも1万+くらいでDCCの再導入に成功したもの。

 せっかくなので自分自身の備忘録と、”DCC普及の一助となれば”の思いを兼ねて、昨年中に自作したDCCコントローラの作成手順をまとめておこうかと思う。ま、基本的にDCC-Exに関するHPの通りなんだけれども。。。

 

 補足

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  •  

こちらも引き続き、砂撒き管元栓の加工を継続。

砂撒き管元栓は、安達製作所製のロストパーツ。

0.4mmのドリルで穴あけを行うが、使用している道具=Amazonで3000円弱で購入の充電式ハンドルータの制度の問題もあるのか、ドリル刃が折れまくる。。

 穴あけ途中で折損したドリル刃は引っ張り出すことができればまだよし。

最悪なケースは途中まで掘り進んだ穴の中にドリル刃が刺さったまま、取り除けない状態になること。

こうなってしまうと、新しいドリル刃を使ってもすぐに破損してしまう。同じ硬度の材料をドリル刃が掘れるわけもなく。

 仕方がないので反対側からも穴あけを行なって、貫通穴を作ることにする。実際には空気作用管からの接続は片側だけなので、貫通穴にする必要は無いのだが固定のやりやすさを考慮して貫通穴方式を採用。

 今日は買い物や家の用事をこなしつつちょこちょこ工作を続け、結局、6個の加工を完了するのにドリル刃10本以上を消費。。。


 

上の写真のうち右上のものは、穴あけに失敗しパイプが上から丸見え。うーむ。このままにするか、もう1セット元栓を購入すべきか。。。


 元栓は一旦終了として、ドーム周りの小加工を続ける予定。



  

引き続きC55の工作を進めることに。比較的大物の加工である、公式下側前方の配管類。

目立つ2本の配管は、空気圧縮機からの排気蒸気を給水温め器に送る配管と、機関車が後進運転をする際に客車、貨車にブレーキ用の圧縮空気を送るための配管。


それぞれφ1.0とφ0.7mmの真鍮線を現物に合わせて折り曲げ固定する。
配管支えは金岡工房製のものを3個使用。
ブレーキ管はランボードに沿って、デッキを下り1番先頭まで機関車の側面に見えるタイプとすることに。
となると、ブレーキ管前方部分の固定も必要になるので、ここは工作教室の先生に相談して、適当な配管押さえを準備してもらって固定予定。
写真は固定前、仮組状態。
大分配管類の量も増えて雰囲気は出てきた感じ。
この後、最も難関の機関車左右のキャブ下の配管に取り掛かる予定も、従台車との干渉もあるのでさらに難易度が上がる見込み。
その前にキャブ屋根、キャブ内の仕上げをやるべきか??

 ここまできて、うまく加工できたものもあれば、もう少し改善したい場所も見えてくる。
次回はもう少し丁寧にやりたい部分も増えてくるが、まずはこのC55がきちんと走行できるところまで完成させなくては。
 
 今の段階では前照灯含め電灯類の加工予定はないものの、DCC化をするならば今のうちから準備をした方が良いのかも。

 ちなみに、DCCで保有しているのは海外(ドイツ型)蒸気機関車数台とarduinoベースで作成したCommandシステム。
PC又はスマホ、タブレットからの運転操作が可能なもの。
 多少の英語理解とarduino周辺の設定や、電子工作作業は必要だが、HP記載の通りにすれば初めてでもCommandコントローラーが自作できる。おそらく1番安価にDCC導入できる方法かと。

車両搭載のデコーダーの作成、サウンドの準備の(技術的+金銭的)ハードルがまだ高いので、手は出していないが、蒸気機関車を作るのであればサウンドがないと魅力は半減。。

