連載性春小説  碧いラフレシアの花 -96ページ目

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


「寒いなぁー。」


TAKAが手をすり合わせた。



「うん、今日雪が降るみたいよ。TAKAちゃんライブハウスのイベント今日来る?」


乱人君がお茶を勧めた。


緑茶をすすりながらTAKAが「いや、暇だけどやめとく。」と言った。


「何で?」



「昨日歩いていたら中学生にこうもり傘で突かれて、よっ!ジャンキープロデューサー!とかおちょくられた。当分俺は自粛しておくよ。」


「いやぁ。TAKAちゃん。それでもTAKAちゃんには前科ないし、才能あるからまた、時間の問題でまた軌道に乗ると思うよ。」


「真帆の漫画のせいで散々だ。」


「まあ、いいじゃない。ただの女向けの漫画なんだから。」


「女性票が減った。」




乱人君が苦笑しながら「何か俺、キャラも隅の方にいたよ。髪型とか完全コピーで懐かしかった。俺じゃん・・って思った。」と言った。


「お前キャラは女主人公に体売らせて貢がせたり、妊娠したスタイリストを捨てたりしないだろ。これから全国規模で嫌われるのは俺だ。」


「ああ・・そういえば・・そういうことも・・。」と乱人君が苦笑した。





まあ・・嘘は描いてないよなぁ・・・と乱人君は頭を掻いた。




「何がワタシの生きざまを描いた自伝漫画だ・・・。あいつは覚醒剤で前科ができたから失うものはどうせないんだ。事件後のほうが売れてるみたいだぜ。俺の株価が大暴落だ。」


「いやぁ・・。TAKAちゃん。もう違う女と人生やり直して・・・。」












「TAKAちゃん大丈夫?」



乱人君が心配そうに尋ねた。



「ああ、なんとか大丈夫だよ。」


TAKAが気弱そうに答えた。




「真帆さんのことは何と言っていいか分からないけど・・・。TAKAちゃんは才能あるから何とでもやっていけるよ。昔一緒にバンドをやったじゃないか。TAKAちゃんはパワーあるから大丈夫だよ。」



「パワー・・・?ないない。もうすでに俺はギャグらしいよ。」



乱人君は昨日喫茶店で読んだ真帆のレディースコミックを思い出した。


乱人君さえも大麻臭を隠すために線香を炊いて集合住宅の労働者の親父に嫌われるTAKAキャラを見て笑ってしまったのだ・・・。



「あのマンガははさぁ・・気の毒だけどさぁ。」


「お前顔が笑ってるぞ。」


「そんなことないよぉ。」


「冷たいやつだな。」


「いや・・。その・・深刻にならなくてある意味よかったかもよ。」


「俺はプロデューサーとしては3文安になった。あいつのせいだ。」


「いや、覚醒剤で捕まったのは奥さんで、TAKAちゃんじゃないでしょ。」


「捕まった奴よりも笑われている。」



乱人君は微笑みながら


「いや、TAKAちゃんは一生分もう稼いだから・・・。」と言った。



「え?稼いだから喫茶店のオヤジでもやれって・・?」


「いや、そうじゃなくて、もう成り行きに任せても何とかなるよ。」


「何とかなんかならないよ。」



TAKAが「あのへんなレディスコミック連載を辞めさせたい・・。」と言った。


「真帆さんもすんごい企画に乗ったよね。」


「自伝連載辞めろって電話で文句言ったら、これで売れたらまた連載中止になった少女漫画も復活連載できるんだってさ。」


「まあ、いいじゃない。TAKAちゃんキャラ満載で・・。」


「よくないよ。ひどい男として描かれてる。商売あがったりだ。」


「まあ、あんなものだったんじゃない?」


乱人君が茶化したように言った。

私はあんまり東洋的な精神的世界には詳しくない。


最近好きで調べてるけれど。



だから書いてることが学術的に本当かどうかとか責任持てんよ(笑)。どっかの先生のコピーとかだから先生に意見しておくれよ(笑)。


あと秘教的なことって結局はまあ、当事者しか分からないんでないか・・結局のところ。口述が多いんだと思うし、インドだったらアウトカーストの連中がやるからますます真相は分からない。



ネットで後期タントラ仏教読んでたら気持ち悪くなった。ここまで仏教がインドで堕落しまくったのは最後に仏教の存続をかけてヒンドゥータントラ化したからだとか・・・(本当かどうかは知らんよ・・。)



人肉喰うのはダキニ天あたりからか・・・。文字通りやる馬鹿がいるかい。何か今アメリカでやったら150年刑とか喰らいそう。


この流れでチベット仏教も堕落したんだけど、アティーシャという高僧をインドから呼んで、チベット仏教の立て直しが起こる。


アティーシャの話はダライラマが書いた昔のタイで出版された本を近所のチベット寺で買って読んだことがある。


お釈迦様みたいに王子様で、美少年で有名だったが出家しちゃう実在の人物。