みなさん、こんにちは。
最近、子どもたちの影響で話題の小説や漫画を読んだり、映画やアニメを見て、日々、小さな発見や楽しみで心を満たしています。
中高生にも人気の雨穴さんの「変な絵」も入手し、あっという間に読み終えましたが、よい意味でフツウのミステリー小説でした。
「こんな小説を書けるのは、女性作家?」という印象でした。
「もしかして雨穴さんは女性なのか?」と中学生の息子に問うと、「身長180以上あるから女ではない」と言われ、小学生の娘にも「身バレしたくないから、仮面をかぶり、声を女性に変えているんだから男に決まっている!」と言われました、、。
息子が映画「変な家」で好きになった栗原さんについて、「栗原さんは変な絵によると、学生時代にオカルトサークルに入っていたらしいよ」というと、「俺の栗原イメージは、佐藤二郎だ」とさっさと本を学校へもっていってしまいました。
「変な家」も「変な絵」もきれいならすぐに売れるので、「早く読んで私に返してほしい」と思いましたが、息子の手に渡ると扱いが雑です、、。
それでも、活字嫌いの息子が「読もう」と思っただけでも嬉しいです。
これだけ話題になると、身バレするとめんどうですよね。
でも、私は作家や漫画家の素顔が分かるとますますファンになります。
つい最近の「このミステリがすごい」でコナンの青山さんと東野圭吾さんの対談は面白かったですし、お二人ともメディアに出ることが多いので以前から、親しみを持っていました。
若いころサイコホラーを書いていた小池真理子さんも「こんな美しい人が怖い話を書いていて、かっこいい!」と憧れていました。
小池さんは、インタビューなどでは気さくで温厚な印象ですし、ますますファンになりました。
宮部みゆきさんも読売新聞の書評に、よく登場されていますが、
いつまでも若々しくて、可愛らしい雰囲気が素敵だなと感じます。
宮部さんが紹介している本は、「読まねば!」と買ってしまうこともあります。
宮部さん原作の「ソロモンの偽証」の主人公は高校生ですが、どんなに辛くても、こころが血だらけになっても生きていくという主人公の覚悟が、当時「もう立ち直れないかも」と思っていた私にも勇気をくれました。
最近、娘が友だちの影響で見ている「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」も
ぜひ大人が見るべき!と思います。
人をねたんでいると、「よどみ」のような顔になってしまうと思うとぞっとします。
実際、私が若いころ勤務していた職場で、ねたんでくる同世代の女性に表情や雰囲気がそっくりで、「よどみは○○さんか!」とサイコホラー小説よりぞくぞくしました、、。
自分の軸がある人は、よどみの誘惑に惑わされないですし、紅子の商品も使いこなせます。
そして、紅子の貫禄は、母親として見習いたい。
「~でござんすね」という紅子のセリフも時代劇みたいで、けっこう気に入っています。
「こうなりたいイメージの人物」に、銭天堂の紅子も加わり、レパートリーが増えました。
そういえば、コナンの青山さんも「子どもは大人が好きなものを見たがるから、大人向けに漫画を描いている」と言っていました。
コナンファンは、「コナンを読んでいたらいつの間にか大人になってしまった」方が多いので大人も子どもも楽しめるのが魅力です。
たしかに、私も子どものころ、横溝正史の金田一シリーズを母と一緒に見ていて、「この小柄な女性にこんな犯行は無理!」と突っ込みを入れていたら、母親に「うるさい、静かにして」と怒られながら探偵気分に浸っていた頃が懐かしいです。
小6の娘は、「今年のコナン映画は、難しい!」と言っていましたが、娘は歴史好きではないので人物名が??だったのかもしれません。
ちなみに、私は「沖田くんが可愛い」と喜んでいました。
娘は、今年から歴史が始まるので、「興味を持った人物について調べ学習でもしてみたら」と勧めています。
私は、書店に山積みになっている本が気になって仕方がないのですが、自分の働いたお金を自分にとって価値あるものに使いたいと思います。
巷では、「リアルな本屋さんがつぶれて悲しい」という地域もあるようです。
私の行きつけの本屋さんは、ショッピングモール内なのでいつも人が多いですし、私は書店に寄ったら必ず買う人です。
借りた方がお金はかかりませんが、何度も読みかえしたい場面やフレーズもあり、そばに置いておきたい本や漫画もあります。
以前、息子の漢字のテストを見ていて、「無粋って言葉だけどさ、コナンの80巻あたりで、沖矢昴が灰原哀に『そんな無粋な真似はできませんよ』って言うよね?」と言うと「うるさい、このオタク!」と不気味がられました、、、。
私は子どものころから、小説や漫画と読む中で、難解な言葉も「あのセリフじゃん!」と特に意識せずに覚えてきました。
特に漫画や映画だとイメージが鮮明なので、より一層忘れないのでよい方法だと思っているのですが、、。
たとえ、オタクと言われても、本や漫画や映画から、生き方のヒントを得られる感性を持ち続けていたいです。
表紙が可愛くて即決です。
東野圭吾さんと青山さんの対談、おふたりの会話が興味深く、「さすが長く活躍されている方は人とのかかわりも大事にされているな」と納得しました。
最近のミステリー作家についての情報源としても使えます。
サイコホラーに「共依存」はよく登場しますが、たとえ身内でも「人間関係の距離感は大事」だと気付かされます、、。
私は「変な家」より、「変な絵」が好きです。
「変な家」は、古典的なミステリーという印象で、ミステリ好きなら、自分の予想を確認していく感覚で、一気読みしてしまいます、、。
映画で見ましたが時間があれば小説も読みたいです。
「どんなに辛くても支えになってくれる人たちもいる」という、救いがある話が好きです。
小池真理子さんの作品の中でも、お気に入りです。
女性作家ならではの怖い話が魅力です。
短い話に恐怖をぎゅっと詰め込んだ感じで、ホラー好きにはぜひ読んで頂きたい。
表紙の絵も中身の不気味さを表しています、、。