 そろそろDCCサウンドデコーダーの準備も考えることにしようか。。
 真鍮モデルの加工もだが、DCCに関しても周りにアドバイスをくれる人がどのくらいいるか?によっても、興味を持った人達が気軽にとりくめるかどうかが大きく左右されるはず。
 自分自身はどちらかというと、新しいものをインターネットや本で調べて、知識を蓄えることがそれほど苦ではないのであとは時間とやる気の問題。ただし色々と自己流なので自信を持って誰かに教えてあげる自信はないという問題も。。
 

 中々進まないD51のリファイン。

ランボードのボルト表現をしながら、ちょっと別の工作も開始。


 根性がないので、一つの作業ばかりしていると飽きてくる、だけならばまだしも、集中力低下のせいで色々なミスが増える傾向もあるので、今日は砂撒管元栓の工作を開始。


 砂巻管は一部の形式、使用用途によっては片側2本、公式、非公式側で合計4本のものもあるが、

後進運転を考慮して両側にもう一本ずつ追加されている形式も多い。

 D51の場合は、おそらく初期設計から片側3本、合計6本のデザインとなっているため、砂撒管元栓も6個必要な部品。

 先日の大宮の保存機でもこの通り片側3個。

 砂撒き管元栓から下方向には砂の通る砂撒き管がそれぞれボイラーカバーに沿って延びる。


 あまりお金を掛けずにリファインすることを目的とはしているものの、模型の場合、上から見下ろす時間が多く、上回りの造形の複雑さ=ゴテゴテ感を演出する要素として、空気作用管と同じくらい目立つ部分なのでなんとかしたいところ。


 中古で購入した時の状態=砂撒管元栓は省略されていて、かなりさっぱりしているので、元栓を追加することに。

 ただロスト製の元栓を追加するだけでも良いのでけれども、もう少し手をかけて楽しむ方針ということで、元栓に接続されている銅管、空気作用管からの分岐線を接続する準備をすることに。


 何をするかというと、細密加工の神様のブログに掲載されていた中空パイプを差し込む加工。

 具体的には、元栓の根本にφ0.5mmの貫通穴を開け、そこに外径0.5mm/内径0.3mmのパイプを差し込む。

さらにパイプに0.25mmの、燐青銅線を挿入し、固定。マトリョーシカストラクチュア。

で、完成形がこれ。

正直、拡大鏡を使わないと自分でも見えないサイズ。


我ながら良くできた感触あり。

が、これを後5個作らなければならない!

この一つの作成に大体一時間を要しているので、世の中の最低賃金を当てはめても1000円以上の価値!があるのかどうかは別として、趣味の時間なので時間がかかっても自分が楽しいと思える範囲なら良しということで。


つづく。。


 ここ暫く、仕事の海外出張などもあって一週間ほど模型活動はお休み中。
 久々にc55の配管の工作を再開。
まずは非公式側から。



給水ポンプから温め器に向かう給水管の途中から分岐する細い配管を設置。
 配管のメインはキャブに向かい、その後レール、タイヤ、その他諸々に水を供給するための管。
 上方の清缶装置に向かう配管との分岐を、0.5mmのパイプと、0.2mmの燐青銅線を使用しなんとなく表現。
 手元の写真とモデルでは清缶装置の形状が違う様子。給水弁の位置、形状も異なるが仕方ない。こちらもそれっぽい位置に接続して完了。





お次は公式側。
空気圧縮機の動作を司る圧力調整弁につながる低圧、高圧の配管。
高圧側は写真左側、空気冷却管の途中から。反対側の低圧空気は自動ブレーキ配管からの分岐イコールキャブ内に伸ばすことに。
半田の除去や洗浄をしていないのでちょっと見栄えがよろしくない。
この後キサゲと洗浄実施予定。




 さて、全くの別件ではあるが、先日は豊洲で開催中のラムセス2世展を見学に。

当時の宝飾品からヒエログリフの刻まれた石版、ラムセス2世の棺など見応えは十分。ただし、ながーいながーいエジプトの歴史の全てを二時間の見学で理解できるわけもなく、消化不良気味。
多分エジプト好きで基本知識を持っている人にはたまらない展示なんだろうな。
その点、鉄道好きにも共通する部分はありそう。





