2月があっと言う間に過ぎ去りました。
1月は逝く。2月は逃げる。そして3月は去る、なんて言います。
今年も早、1/6が過ぎました。
こんな調子で今年も過ぎて行くのでしょうか?
BERの付く月も光陰矢の如しで過ぎ去って行きました。
そんな中、暮れに引っ越しをしました。今はすっかり落ち着いております。
今日はひな祭り。
我が家には子供も孫もいないので、XYLと静かな三月三日を迎えております。
と言っても、別にひな人形を飾った訳ではありません。
お昼にちらし寿司を頂いたぐらいですかねぇ~。
ひな人形と言えば、十二単が美しい、今年の大河ドラマ「光る君へ」
拙局は楽しみに見ております。
平安時代中期、紫式部を主人公としたドラマですね。
何でも戦国時代や幕末のように合戦シーンが無いので、視聴率が思わしくないのではないか、という杞憂がささやかれておりました。
実際、歴代の大河ドラマの中では、視聴率はあまり良くないようです。
でも拙局は欠かさず見ております。
時代が平安時代という事で、拙局が國學院大學文学部史学科在校中で専攻した鎌倉時代の一つ前の時代。特に平安末期の治承寿永の内乱、つまり源平合戦周辺を卒論テーマとしておりました。
平安時代の摂関政治、並びに院政については時代の流れの関係上避けては通れない史実でありますので、大学時代の研究テーマを思い出すがごとく、興味深く「光る君」を見ております。
大学では十二単の着付けの授業もあったようです。源氏物語専攻の文学科の先生が行っていたようです。
上の3冊の本は、拙局が日本史に興味を抱かせた本です。
著者は3冊とも、國學院大學名誉教授であらせられた、考古学の故樋口清之先生。
拙局が國學院大學に入学する前年に教授を定年退官され、名誉教授になられました。
拙局が高校3年の時に横浜で樋口先生の講演が行われるという事で拝聴にまいりました。
この時、既に上の写真中央の「はだかの日本史」を拝読して、樋口先生の日本史観に共感しておりましたから非常に興味深く講演会を聴いておりました。
そして翌年國學院大學に入学しましたが、樋口先生は定年退官され、先生の授業を聴講する事は叶いませんでした。
樋口先生の専攻は考古学でしたが、広く日本史に関して独特の史論を述べられておられ、平安時代においてもとても興味ある史論を述べられておられます。
特に源氏物語に関しては、入浴の場面が無いので当時の貴族は汚かった、とか。
それで発達したのが香道である、とか。
紫式部と清少納言は犬猿の仲で互いの罵り合っていた、とか。
平安時代の平均寿命が短かったのは当時の栄養状況が極端に悪かった、とか・・・。
とにかく源氏物語はあくまでの当時の世相の理想を想像の域で記されている物語なので、平安時代のいうのは、日本史上少なくとも一番最悪な時代ではなかったか、というのが先生の持論でしたね。
まぁ~、あくまでも先生の持論で会って、史実かどうかは別物ですがねぇ~。
政治史についても藤原摂関政治の全盛期では藤原氏にたてつく者はことごとく排除された時代です。その象徴的事実が、主人公、紫式部の母が藤原道兼に殺害されたシーンはど肝を抜かれましたが、その事実を父、藤原為時に口止めされ病死という事にされた時は、正に藤原摂関政治に逆らえない当時の政治史の裏側を見た思いです。もちろん直接見た訳ではありませんが・・・。
平安中期の大河ドラマというと、今から48年前に放映された「風と雲と虹と」でした。
朝廷・摂関政治に反旗を翻した、平将門・藤原純友が思い出されます。
結局新興勢力は制圧されましたが、その後、後三条天皇が即位して藤原氏と関係が断ち切られ、白河上皇による院政の開始。院政の開始によって朝廷内の対立が深まり保元の乱が勃発。そして保元の乱勝者同士による対立が平治の乱。平氏が勝者となるもその内容は摂関政治そのままだったので源氏が兵をあげて、武家政治が始まり、鎌倉時代が始まるのでした。
今日は公休日。ほとんど常置場所で過ごしておりました。
午前中はXYLをパート先に送り、その後買い物は拙局の担当。
昼前にXYLを迎えに行き、昼食はちらし寿司。
午後はABCラジオで日本橋の国立文楽劇場で行われた「上方落語を聞く会」の中継を聴いておりまして、昼寝をしながらケラケラ笑っておりました。
無線機の前に座る事も忘れてはおりません。
昼前、1200MHzAMで、いつも南大阪A3ロールコールでお世話になっている高槻市の局長さんが非常通信訓練ロールコールでCQを出されておりましたし、午後は21MHzSSBで8エリアお馴染みの遠軽町の局長さんとラグチューしておりました。18MHzも6エリアや8エリアが入感しておりましたが、コンディションはイマイチでしたね。
でも今日もHFハイバンドのコンディションは良かったです。
わざわざいつもの八尾市郊外標高126m高台に移動しなくても十分交信できます。
今日の常置場所前の近鉄高安車庫の様子です。
汎用特急用車両が並んでおります。最近ホンマにこの踏切周辺、撮り鉄さんが増えました。
何でも近鉄電車が直線で良い写真が撮れるとの事。特にママ鉄さんがお子ちゃまと一緒に、ママチャリで来て、スマホで写真を撮る光景はとても微笑ましかったです。
一昨日の3月1日に出現した、夕日パンダが明石市で見れたようです。
とても珍しい光景ですね。
ABCラジオでも「おはようパーソナリティー古川昌希です」の中で、気象予報士の清水とおるさんが仰っておられました。