JR奈良線103系乗り撮り鉄 | 鉄ちゃんハム JO3UZP JJ1UXZ/3 柳 浩一です

鉄ちゃんハム JO3UZP JJ1UXZ/3 柳 浩一です

2007年に横浜市瀬谷区から八尾市にやってきたアマチュア無線局です。

高安山の麓 八尾市服部川から3.5MHz~1200MHzでON AIRしております。

鉄道とアマチュア無線の話題を中心に展開してまいります。

前職の有給休暇消化もあと3日を残すのみとなりました。

そこで1日はJRの乗り撮り鉄に行きたいもの。従って今日29日に乗り撮り鉄に行ってまいりました。

 

乗り撮り鉄の矛先はJR奈良線の103系電車にしました。

阪和線から103系電車が姿を消した今、103系電車の最後の牙城となったのが、平安京と平城京を結ぶJR奈良線です。

若草山の緑をイメージした黄緑色の103系電車も残すところ奈良電車区(近ナラ)に配置の3編成を残すのみとなってしまいました。まさに風前の灯です。恐らく来春のダイヤ改正で姿を消すのではないかと思われるので今のうちに記録しておいたほうが良いと思い、いつもの関西1デイパスを使って乗り撮り鉄に出かけた、というわけです。

 

拙局はいつも1デイパスを有効に使うために、早起きして大和路線の1番電車で行くことにしております。いつものように久宝寺駅4:56発JR難波行に乗り、新今宮で環状線5:12発に乗換、大阪駅で5:39発京阪神緩行線、普通電車京都行に乗り京都に向かいました。

緩行線京都行に乗るのは初めてです。大体新快速か快速でしたから。

早朝にもかかわらずかなり混み合っておりましたが、ほとんどの乗客は次の新大阪で下車。新幹線に乗り換える企業戦士がドドっと降りていきました。

開業したばかりのJR総持寺駅やかつて撮り鉄で訪れた島本駅、平城京から平安京に移る際に暫定的に置かれた長岡京駅はかつて神足駅と呼ばれていました。向日町はいろいろな車両が見られる京都総合車両所、というか向日町運転所と言ったほうが我々は馴染みが深いです。

そんな事を思いながら京都駅に6:26着。新幹線下にある奈良線ホームに向かうと、早くも103系電車が止まっておりました。感傷に浸るのは二の次でこれを逃すと次はいつ103系電車が現れるかわからないものですから、とりあえず6:30発宇治行1611Mに乗車します。

乗り換え時間はわずか4分あまり。なんという慌ただしい乗り換えであることよ!

JRの乗り撮り鉄に欠かせないのが関西1デイパス。

宇治駅に6:55に到着。

懐かしい国鉄文字による車番表記。カタカナの文字が独特の国鉄文字です。

7:13発京都行1610Mとして折り返します。

京都駅に7:38到着。折り返し7:51発奈良行613Mとして奈良まで乗り通します。

すれ違う電車はすっかり103系電車は影を潜め、代わりに阪和線からやってきた205系電車の姿が目立つようになりました。205系電車の車体帯は阪和線時代のままスカイブルーです。

613Mは奈良駅に8:57に到着。

これまたすぐに折り返して奈良9:08発京都行624Mとなります。懲りずにこの103系電車に付き合います。これまた途中ですれ違う電車は205系電車。この205系電車は京阪神緩行線から阪和線に転じた車両です。上の205系電車は阪和線オリジナルの1000番代車両です。

少しでも被写体のバラエティーを広めるために再び宇治駅で下車し、ここで撮り鉄をします。

宇治着9:59

時刻表を眺めて、103系電車が運用されていると思われる電車の時刻が判明されたので、その電車を追いかけるべく城陽駅に向かいます。宇治発10:36城陽行1625Mの電車は205系で運用されていて、阪和線オリジナルだった205系1000番代で運行されておりました。城陽駅には10:447着。城陽駅に1625Mが到着するやいなや、反対側に停車する京都行も205系電車でしたが、緩行線からの0番代。正面のデザインが0番代と1000番代とは異なる事に注目して下さい。

