昨晩、今年2回目の十三峠での移動運用を行いました。
上の写真は十三峠からの夜景です。
毎週金曜日に行われている南大阪A3RCなんですが、いつもキー局を務めておられる高槻市の局長さんが東京で行われているハムフェアへの出張の為、代わりのキー局を他の局長さんが努める事になりました。
拙局はいつも行っている、24MHzの部、144MHzの部の他に1200MHzの部を引き受ける事になりました。その為常置場所からでは1200MHzの部は厳しいと思い、久しぶりに標高431mの八尾市と奈良県との府県境の十三峠へ移動して南大阪A3RCを行う事にしました。
仕事も昨日今日と少し遅い盆休みを頂いたので時間的にも余裕があり、いつも日が変わってから行っている1200MHzの部のキー局を行っても、翌日が休みとなればゆっくりできます。
従って1200MHzの部のキー局を自ら打って出る事にしました。
夕食を摂ってから、各バンドのセンターローディングモノバンドモービルホイップアンテナを車に積んで、そして1200MHzにON AIRする為に常置場所に設置している唯一1200MHzがQRVできるIC-9700と移動用の9エレループ八木と同軸ケーブルも積みます。
十三峠駐車場は常置場所から車で10分とかかりません。
しかし週末ですので夜景がきれいな十三峠はコロナが一段落してから訪問する人が多くなりました。前回十三峠で移動運用した時は今年の3月8日。南大阪A3RCで50MHzSSBの部を開催するにあたってポータブル機のTR-1300を使用して運用した時以来です。その時も結構駐車場は夜景を見物する人で駐車場は混みあっておりました。
RCは20:00からですが、運用場所を確保する為早めに出かけました。
19:00には十三峠駐車場に着きました。
駐車している車はまだまだ少なく、幸い端っこの方に駐車できました。
RCが始まる前に、24.950MHzSSBで和歌山6mFM愛好会RC各局主催のメリット交換会が行われるので、それにチェックインする為アンテナを調整しました。
すると和歌山市の局長さんが電波を出されておられたので声をかけると拾ってもらえました。
まずは幸先の良い移動運用のスタートです。
20:00から南大阪A3RC24MHzの部の開始ですが、準備が整ったのと、28MHzの部と21MHzの部にチェックインしたいので途中中座する時間が欲しいので、19:50から開始しました。
20:10から20:20まで28MHzの部と21MHzの部にチェックインする為に24MHzの部を離れました。今日は28MHzの部は宝塚市の局長さん、21MHzの部は呉市の局長さんがキー局を務めまられましたが、残念ながら2局とも入感無しでした。
20:20から24MHzの部再開。結局10局からのチェックインがありました。
続いて20:30から18MHzの部が呉市の局長さんがキー局を務められましたが、こちらも感無しでした。残念ながら18MHzの部はチェックインできませんでした。
しかし1エリアの局長さんがチェックイン成功したというメールがあり、流石18MHzだなあ、と感心しました。
少し休憩して21:00から50MHzをワッチ。
50MHzの部は大阪市旭区よりモービル移動で、住之江区の局長さんがキー局を務められるのでチェックインは極めて容易でした。
無事50MHzの部にチェックイン出来てこれまたしばしの休憩。
電源をIC-706mkⅡGMからIC-9700に接続直して、アンテナを7/8λモノバンドモービルホイップアンテナをマグネット基台に設置し、本来のキー局を務める144MHzの部の準備をします。
22:00南大阪A3RC144MHzの部の開始。
近所の局長さんからは今までより信号強度が強いという知らせを頂きました。
流石に標高431mの八尾市と奈良県の府県境の十三峠です。電波の飛びは抜群です。
しかし喜んでばかりではありません。
和歌山各局からのチェックインが無いのです。
辛うじて徳島市からチェックインがありましたが、いつもの標高126mの八尾市郊外高台よりは信号強度が弱いです。
十三峠は和歌山各局とは相性が悪いのかも知れませんねぇ~。
地形的な問題があるのかも知れません。
よくよく十三峠駐車場の周りを見渡すと、和歌山方向は山がそびえてッていて明らかに飛びが良くないのが判りました。
先ほど24.950MHzSSBで和歌山市の局長さんにピックアップして頂いたので、大丈夫かなぁ~、と思いましたが、V/U帯は相性が良くないみたいです。
以前、51.100MHzFMで行われている、和歌山6mFM愛好会RCをワッチしながら十三峠を上っていた事があるのですが、だんだんと信号強度が落ちて行ったことがありました。
その事を思い出し、やはり十三峠と和歌山各局とは電波の飛びは良くないみたいです。
和歌山各局とのチェックインが叶わず、半ば意気消沈して144MHzの部を終了しました。
チェックイン42局という結果でした。
144MHzの部を終えて430MHzの部にチェックイン。キー局は芦屋市。
常置場所からはいつもRS59で入感するのですが、ここでも地形的な問題があるのかRS54での入感でした。
さあ~、最後は1200MHzの部の準備に取り掛かります。
常置場所から持ってきた9エレループ八木を三脚に取り付け、ルーフトップにセッティングします。風が無いので難なくセッティングできます。
いつも木曜日に行われている、高槻クラブで使用している高槻市レピーターの周波数をお借りして試験電波を発射すると信号強度は極めて良好です。ちゃんと電波が届いている事を確認しているうちに日が変わりまして、0時になりました。
1200MHzの移動運用は1Wと決められているので出力を1Wに抑え、いざ南大阪A3RC1200MHzの部が始まりました。
最初にチェックイン頂いたのは八尾市内の局長さんでしたが、アンテナの向きが反対だったようで同じ八尾市内なのに拘わらずRS51でした。
その後も大阪市内や周辺各局からチェックインを頂きました。
やはり常置場所の信号強度とは異なるようで、いつもよりはRSは弱い局が多かったですが、了解度はどの局長さんも問題ありませんでした。
1200MHzの部は15局のチェックインがありました。
チェックインが途切れたのでいつもより5分早く撤収。十三峠を00:40に出発して常置場所に帰還したのが00:46。
十三峠はがれきも山の賑わいでした。
カップルやファミリーがきれいな夜景を見物する為、車の出入りが多いので、移動運用場所としてはあまり好ましい場所ではありませんね。
コロナが一段落してからは訪れる人も多いようです。
何人かの局長さんは東京のハムフェアに行かれた影響でいつもよりチェックインが少なかったです。それといつもと違う運用場所や無線機も異なっていたのでその影響も少なからずあります。
また、標高が高ければ良いというものでもないようです。
確かに、いつも南大阪A3RCの移動運用している、常置場所裏山の標高126mの八尾市郊外高台より標高は高く何局かの局長さんからはいつもより信号強度が強い、という事を言われましたが和歌山各局からは入感無しというレポートを頂きました。
今後の課題として南大阪A3RCでは十三峠駐車場では移動運用場所としては適当でないという事で今後は今まで通り、いつもの標高126mの八尾市郊外高台より運用したいと思います。
ピンチヒッターとして他の周波数でキー局を務める場合でも、従来の移動運用場所で行いたいと思います。
今回は各局条件があまり良くなかった中、チェックインありがとうございました。
来週はいつものキー局で南大阪A3RCが行われる予定です。
またのチェックインお待ち申し上げております。