 その後豊洲市場側の観光客向け(?)のお寿司屋で昼食。
 ミニうにいくら丼と、握り五貫セットを注文。
 多分美味しいはずなのだけれども、どうも値段の事(合わせて六千円+。。)が頭から離れず、食後の満足感はイマイチ。





 


中々進まない工作。

先日、実機見学をしたD51の中古品再生。

今日は実機に合わせてのボルト表現を再開

100%再現する必要は無いものの、目につきやすいランボード上のボルト類の表現は視覚的に楽しい。

実機を見ると模型では正暦されている点検口や吊り輪などもいろいろついていて結構賑やか。



作業はφ0.4の穴あけから。

安物を買ったせいか、ドリル刃が折れまくる。。

穴あけ後は真鍮線を通し適当に切断。

まっすぐに調整した後、裏からハンダを流して固定。


再生品のため除去しきれていないハンダの残りが表面に。。ちょっと残念。

ランボード上平坦ではないので研磨しても完全に除去は難しいところ。

できるだけオリジナルパーツを使う方針のため多少は目を瞑ることにして次にすすむ。


今日は非公式側70%まで完了。 





 さてさて、今日は私用があるので会社をお休みに。午前中は時間があるので、JR東日本の大宮総合車両センター近くに保存されているD51 187号機の見学、観察に行くことに。

現在取組中のD51作成のための実機見学が目的。

 

 現地周辺に到着も、流石に路駐をするわけにもいかないので近くの駐車場をみつけ、そこからは徒歩で移動を。

駐車場から数分も歩くと、正面にカットモデルのEF58 154号機とEF15 168号機の2台が見えてきた。

へー。こんなのあったんだ。

 ちょうど9時を過ぎたところで、職員の方が保存機前の柵を避けてくれたところ。

(柵があっても十分見学はできるが、柵が開いでいる時間であれば、直接触れることもできる。もちろん、傷をつけたりしてはいけないけども。)

 昔はカットモデル=生きていない標本のように思えてあまり興味も湧かなかった気がするが、こうして実物を目の前に見ることができ、尚且つ写真でしか見たこともないEF15に直接触れることができるというのは、とても貴重なことだと思う。

 鉄道博物館などにも完全体の(?)保存機も多数あるが、触れることができるのはごく一部分だけのことが多い。

カットモデルではあるが誰でも、(無料で!)触れることのできるのはすごい。

ここに保存されている両機とも、ワイパーや前照灯などふくめ欠損もなく、大事に保管されていることが伺える。

 

 帰宅後に調べたところEF58は一時期は青大将色に塗られていたこともある様子。

2両とも大宮工場職員の方によって、塗り直しや、メンテナンスを施されている様子であり、とても綺麗な状態で保たれている。

 

 

一通りカットモデルの外観、車内の見学を終えたところで、いよいよお目当てのD51 187号機に向けて徒歩移動再開。
といっても、大宮駅方面に1、2分も歩くだけ。
すぐ目前にこちらも綺麗な状態のD51 が見えてくる。
 
 このD51 187号機は、大宮工場で製造されたD51標準型の第1号機だそうで、現役引退後に大宮に保存目的で戻されたそうで。
経歴や、特徴等の細かな説明は、インターネット上に詳細な説明が公開されているので、そちらに譲るとしよう。
 
 時間帯の影響で逆光写真となってしまったが、好天のおかげで公式側の細部の観察、撮影は十分行えた。
特に、配管類の複雑に配置されている空気圧縮機近辺や、空気分配器などのあるキャブ下については、いろいろな方向からの観察がか可能で、各機器類の役割や設置状況など、とてもよく理解することができた。
銅配管の綺麗なことに少しびっくりしつつ、観察を継続。