城陽駅は半数の普通電車がここで折り返します。ここまでは15分毎の運転でしたが、ここから奈良行は30分毎と本数が半減します。

初めて降り立つ城陽駅の入場券を記念に。

城陽駅で城陽駅止まりの103系電車の撮影をしました。みやこ路快速の221系電車とも離合します。城陽駅11:45発京都行632M103系電車でJR藤森駅へ向かいます。JR藤森駅では折り返しの奈良行が103系なので、それに乗車します。

632MはJR藤森駅に12:16着。JR化後の駅で、近くに京阪電車藤森駅があり区別のため駅名にJRを被せてあります。

JR藤森駅京都方は緩やかなカーブになっていて、このカーブを利用して103系電車を撮りました。結構うまく撮れたと思います。QSLカードのデザインに使いたいと思います。

この103系電車はJR藤森駅12:28発奈良行631Mです。

今度は沿線の最大の名所、宇治川を渡る103系電車を撮りたいので再び宇治駅で下車。

宇治駅に631Mは12:53に到着

 

宇治川といえば源平合戦で宇治川の戦いというのが浮かびます。源義仲と源範頼・義経が戦いました。さらに源氏の長老の源頼政が平等院で自害し、「埋木の花咲く事もなかりしに身のなる果はあはれなりける」と辞世の歌を詠み、その歌碑が平等院境内にあります。

 

一応、拙局、大学では日本中世史を専攻しておりました・・・。

宇治駅で下車し、平等院や源氏物語ミュージアム、京阪宇治駅の方向へ行けば宇治川に架かる宇治橋があり、宇治川を渡る奈良線電車の姿を捉えることができます。

宇治川鉄橋では宇治13:06発城陽行1635M(左)、その折り返しである城陽発京都行1634M(右)の撮影に成功しました。

宇治川での撮影で城陽行が通過したあと、折り返し京都行が来るまで時間があったので宇治橋のすぐ近くにあったファミレスで、ちと遅い昼食。ランチが税込で¥500-也は安い!

宇治川での撮影を終わらせ、宇治駅に戻ると、茶所宇治にふさわしく、茶壷をイメージしたポストに遭遇しました。

再び宇治駅から103系電車の追っかけは続きます。宇治駅から京都行642Mで六地蔵駅へ。

京阪宇治線電車とも併走します。六地蔵駅に14:37着。島式ホーム1面だけの六地蔵駅。

すぐ奈良行639Mが103系電車でやってまいりました。六地蔵14:38発。

昼下がりの639Mは城陽駅を出ると車内がガラガラ。空気を運ぶがごとくの車内になっております。

流石に拙局も疲れが出てきて、103系電車のMT55モーターの唸った音を子守唄にし、しばし船を漕いでおりました。

しかし見事に103系電車の車内の様子は原型を留めております。まさに国鉄電車です。

奈良線第二のハイライトは木津川鉄橋。これを渡って、大和路線・学研都市線と合流すると木津に到着。

木津を過ぎて、混声合唱曲で有名な「平城山」を過ぎると、終点の奈良駅に到着。15:34着

これで今回の103系電車の追っかけは終了です。奈良駅でしばし撮り鉄をしたあと、奈良駅15:46発の大和路快速で久宝寺駅に戻りました。久宝寺駅16:14着。

 

久宝寺駅前のタイムズ駐車場に止めていた我が愛車で帰宅。自宅に戻ったのが16:30頃でした。

自宅を出たのが早朝の4:30でしたからまるまる12時間乗り撮り鉄をしていたわけです。

そして拙局の健康法の一環が乗り撮り鉄。

なんせデジカメ持ってホームの端から端まで歩いたり、跨線橋を登ったり下ったりしてスマホの歩数計は10861歩を示しておりました。

 

秋の一日、天気にも恵まれ、充実した乗り撮り鉄日和でした。

 

帰宅してから50MHz SSBのロールコールに参加しました。

 

本日の交信局

50MHz  SSB   7局(城北ON AIRミーティング)・・・移動運用にて

以上7局でした。

各局ありがとうございました。