茅ヶ崎ものがたり その10 K君のかーちゃんはパチプロ(80年代初め) | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

K君という子がいた。


今でいう学習障害ではないかと思うが、性格はよく特にいじめられたりはしていなかった。



中学生になってK君が学校を休みがちになった。


先生が事情を聞いたところ


K君は学校に行きたいが


お母さんが行かせてくれないと言う。



K君の家は母子家庭で


K君のお母さんはパチプロだった。



パチンコ中に小さいきょうだいの面倒を見る人が必要で


それでK君がベビーシッターとして家にいるんだという。



先生がお母さんにおこったところ


お母さんが「うるさいわね。口出ししないでよっ!」みたいに先生に切れたそうだ。





その後K君が学校に出てきて


「お母さんがパチンコで家を買ったんだ。」と嬉しそうに話していた。