ドロダメ、ちりこし、給水ポンプとその周辺の油壺類。

おそらく逆転器は動力式からネジ/主導式に交換されたタイプのはず。

 

手元にある白黒写真集では把握することのできなかった細かな空気、水、油用の配管がよく見える。

従輪の軸箱には速度系につながるロッドも。

 

一通り写真撮影も完了し非公式側に回ることに。

 

 

非公式側には幅1m程度の細い通路が設けられており、公式側以上に近い位置で観察が行える。

まずは、ほとんどの写真資料では見ることのできない給水温め器横の配管類を観察。

 

こちらもデフレクターの内側に隠れてなかなか見ることのできない配管カバー周り。

D51でも配管カバーのないものも多いようだが、この187号機はテンダー内側も、ボイラー裾(ランボード上)にもカバーがあるタイプ。

 

ランボード上面側を機関車全部から後部にかけて順番に。

ランボード上のボルトや点検口の詳細がわかる。

まずは反射板操作ハンドル付近。

 

 逆止弁あたり。

 

給水ポンプ周辺の山形。

 

ボイラーに水を注入する逆止弁と砂撒管。

砂撒管は後方の推進運転時用のものだけが、約45度に折れ曲がっているタイプ。

 

至るところに設置の給油壺などもよく見える。

それにしてもランボード上の銅配管のクネクネ具合のすごいこと。現役当初もそうだったものとは思うが、作業時の安全性を考えたらもう少し丁寧に配置しようとはならないものだったのか?

 
続いて、下回り。
シリンダ後ろ側に設置のオイルポンプ箱。
オイルポンプ箱から降るのは、おそらく排水管

 

オイルポンプ箱からでる6本の供給ラインは弁を通して左右のシリンダに送られるもの。

3本は公式側、残りの3本は非公式側に伸びている様子がわかる

 

その後、空気冷却管、空気タンクを観察し、非公式側のメイン機器である給油ポンプ周辺を観察

 

 

給油ポンプから送出された水の大部分は、一旦上方に向かい、ランボード上の配管カバー内を通る給水配管を通って、機関車最前部の暖め器に送られる。

一部の水は給水管に接続されている(上の写真ひだり側に少し見えているもの)細い分岐配管に流れ、後方にある清缶装置への給水、および、キャブに向かう。その後車輪(フランジ)の冷却や、テンダー搭載の石炭への水撒き器などに供給される。

 

さらに後方。キャブしたの二子三方弁周り。この辺りにも各種水関係の配管が複雑に設置されていて、モデル作成の際は頭を悩ます部分。

 

 

ボイラ上方に設置の発電器とATS発電器周辺も。

先日モデルに取り付けを実施した排水管の実物は、やはりクネクネしながらランボード下まで伸びている。

その後、キャブ周辺、テンダー接続部なども観察し今日の目標は達成。

 

他にもUploadしきれない詳細観察写真を眺め、一人でムフムフしている。

 

それにしても、今となっては大変貴重な機関車を丁寧に保管、維持管理されている大宮工場の方々には感謝と尊敬である。

 

気がつくと30分以上は見学していただろうか。

平日の昼間、人通りも多くはあったが、自分のような詳細観察をしにくる人というのも稀には居るのかもしれない。

そこまであやし怪しまれることはなかったと思いたいが、本日の見学はこれで終了。

 

観察のあとは家族の用事を済ませて帰宅。

今日は模型作成の時間は取れなそうかな。。。

 

模型の作成はとても楽しい趣味だと思うけども、やはり実物を観察するというのは模型制作目的だけではなく、先人たちの創意工夫や苦労を偲ぶことができるという点でも、とても意義のあることだと思う。

 

果たして、自分の娘、息子たちが20年後、30年後、いや50年後にどう思うのか?は想像もできないけれども、何かを作り出す人間の力を感じることのできた1日でした。