夏ですね!浴衣を見ると思い出す、我が家が体験した怖い話。
2年に渡る話なので長文のため分けて書いてます
第一話&最初からはこちら→本当にあった怖い話。その1
前回のお話はこちら→本当にあった怖い話。その2
意外と反響があってビックリしています
ノンフィクションなので幽霊どーん!って感じじゃないのですが、まさかの展開にゾッとすると思いますのでお楽しみに
それでは参ります
本当にあった怖い話。その3をお楽しみください
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「お兄ちゃんが赤ちゃん連れて行くって言ってた」
過去にお腹の赤ちゃんが嫌いってお兄ちゃんが言っていたので、幽霊は生命力の強い胎児には勝てないんだと思っていた。勝手に。
だからこの言葉を聞いた時の絶望感というか、母親として何も出来なかった自分が情けなくて悔しくて涙が止まらなかった。
当時のメモ↓
赤ちゃんを連れて行くと言われたようだ。
この発言はお兄ちゃんから私への宣戦布告だろうか。
それからもお兄ちゃんは長男にしつこく付きまとっていた。長男もまんざらでもないみたいで、絵の中にお兄ちゃんらしき人物が書かれていることもあった。
私はあの発言と胎児一人を亡くして鬱っぽくなり、誰に何を頼れば良いのかわからず霊能者を調べまくっていた。笑
(どれも嘘っぽくて結局頼まなかった)
仕事してなかったら私、壊れてたんじゃないかな。今思うと幽霊に流産させるような、そんな力があるとは思えない。もしかしたらお兄ちゃんの狙いは精神的に私を追い詰めることだったのかもしれない。
最初のお兄ちゃん発言から一年半。長男4歳半。
家族が増えるので家を建てることになり、住んでいた地域を離れることになった。もちろんあの保育園も。
残ってくれたお腹の子をちゃんと産もう!と流産から立ち直った私は、半年ぶりに長男とお兄ちゃんについて話をした。
◯まだお兄ちゃんと遊んでいるならサヨナラすること
◯引越し先についてこないでって言うこと
◯嘘をつかず、ちゃんとお別れすること
長男は少し寂しそうだったが、また赤ちゃんを連れて行かれたら嫌でしょ?と言うと納得したようだった。
数日後、ちゃんと話をしたのか聞いてみると
「すごい泣いて怒ってた。寂しいって言ってた」
とお兄ちゃんの様子を教えてくれた。
それを聞いて、やっと離れられる!!と内心喜んだのを覚えてる。
そして引越し当日、長男は実家へ預けて引越しを行った。
私を嫌っているようなので、長男さえその場に居なければついて来ないだろうと思ったから。
その日のうちに引越しは終了し、これでやっと終わったと思った。
次回→→→