碧いラフレシアの花 その868 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

「結局私を捨てて自分たちのことばかり。家族だと思っていたのに薄情!」


真帆が泣きながら怒り出した。



「お前こそ自分の事ばかり。お前が俺に与えたストレスの量とか考えたことがあるか?」


TAKAがむっとしながら離婚届けを突きだした。



「そうだよ。あんたがぽしゃった今、TAKAちゃんしか絵里奈を養える人はいないね。」


お母さんが続けて言った。



「不動産とかあるじゃんよ。私よりも貧乏な人でも子育てしてる人はいっぱいいるよ。」


真帆が言い返した。



「母親が覚醒剤じゃ、絵里奈もいい迷惑だろうね。別に今生の別れじゃないんだよ。私がTAKAちゃんと同居しながらいつでも子供には会わせてあげるから。」


「実の娘よりも婿養子のほうが好きだなんて信じられない。TAKAに女ができて路頭に迷っても私をあてにしないでよ。お母さんなんか知らないからね。」


「絵里奈のモデル業を再開して、私がマネージャーになるから別にお前は当てにしてないよ。」




そうお母さんが言った後



真帆は激しい怒りが湧いてきた。



そしてそれを抑えることが



もはや不可能になった。